いま話題のこたつ記事を量産しているメディアにいる者だけど、メディアを運用するとすべてのメディアはこたつ記事に行き着くってことがわかるよ。
最初はどこもイキッて「うちはちゃんと取材して記事を作る」って意気込むけど、最終的にこたつ記事をやらざるを得ないわけよ。
たとえばバズフィードだって最初はきちんと作り込んだ記事を作っていたけど、今じゃユニクロのこれがすごい、ローソンのこれがすごい、みたいな記事ばっかりでしょ?
それに読者は「面白い」ものよりも「知っている」ものを好む。発想が面白いものや考えさせられるものよりも、知っている芸能人の話題や知っているコンビニの新商品の記事の方がはるかに反応がいい。
メディアをやってみるとそれがはっきりと数字でわかるのでポリシーを変えざるを得ない。だって、読者はそれを求めているっていうエビデンスが提示されるんだから。
企業の紐付きでやってたオウンドメディアなんて見る影もないでしょ? 残っているところはリスティクル記事でお茶を濁しているところだけ。
一時期、ライターが顔出ししてどこかに取材に行くような記事けっこうあったけど、いまぜんぜんないでしょ?
あれも結局コストがかかるわりにはリターンが少ないんで割りに合わないからやめるのよ。
だって打ち合わせ、撮影、執筆をやるとなると、1ヶ月強はかかるわけよ。
ライターにいくら払われているか知っている? 一時期イキッていたWebライターたちが単価を上げたので、一本20万とか取るわけよ。
それでリリースしてみて数千PV、よくて数万PVぐらいしか取れないの。これじゃ大赤字。
それよりもこたつ記事を1日10本とかリリースしたらすぐに数万PVいくの。
メディア側からしたら、どんな1PVも等しく同じ価値を持っている。
だってPV数で広告収入やスポンサード記事の単価が決まってくるからね。
だからどのメディアも煽りタイトルやページ分割をやり始める。たとえば3ページに分割するだけで簡単に月間PV数は数倍になる。PVをKPIにされてる担当者がやらないはずないよね。
それにどんどんテキストコンテンツの価値は相対的に下がってきている。各種動画配信サービスやYouTube、ゲームに押されてはっきり言って風前の灯。
そんなときに数字も取れないし、金も時間もかかる記事を作ろうと判断する人はいない。星野源のインスタグラムが更新、ハライチ岩井がラジオで苦言、みたいな記事をささっと作ってPVを稼ぐしかない。
朝日新聞さんは不動産収入があるんでまだ余裕あるんだろうね。でも純粋にメディアでマネタイズしなきゃいけないところはこたつ記事で煽るしか生き残る道はないのよ。はっきり言って。
バズフィードに関しては逆だぞ。 「バズ」と名乗っていることからも分かるように、 もともとバズ狙いのくだらねーGIF画像とか 「○○のための10の方法」みたいなクソまとめ記事を量産...
新参さん? 初期のバズフィードがどんだけイキッてたのか知らないのね。
バズフィードがアメリカのウェブサイトであることも知らなさそう
どういうこと?
そういうこと!
本家アメリカのバズフィードはクソみたいな記事のまとめサイトだったのよ。 それを日本側がブランド買ったときに、クソ記事まとめと一緒にきっちりしたジャーナリズムもやるという...
特定した
だれだってしってるけど。
「だれだって」とは?
ここ増田に集まるようなヘッズたちには常識。
みんな貧乏が悪い。
そもそも雑誌からして実売ではなく広告でマネタイズしていたはず。 それが立ち行かなくなったのは大金を払う広告主がいなくなったから。 大金を払う広告主がいなくなったのは景気が...
全然違う、雑誌広告が無くなったのは単にネット広告に移ったから 今はマスメディアを使うよりネットでバズった方が売れる
どういうこと?
お前は死ぬ
朝日新聞の記事も有料にするしかないって結論だったよね。
それって2chまとめサイトとか、転載アフェリエイトブログと何が違うんだろう?
なにも違わんw
どういうこと?
取材せずに、ネットの情報を元に書いた、こたつ記事の究極系は、2chコピペブログとかってこと。 こたつ記事を乱発するメディアは、コピペアフェリエイトブログとほぼ同じじゃんみた...
こたつ記事ってこれのこと? https://magazine.cainz.com/article/24318
どういうこと?