今年２月の「福岡市東公園」周辺から御笠川西岸の寺院散策の続き。
「正定寺（しょうじょうじ）」を参拝した後は、御笠川に沿って、西岸に並ぶ寺院を参拝しました。
「正定寺（しょうじょうじ）」を参拝した後は、御笠川に沿って、西岸に並ぶ寺院を参拝しました。
正定寺の様子は、「こちら」。
一つ目の角にあるお寺に立ち寄ってみました。丁度、先日レポした石堂橋のある通りになります。
石堂橋の様子は、「こちら」。
小さ目の山門がありますね。
このお寺は「選擇寺（せんちゃくじ）」。なかなか難しい字を書くんですね(汗)。
中に入り辛かったので、参拝はしませんでした…(汗)。
よって、ネットで検索してみると…。
このお寺は「選擇寺（せんちゃくじ）」。なかなか難しい字を書くんですね(汗)。
中に入り辛かったので、参拝はしませんでした…(汗)。
よって、ネットで検索してみると…。
本願山 選擇寺 （中略） 歴史 天正2年(1574年)行誓覚公和尚により創建・開山されたという。「選擇」の由来は阿弥陀仏四十八願の十八願「悪を取り去り善を選り分ける」によるという。 選擇寺は元文5年に遊女屋が集まった旧柳町-石堂川西岸（旧大浜小学校付近[1]）の旦那寺となり、亡くなった遊女の投げ込み寺となったという。下記の紫陽花忌を参照のこと。 [1]現在の原三信病院南側付近(福岡市博多区下呉服町１０−１５)と思われる。 行事 毎年6月27日13時より 「紫陽花忌」 ※江戸時代末期、19歳で亡くなった、母親思いで信心篤い名妓・雪友の命日。江戸時代から明治初期にかけて亡くなった遊女、580体の無縁仏がまつられているという。詳細は “紫陽花忌”悲しい遊女たちに博多人形を（博多区選擇寺） - ふくおか商店街blog 参照の事。 （中略） 境内の案内板より 木造阿弥陀如来立像 ここ浄土宗の選擇寺は16世紀中頃開かれ、 17世紀には住吉の妙圓寺（みょうえんじ）の末寺となっています。この寺の本尊として祀られているのが、木造阿弥陀如来像です。 この仏像は、高さ119.4cm、檜材を用いた寄木造で、肉身部は漆箔を施し、頭髪と法衣は彩色を行っています。 広めの瞼に前方下方を見つめる彫眼の伏目、円満な顔立ちと頬のふくよかなふくらみ、 浅い彫りで流れるような美しい衣線文、腰部から垂下した衣文で量感のある 上腿を表すなど、優美な象容とすぐれた彫技を示しています。 本仏像は行基の作と伝えられていますが、以上のような特徴から、平安時代後期の作風と彫技を備え、京都や奈良の中央仏師により造られたものと考えられます。この仏像は、本市に数少ない平安時代の仏像彫刻の優品として貴重な文化財です。 (1999年3月 福岡市教育委員会) （お寺めぐりの友HPより）http://www.hakataboy.com/temple/Fukuoka/Fukuoka/SentyakuJI/m.html （お寺めぐりの友HPより）
ここ選擇寺は、亡くなった遊女たちの投げ込み寺だったんですね…。
ここにも悲しい物語があったとは…(涙)。
ここにも悲しい物語があったとは…(涙)。
上記の「“紫陽花忌”悲しい遊女たちに博多人形を（博多区選擇寺） - ふくおか商店街blog」に、詳しく載っていますので、そちらもご覧戴ければと思います…。
そう言えば「石堂橋」の親柱には、「閻魔様」や「五大力さん」が描かれていましたが、
それらは何処に…？
それらは何処に…？
またまたネットで検索すると、ありました。「五大力さん」は「選擇寺」を指すようです。
■選擇寺「五大力祭」 選擇寺の五大力祭は火難・水難・盗難などを防ぐ、と信仰を集め、毎年、博多商人の行事として行われているようです。 あるとき、行基作の五大力菩薩（金剛吼・龍王吼・無畏十力吼・雷電吼・無量力吼の五菩薩）が、とある博多の商家に預けられ、しばらく祀っていたが、「同じ行基作の阿弥陀如来を祀る選擇寺に納めなさい。」との夢告を受け奉納したところ、危うく火災に遭う事態を未然に防ぐことができたという言い伝えがあるそうです。 以来、選擇寺の五大力祭は火難・水難・盗難などを防ぐ、と信仰を集めているようです。 当日の法要は、午前11時と午後１時からで、五大力菩薩の版木で刷られた御札、縁起物の福笹、甘酒の接待などがあるようです。（福岡市博多区役所「博多の魅力」HP）http://hakata-meguri.city.fukuoka.lg.jp/event/detail.php?id=29 （福岡市博多区役所「博多の魅力」HP）
行基作の「五大力菩薩」が、ここ「選擇寺」にあったので、「五大力祭」が執り行われるようになったようですね。
境内をゆっくり見させて戴ければ、良かったなぁと今更ながら後悔している下町おやじでした(涙)。
しかし、ここにもまた、物悲しい物語が…。この辺りは悲しい物語が多いようですね…(涙)。
「選擇寺」の次は、隣にあるお寺に向かいました。
その様子は、また後日。
その様子は、また後日。
本願山 選擇寺（せんちゃくじ）
福岡市博多区中呉服町9-21
福岡市博多区中呉服町9-21
