エネルギー分散投資の俺的心得です。
どういうこと？
人間関係において、同じショックを与えても、
・軽くその場だけのストレスで済む人
・多大なストレスを感じてあとに引きずってしまう人
このように、人によってかかるストレス度合いが異なるのはなぜか？
なぜあの人は楽々と乗り越えているのに、自分は眠れない夜を過ごすのか？
その答えのうちの一つを示します。
人間関係や職場で常にあれこれ悩みを抱えがちな人向けの投稿です。もとより悩みが少ない人は、よりストレスフリーな発想を得られる投稿でもあると思います。
今回はコミュニケーションの小手先テクニックでなく、そもそも論的な発想で対処法のヒントをご提案します。俺が過去に自分自身で辛かったのを乗り越えることができた経験を基に本投稿を作成し、ブログ記事としてシェアします。
メンタル版・卵は一つのカゴに盛るな、理論
本理論は、
・卵＝あなたのメンタル、あなたのエネルギー、労力、時間、情熱
・カゴ＝卵を置いておく、あなたの居場所
この卵とカゴを、自分の人生に見立てた、たとえ話です。
カゴは、あなたの居場所として、複数の観点から定義できます。
・物理的な場所
⇒家の中、学校の教室、職場の喫煙室など
・社会的な場所
⇒家庭、友人関係、サークル、勤め先そのものなど
・精神的な場所
⇒目指す目標、チャレンジ、勉強、コンサート、趣味、など心の拠り所
上記のようにカゴの種類はたくさんあるんですが、あなたの卵を、このうち一つのカゴに全部入れちゃうと、後が大変なので、エネルギーを分散投資しましょうって話です。
一つのカゴに卵を全部盛るとどうなるか？
一つのカゴに卵を全部盛ると、そのカゴが揺れたとき（その場所で、ショックがあなたに与えられたとき）、あなたの卵の多くが壊れてしまいます。その結果あなたが受けるストレスの量は多くなり、傷が癒えるのにも時間がかかります。
ストレスがある状態でその場所に居続けると新たな問題が起こり、再びカゴが揺れて卵が割れる、という悪循環にもなってしまいます。
一方で、カゴが揺れたとき、そのカゴにあまり卵を置いていない（つまり他のカゴに分散して卵を入れている）人は、割れる卵の数があなたよりずっと少なく済みます。その結果その人が受けるダメージは小さく、治るのも早いため「切り替えの早い人」なんて周りから評されたりします。
分析し、分散投資を開始する
あなたが（以前の俺と同じく）ストレスフルな人生を歩んでいるのであれば、この「メンタル版・卵は一つのカゴに盛るな、理論」を実践しましょう。
まずは分析を行います。あなたには何個のカゴがあるか？カゴの数が少なければ少ないほど、それぞれのカゴから得るダメージが大きいはずです。自身が持つカゴの数を知るには、以下のような自問自答が有効です。
・収入源はいくつ？（ふつう一つですが）
・サークルのようなものにいくつ参加しているか？
・習い事のようなものはいくつあるか？
・地域の人間関係（学校、自治会、ご近所など）はいくつある？
・関心ごと（趣味、興味、目標）はいくつ？
・SNSはいくつやっているか？
・友人は何人いるか？趣味友は何人いるか？
次に、特にあなたがダメージを受けているカゴにある卵の数を減らすための分散投資を行います。やり方は簡単で、単にこのカゴを増やすだけです。
参加が簡単なカゴ（趣味を増やす、習い事に行く、SNSを始めてみる、など）から増やし、卵の分散を始めます。
ただしカゴは失いやすい（飽きやすい）ので、新規に増やすのが難しいタイプのカゴ（かけもちでアルバイトをしてみる、ゴルフなど初期投資が必要な趣味を開始する、など）も検討した方が長続きしやすいです。
もしあなたが熱中するカゴを新たに見いだせたら儲けものです。
その頃には、元の「卵が山盛りだった昔のカゴ」から受けるダメージは相当に減り、悪循環からも抜け出すことができるようになるでしょう。
※「卵は一つのカゴに盛るな」は、メンタル用語ではありません。具体的に何の用語なのかをここに書いて、本来正しい用法での「卵は一つのカゴに盛るな」で検索された方の邪魔になるといけないので詳細は記しません。ご存じでない方はコチラ（新しいタブでGoogle検索を開きます）ご存じでなくても本投稿は読みやすいように書いていますが、ざっと見渡して概要を掴んでおくと雑学的にもプラスだと思いますので、良ければ見てみてください。
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以上です。
俺は学生のとき、このカゴが４つぐらいしかありませんでした。当時の俺の卵は割れまくり、新たなカゴを求めて家出してしまったこともあります。こんな極端な結果になる前に、あなたにはどうにかストレスに冷静な対処をしてほしいです。
あなたの１００個ある卵を、どのカゴに分けて入れるか？戦略を立てて各コミュニティに臨み、卵が割れる数を減らすことでストレスを受けにくくし、より大きな成果を得ていただければ幸いです。
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