こんにちは、かず です。
Oracle APEX ウェブアプリ開発チュートリアルへようこそ!
チュートリアル初回となるこのレッスンでは、Oracle APEX の アプリケーション作成方法について説明します。
なお、Oracle APEX の開発環境が必要ですので、もしまだ作っていない方は ↓ の記事より環境の作成からお願いします。
それではお付き合いのほど、よろしくお願いします。
アプリケーションの作り方
まずはapex.oracle.comに作成したワークスペースにログインしましょう。
ホーム画面の左上にある、「アプリケーション・ビルダー」のアイコンをクリックします。
アプリケーション・ビルダーのホーム画面が表示されますので、「作成」のアイコンをクリックします。
すると、以下の画面が表示されますので、一番左の「新規アプリケーション」のアイコンをクリックします。
ちなみにこのレッスンでは触れませんが、以下の方法でもアプリケーションを作ることができます。
- ファイルから
Excelからアプリケーションが作れます。Excelを利用して表形式で入力している仕組みをウェブアプリ化するような要件の際は使えるかもしれません。 - 生産性アプリケーション
Oracle APEXで作られたサンプルアプリケーションをインストールできます。
さて話を戻します。
以下のページが表示されますので、アプリケーションの名前を入力します。
アプリケーションの名前はお好きなものを入力できますが、今回は、チュートリアルで作るアプリケーションの名前として、
「3時間で作った発注・検収システム」
をアプリケーション名としています(変更OKです)。
なお、アプリの外観を右隣にある、「外観」から選ぶことができます。
最近「目にやさしい」と巷で流行りのダークテーマも選べますので、気に入ったのを選んでください。
また、メニューバーの位置を「ナビゲーション」で変更できます。
なお、ここではデフォルトで選択されている 「Vita – サイドメニュー」で進めます。
テーマやナビゲーションを選びましたら、画面下にある「アプリケーションの作成」をクリックします。
補足として説明しますと、「機能」にあるページをチェックすることで、作成するアプリケーションに機能を自動で追加することができます。
また、「設定」では、認証方式や日付フォーマットの初期値などを設定することができますが、これは今後の説明で関係する箇所を解説していきますので、ここも変更せずに進めてください。
これで初期設定は完了ですので、「アプリケーションの作成」をクリックし、アプリケーションを作成しましょう。
ワークスペースにアプリケーションが作成され、アプリケーションのトップページに移動します。
早速、アプリケーションを動かしてみましょう!
ページ内にある、「アプリケーションの実行」をクリックしてください。
すると、以下のようなログインページが別窓で表示されると思います。
ユーザー名に、Oracle APEX環境作成時に指定したメールアドレス、パスワードにもその際に登録したパスワードを入力し、「サインイン」ボタンをクリックします。
ログインできると、下のような画面が表示されます。
まだページを作成していないので、メニューだけが表示されている状態です。
それでは、アプリケーションのウィンドウに戻り、画面左上の「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
アプリケーション・ビルダーのホーム画面に戻りますので、画面中央あたりを見てください。
すると、以下のように行追加され、先ほど作成したアプリケーションが数字と一緒に表示されていると思います。
このように、Oracle APEXの各アプリケーションには、アプリケーションを識別するためのユニークな番号が振られ、管理されます。
なお、1つのワークスペースに複数のアプリケーションを作ることもできます。その際、以下のように一覧に表示されます。
アプリケーションの複製も簡単にできますので、この仕組みを利用することで、ワークスペース上に同じアプリを「開発」「テスト」「本番」と分けて構築することもできます。
アプリケーションの削除
「間違えて作っちゃった!」とか、「試しで作ったアプリケーションを消したい」場合、画面から簡単に削除することができます。
アプリケーション・ビルダーのアプリケーションの一覧より、コピーしたいアプリケーションをクリックします。
アプリケーションのホームページに移動しますので、画面の右にある、「このアプリケーションの削除」をクリックします。
確認画面が表示されますので、削除してOKであれば、右下の「今すぐ完全に削除」をクリックします。
これでアプリケーションの削除は完了です。
誤って削除してしまった際の対策として、Oracle APEXの機能を使ってバックアップを取ることができます。
これについては、チュートリアルとは別でやり方を紹介します。
まとめ
お疲れ様でした。
今回は 「Oracle APEXのアプリケーションの作成と削除のやり方」について説明しました。
これでOracle APEXのアプリを作るための準備ができましたので、次回から開発に入っていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次のレッスンはこちら!
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