宮城県内では12月22日、新たに仙台市で21人、登米市で8人、大崎市、石巻市、利府町で各3人、塩釜市で2人、白石市で1人の、合わせて41人の新型コロナウイルス感染が確認されました。年代別の内訳は、20代13人、30代6人、40代2人、50代5人、60代7人、70代2人、80代5人、90代1人の、計41人です。

登米市の40代から90代の男女5人と石巻市の60代と70代の女性の、合わせて7人は、これまでに2人の感染が確認されている登米市内の高齢者施設に滞在歴があり、この施設での感染者が9人となったことから、宮城県はこの高齢者施設でクラスター(感染者の集団)が発生したとしています。宮城県内では44施設目のクラスターとなります。県によりますと、この施設では、職員が食事中にマスクを着用しないまま会話をしたり、職員間の健康管理に関して対応が不十分な点がみられたということです。

宮城県内の感染者の累計は、1822人となりました。

宮城県によりますと、22日午後3時時点で、県内の医療機関に入院している患者は102人で、重症者の数は6人となっています。174床確保されている病床の約59%が埋まっている状態となっていますが、そのほかに入院・療養先調整中が137人、ホテル療養中92人、自宅療養中が39人となっています。