建設発生土と廃棄EPSの積層・混合軽量裏込め材としての再資源化に関する研究 Recycle as laminating and mixed lightweight backfill material of both marginal soils and EPS wastes

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抄録

都市開発や地下利用により生じる建設発生土、生活・産業廃棄物の代表格である廃棄EPSは、処分場確保の制約等の問題を抱えており、共に再利用技術の開発が急務となっている。本研究では、減容廃棄EPSの軽量性に注目し、これと建設発生土を積層・混合して、積層地盤載荷実験を実施する。また、有限差分法を使用した応力解析結果とクーロンの土圧計算結果を用いて、擁壁の安定計算を行うことで擁壁の矩体削減率を求める。このような手順を踏んで、これらが軽量裏込め材として再資源化可能か検討することを目的とする。そして、擁壁は積層・混合裏込め材、双方とも5割前後削減可能という結果を得た。

収録刊行物

  • 地盤工学研究発表会 発表講演集

    地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38(0), 637-638, 2003

    公益社団法人 地盤工学会

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