首都圏及び関西圏の主なターミナル駅の利用状況の推移を掲載し、テレワークや時差通勤等により、ピーク時間帯の混雑がどれだけ減少しているかを参考にしていただいております。
鉄道路線ごとの詳細な混雑状況は、各鉄道事業者のホームページ等にてお知らせしております。ご利用の路線についてご確認いただき、できる限り混雑時間帯を避けて乗車されるようお願いします。
新幹線や特急車両などについては、換気装置により換気が行われています。
通勤型車両については、空調装置、窓開け、駅でのドア開放により換気が行われています。その定量的な効果について、公益財団法人鉄道総合技術研究所が研究を進めています。
【鉄道総合技術研究所による研究概要】(令和2年10月現在)
〇窓開けのみによる換気であっても、標準的な通勤型車両(速度約70km/h)において、窓を10cm程度開けて走行した場合、
・空車(乗車率0%)では、車内の空気は概ね5~6分程度で入れ替わる(令和2年6月公表)
・混雑度(乗車率)が高くなった場合であっても、換気量はほぼ変わらない
と試算されています。
〇窓開けに加えて、車内の空調装置(強制換気あり)を併用した場合においては、換気がさらに促進され、車内の空気は概ね2~3分程度で入れ替わる(空車時)と試算されています。
※今後、列車の加減速を考慮した換気効果などについて検討する予定。