明治神宮では、東京都の年末年始の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を熟慮し、大晦日から元旦にかけての終夜開門を自粛し、大晦日は16:00に閉門することと致しました。なお、すでに境内ではさまざまな感染防止策を取っておりますが、初詣にあたって参拝路の規制をはじめ、さらなる対策を講じます。皆様には「分散参拝」のご協力をお願い致します。

 

 

【開閉門時間】

 

          開門      閉門 

  

31日     6:40 ~ 16:00 

 

元日      6:00 ~ 18:30頃 

 

2日・3日   6:40 ~ 18:00頃  

 

4日      6:40 ~ 17:30頃  

 

5日以降    6:40 ~ 16:20

 

 

※大晦日は閉門します。

 

※1月の開門時間は、6:40ですが、元日は6:00に開門します。ただし、縁起物やおふだ・お守り、おみくじが受けられるのは6:30からとなります。また、閉門時間は状況により変更する場合があります。

 

※例年、三が日の10:00以降の時間帯は混みあいます。分散参拝にご協力をお願いします。

 

今後の感染状況等の最新情報に基づき、対策を変更することがあります。

 

 

 

【参拝のみなさまへのお願い】

 

次の事項に該当する方はご参拝をご遠慮ください

 

・37.5度以上の発熱や咳、咽頭痛等の症状がある方

 

・原則マスクの着用、咳エチケットに協力いただけない方

 

・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方

 

・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方

 

 

 

【境内・授与所における対策】

 

・参道での“密” を避けるため、参拝路を規制すると共に、前後左右の人との間隔をあけていただくよう看板を設置、参道と御社殿前の石畳上に目安となる表示をします

 

・流水式特設の手水所を増設します

 

・授与所(おふだ・お守り・おみくじ・御朱印等)は、例年の御本殿付近ではなく、参拝を済まされ人混みが少しでも緩和された原宿、代々木方面は参拝者駐車場(明治神宮会館前)、参宮橋方面は西参道芝地に特設します

 

・授与所では、参拝者がお守りなどに直接手に触れぬようケースに防護パネルを取り付け、おふだやお守りの見本・看板を充実させ、授与時間の短縮を図ります

 

・対面での飛沫防止対策をします

 

・各所の消毒、清掃、換気を徹底します

 

・飲食を伴う店舗の出店はありません

 

 

 

【祈願祭での対策】(元旦より2月末まで)

 

・受付、待合所、神楽殿内願主席の消毒、清掃、換気を徹底します

 

・祈願祭の参列者は、一件につき最大5名までに制限します

 

・通常は30分ごとにとり行っておりましたが、準備が整い次第随時ご案内します

 

・巫女による神楽舞の奉奏を取り止めて、時間短縮を図ります

 

・神酒直会は行いません

 

 

 

【職員・関係者の対策】

 

・マスクの着用、手洗い・うがい、出勤前の検温等健康状態の確認を徹底しています

 

・発熱や風邪等の症状がある場合は、出勤を停止します

 

 

 

明治神宮では、東京都の年末年始の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に鑑み、大晦日から元旦にかけて終夜の開門を自粛いたします。

 

31日大晦日は16:00に閉門いたします。

 

元日以降の開閉門時間および詳細については、追ってお知らせいたします。

 

 

12月31日14時より、大祓(おおはらえ)を第三鳥居前の祓舎で行います。

 

今年は新型コロナウイルス感染予防のため、参列はご遠慮いただきますのでご了承ください。

 

大祓は、人が知らず知らずのうちに犯した罪や穢(けがれ)を祓い、災厄を避ける儀式です。

清々しく新しい年が迎えられるよう、心をこめて執り行います。

 

 年末年始のご祈願は混雑が予想されます。新型コロナ感染防止対策として、12月26日(土)~2月28日(日)まで、以下の通りご案内いたします。

 ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

・ご祈願の受付は、午前9時から午後4時20分まで承っております。

 年始は受付時間を延長することがございます。

 

・発熱など体調がすぐれない方は昇殿をお控えください。

 

・マスクの着用をお願いします。

 

・各所設置の消毒液(弱酸性次亜塩素酸水)にて手指の消毒をお願いします。

 

・神楽殿内にお入りになる人数を制限させていただくことがあります。

 なお、令和3年1月1日以降は、代表者様を含め5名までに制限します。

 神楽殿内の“密”を避けるため、なるべく少人数でお越しください。

 

・待合所やご祈願をお受けになる際は、他の方との距離をとってお座りいただき、会話を控えるなど感染防止にご協力ください。

 

・神楽殿内に滞在する時間を短縮するため次第を変更し、巫女による神楽舞奉納は取りやめ、「金幣の儀」は「お鈴の儀」にし、神酒直会(みきなおらい)は行いません。

 

※神楽殿内の換気を十分にするため、扉、窓を終日開放しています。

 

※職員による定期的な清掃・除菌作業を実施しています。

 

※今後、状況によりご案内方法を変更する場合があります。

 

 

明治神宮ミュージアムは、12月7日(月)~12月18日(金)までの期間、展示替えのため全館休館とさせていただきます。

 

12月19日(土)から「宮廷文化の優美」を開催いたします。

 

「宮廷文化の優美」

 

 

 

明治神宮では、平成23年より「鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査」を行い、委員会を開催して明治神宮の杜のあり方について調査し、意見を交わしてきました。

 

鎮座百年を期して、これまでの調査と意見を踏まえ、明治神宮より「杜からのメッセージ」を発信いたします。

 

 

杜からのメッセージ

 

~はじめの百年。これからの千年。まごころを継ぐ永遠の杜をめざして~

 

 令和2年11月1日、明治神宮は「鎮座百年」を迎えました。世界有数の大都市・東京の真ん中に広がる東京ドーム15個分の「神宮の杜」は、100年前、全国各地からの献木10万本と、全国の青年ボランティア11万人の奉仕でつくられました。

 

 神宮の杜は最初から、自然の生長により「永遠の杜」となるよう計画されたのです。

 『明治神宮御境内林苑計画書』には、植栽直後、50年、100年、150年後と杜の成長を4段階で予想した林相の「遷移予想図」があり、これまで2度の「境内総合調査」によって順調に生長していることが確認されています。特に鎮座五十年につづくこのたびの「鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査」では、生物多様性の維持が地球的課題であることを踏まえ、東京都心の貴重な大規模緑地でもある神宮の杜と境内の生きものたちの実態を詳細に解明し、都市環境への大きな貢献を再確認いたしました。

 

 鎮座百年の杜の生きものたちは、現在、樹木約36,000本を含むシダ植物等1,043種、野鳥133種を含む動物1,797種その他で、合計して187目684科2,008属2,840種が確認されました。

 なお毎木調査は、1924(大正13)年、1934(昭和9)年、1970(昭和45)年、2011(平成23)年の4回実施しており、70万㎡規模で同一場所の継続調査は世界初の学術的成果と高い評価を得ています。また、野鳥の定期観察会は1947(昭和22)年からずっと続けられ、それだけでも評価されていますが、鳥類の種類の変化と林相の変化を対照すると、その相関から林苑のあり方が予見されます。これからも「永遠の杜」を目指すために『鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査報告書』の分析を深めると共に、今後の杜の生きものの経年変化を継続的に調査してまいります。神宮の杜の保全に皆様のご理解をお願いしたいと思います。

 

 神宮の杜の保全方針は創建時より一貫しています。

 

「自然との共生」と「生命の循環」を守り抜くことです。

 

 樹木たちは生長し、落葉は土に戻り、腐葉土として生物をはぐくみ、発芽条件を満たし、また次の生命を再生します。動植物から微生物にいたるすべての生命は、太陽の恵みと人々の愛情に支えられ、豊かな生態系(エコシステム)を完成し、都市圧、環境圧に耐えて「永遠の杜」に向かって歩み続けています。

 

 生命体としての地球や人類の歴史を見れば、100年はほんの一瞬のことでしょうが、この100年の間に、戦争や災害などを経ながらも技術の発展は目覚ましく、人々の生活は一変しました。

 しかしこの杜の中では、毎年、毎月、毎日の祭事が折り目正しく繰り返され、人々の祈りの場を大切に守ってきました。いまや、日本中はもちろん世界各国から大勢の人々が訪れています。国民のみなさんの鎮守の杜であり、海外の来訪者も心の底からの安らぎを覚えるからでしょう。

 

 神宮の杜は、人種や文化を超え、世界中の人々の「自然共生社会」への希望を実感する杜であり続けたいと願っています。

 

 

■ 明治神宮鎮座百年大祭が執り行われました

 

 令和2年11月1日、明治神宮は鎮座して百年の節目を迎え、10月31日から11月4日の5日間、鎮座百年大祭が厳かに行われました。鎮座百年祭を奉祝する奉納行事のうち、賑々しい行事は新型コロナウイルス感染防止のために中止いたしましたが、祭典は厳粛に行われました。

 11月1日鎮座百年祭には、皇嗣職宮務官長・石井裕晶氏、神社本庁統理・鷹司尚武氏、神宮大宮司・小松揮世久氏をはじめ明治神宮名誉宮司・外山勝志氏、同責任役員・総代、内閣官房長官・加藤勝信氏、関係者ら約400人が参列しました。本来であれば1000人以上の関係者にご案内し、社殿内で祭典の様子を間近に拝しながら参列していただくところを、最小限のご案内にとどめさせていただきました。

 また鎮座百年を記念して明治天皇御製「うつせみの代々木の里はしづかにて都のほかのここちこそすれ」に作曲・振付けした新作の「常久(とこしへ)の舞」が奉奏され、鎮座百年を静かに祈りました。

 

 

■ 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下が御参拝

 

 

 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下が明治神宮鎮座百年祭にあたり、10月28日に御参拝になりました。南神門に到着されると、網谷権宮司の御先導のもと内拝殿へとお進みになり、内拝殿からは中島宮司が御先導し、玉串を奉り拝礼されました。

 10年前の鎮座九十年祭には関係者約750人が拝殿前と南神門前で奉送迎しましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関係者へのご案内は差し控え、神社本庁統理・鷹司尚武氏、明治神宮名誉宮司・外山勝志氏、明治神宮責任役員・総代あわせて13人が参列し、奉送迎いたしました。

 

 

 

 

 鎮座百年大祭奉祝奉納行事は、感染症対策によって、例年行っている特設舞台での奉納はすべて外拝殿で行われ、陪観をご遠慮いただき、3日の例祭日に毎年多くの人で賑わっている西芝地の行事は、西参道を閉鎖し、拝観者なしで奉納された行事の一部を、明治神宮の公式YouTubeチャンネルにて公開しております。ぜひご覧ください。

 

三曲

 

邦楽・邦舞

 

合気道演武

 

古武道大会

 

百手式

 

流鏑馬

 

 

 鎮座百年祭を記念して、久石譲氏に作曲していただいた「Prayers」(祈り)および、境内総合調査記録映像「明治神宮の森の生きものたち」を、明治神宮公式YouTubeチャンネルで、動画を公開しました。

 

 

久石譲 作曲 明治神宮鎮座百年祭記念曲 「Prayers」

 

 

「明治神宮の森の生きものたち」 鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査記録映像

 

 

どうぞご視聴ください。

 

 

■ 明治神宮が重要文化財に

 

 

 文化審議会は10月16日、明治神宮の本殿を含む36棟を、重要文化財に指定するよう、文部科学大臣に答申しました。

 

 明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社として大正9年に鎮座し、昭和20年に空襲で本殿ほかを焼失しましたが、同33年に再建されました。

 

 

 社殿再建の際、焼失を免れた社殿を生かしつつ、内拝殿での祭式が見通せる外拝殿の形態など、参拝の便を図りつつ、大規模な社殿群を、優秀かつ特徴的な意匠でまとめ、戦後日本にふさわしい神社を目指した建築群として価値が高いと評価されました。

 

 本年は鎮座百年の節目の年にもあたります。ぜひご参拝ください。

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご参拝の皆様の安全を考慮し、下記の対応を実施しております。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

開閉門について

 

開閉門時刻については、平常通りです。

 

 

手水舎について

 

手水舎では、柄杓(ひしゃく)を撤去しております。流水の臨時手水所を設けておりますので、そちらにてお清めください。

 

 

授与所・御朱印について

 

授与所の職員はアルコール消毒を徹底の上、マスク着用して応対しております。

各授与所に、消毒液(弱酸性次亜塩素酸水)を設置しておりますので、ご使用ください。

御朱印は、書置きの紙朱印と新規の御朱印帳のみ承っております。

 

 

ご祈願について

 

ご祈願の受付は、午前9時から午後4時20分まで神楽殿にて承っております。

神楽殿内は、換気を徹底しています。

ご祈願をお受けの際は、周りの方と間隔をあけてお座りいただくようお願いしております。

 

休日のご祈願については、下記をご覧ください。

詳細はこちら

 

各施設について

 

御苑については、午前9時から午後5時(入苑は4時30分)まで拝観できます。

 

杜のテラス、フォレストテラス明治神宮(軽食やレストラン、売店)については営業しております。 

 

 

なお、今後の状況により再度変更する場合がありますのでご了承ください。

 

「神宮の杜芸術祝祭」祭る。祈る。創る。

  -持続可能な自然と芸術文化- 

 

 日本博主催・明治神宮鎮座百年祭連携事業として「神宮の杜芸術祝祭」が開幕致しました。令和2年3月20日から令和3年3月31日までの約1年間、 明治神宮の杜を舞台にさまざまな芸術・文化プログラムが開催されます。 

 オープニングプロジェクトとして下記のプログラムを開催中です。

 

 

 

 

神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」 

東北被災地復興支援「サンクスフラワー・プロジェクト」展

 

詳細は公式ホームページをご覧ください

https://jingu-artfest.jp/