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会話

事前確率、事後確率が低いという理由で無症状者のPCR検査に反対している人達がいます。 PCR検査と同様に事前確率が低く、大規模に行う検査には、がん検診があります。 今回はがん検診とPCR検査を比較することで無症状者に行うPCR検査の有用性について調べました。
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・事後確率について がん検診は非常に低いです。 一方、PCR検査は特異度がほぼ100%ですので高くなります。 ・早期発見、早期治療について がん検診は死亡率を低下させるという明白なエビデンスはありません。 一方、PCR検査は感染者を特定することで感染拡大の防止が期待できます。
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公的に推奨されているがん検診は、ランダム化比較試験などで、がん死亡率の減少が示されています。総死亡だと差が見えにくいので、単一のランダム化比較試験で差が示されたものはごく少数ですが、メタ解析や観察研究で総死亡の差が示されたものはそこそこあります。
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また、「PCR検査は感染者を特定することで感染拡大の防止が期待できます」というのはそうかもしれませんが、一方でPCR検査が感染拡大を防止するという「明白なエビデンス」はいまのところはありません。
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「明白なエビデンスはないけど、合理的な推測に基づいてPCR検査をもっとやろうぜ!」ならわかります(落とし穴に注意は必要ですが)。しかし、がん検診には「総死亡減少の明白なエビデンス」を求めてPCR検査には求めないのはダブルスタンダードのように見えます。
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「福島県で甲状腺がん検診を積極的に行うべきだ」などと主張する論者と比べると、がん検診の限界についてよくご理解されています。ただ、がん検診とPCR検査を、とくに感度・特異度を出して同列におくのはあまり筋がよろしくないと考える次第です。
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それから、「(PCR検査は)感染者の重症化防止の面から有効性は高い」ともありますが、その理由は何でしょう?特異的治療はまだ明確ではないですよね。感染拡大防止ならともかく、PCR検査の感染者の重症化防止の有用性については状況証拠すら乏しいというのが私の認識です。
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返信先: さん, さん
「PCR陽性者が入院先を探している間に死亡した」という事例も報道されたように記憶しています。これはPCR検査を増やしても防げず、むしろ有限のベッドを埋めてしまう側面があります。「PCR検査」ではなく「状態の悪化時にいち早く標準ケアが受けられる医療体制」のほうが大事だと思います。
同時進行でやるべきです。ただ、それは検査とは別の話です。検査できさえすれば自動的に「状態の悪化時にいち早く標準ケアが受けられる医療体制」ができるわけではないです。
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返信先: さん, さん
PCR検査を増やせば軽症のうちに発見できるのですから、有限のベッドを埋めることが少なくなる。なとろむさんはこれに反論できないと思います
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「軽症のうちに発見・介入すれば重症化することが少ない」という、証明されていない前提がおかれています。そういう前提を置くのはいいですが、証明されていないことを承知しておくべきです。
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