私がなぜ二次元の巨乳を見てキモイと思うのか

 

燃えたくない

 

平和に生きていたい。そんな自分の些細な夢を自分でぶち壊しに行く。今から女性の胸について書くけど燃えないで。私の記事を見てモノ申したい方がいる方はせめてDMにして。そう思いながら記事を書いていきたいと思います。

当記事は加筆修正を前提としております。誤字、補足、不足等ございましたら訂正いたします。

 

・自己紹介 

 

共感性の高低は個人に依るかと思うのですが、私はかなり感受性が高い類です。

起立性調節障害(OD)とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル

 

私の持病の一つに起立性調節障害というものがあります、発症には様々な要因がありますが、心因性で言うと、殺人現場で女性が悲鳴上げて倒れるやつあるじゃないですか。あれです。俗に貧血というやつですね。鉄欠乏性貧血と分けるために、脳貧血とも呼ばれます。

 

この持病で具体的に人様に迷惑をかけたエピソードで言うと、「地下鉄サリン事件の本を電車内で読んだ結果、サリンで苦しんだ人に共感し、本を閉じた瞬間に気分が悪くなり目の前が暗くなった(車内で倒れはしませんでしたが電車下りてから倒れこんで担架行きでした)」

というのがあります。もちろんいろいろと倒れない対処法はあるので、どうにかしているのですが、やはり共感は結構なストレスになり、動悸、眩暈は起こりやすいです。

 

というわけで、当記事はあくまでも感受性が高い一個人が、何故宇崎ちゃんの胸を見てキモイと思うのかの言語化です。宇崎ちゃんを公共の場から排して欲しいとかは思ってません。

私個人は萌え絵は規制派でも自由推奨派でもないです。これを理解した上での対話は歓迎です。

 

また、感情の言語化は嫌いではないので、悪意のない、私の情動に関する質問は極力答えたいです。繊細ではありますが、他人に伝える努力はしていきたいです。

 

というわけで、当記事は一個人の感想です。燃えないで…

 

 

 

私は先述した通り、外部刺激に関してフィクション、ノンフィクションに関わらず現実の出来事や感情を想起し、共感します。

そもそも創作物の鑑賞というのは、現実にいる人間の制作物であり、心を動かされるときに、自分の経験と照らし合わせることもあるかと思います。

 照らし合わせて、「だから間違ってる」という主張の是非は置いておいて、照らし合わせた結果不快にはなってしまいます。

 

ということで、私はこの宇崎ちゃんを見てなぜキモいかという問題を、二次元の絵としての感じる不快感と、現実世界での問題、両方が合わさって「キモイ」という結論になると推測し、それぞれの何故そう感じるのかを述べていきます。

 

 

 

・萌え絵の問題点

 

宇崎ちゃんのバストサイズ(96センチJカップ)は、一般的な巨乳ではないように私は感じます。

 

では、私の定義する一般的な範囲とはどこなのかと申しますと、

平成の30年間で「バストサイズDカップ以上の割合」が3倍に!その理由とは? | Precious.jp(プレシャス)

 

こちらの記事でIカップ以上は0.1%しかいないという統計がでております。したがってカップ以上は1000人に一人であり、かなり珍しいことがいえます。

 

よって、私の中でIカップ以上が一般的な範囲外の胸と仮定しますが、重要なのは一般的な範囲外の胸=異常、おかしい、と言いたいわけではなく

それだけのマイノリティで生きていると、色々な苦労があるんじゃない?と思ってしまうんです。

 

 

・現実の胸の問題

 

女性の胸とは、魅力であり同時にコンプレックスでもあるものの象徴です。

 

これって、男性にわかりやすく伝えるのって難しいなと思います。

男性に例えるとこうですよ、というのをわかりやすく提示できないからこそ、そのもどかしさから「男は女の胸の苦労がわからないんだ」と言ってしまいたくなるのではないでしょうか。(注:私は巨乳ではございませんのでこちらの文章は推測です)

 

ただ、私は他人に自分の気持ちを理解してもらえないと、イライラしてしまいます。勿論冷静になって、伝え方を工夫する必要はあります。

 

そして胸が大きいということは、性的対象になりやすく、巨乳は人より性的対象に見られて苦労しているということは、自明だと思います。

ですので男性から胸を見られると、女性が性的対象に見られていると感じ、そしてその性的な視線を苦痛に感じます。

 

 

 

つまり胸が大きければ大きいほど、性的な視線に晒されて苦痛に感じることが多くなるのではないでしょうか?

また、同性からも心無い言葉を受けたり、性被害を受ける確率も上がってしまうのではないでしょうか?

 

 

これは、私の感想です。そして当然、宇崎ちゃんは創作キャラクターです。書き手の意志で設定し、本人も作中で幸福に生きているでしょう。しかし、現実世界の女性は大きな胸になりたくてなったわけでもないのに差別や好機の目で晒されているという事実はあります。

 

 

そして私は、創作物を見て現実世界とリンクさせて共感してしまいます。

意図的にJカップに設定されたということは、男性の視点からだと巨乳は無条件で好意的に受け止められているのではないか?

と思いますし、事実、やはり巨乳のキャラクターというのは多く存在します。

この場合の巨乳とは、Eカップ以上と定義します。

 

 

「Eカップのおっぱい=巨乳?」男女が持つイメージの違いに驚き! | オトメスゴレン

 

 因みに現実のEカップ女性とはこれぐらいです。存外、服の上からでも胸が目立たないものなのです。

二次元キャラクターが大きなバストサイズを設定され、その作品が公共の場に出るほど人気作品であるということは、多くの男性がその女性キャラクターを性的に見ているのだ、と仮定するのは、飛躍しているでしょうか?

 

そして、私はその性的対象で見られているであろうキャラクターを見て、あぁ、これで喜ぶ男性がいるんだろうな、と想像します。

 

以上と先述の赤字を照らし合わせると、結論としては私が萌え絵を見たときは、「男性に対する嫌悪感と巨乳女性への心配」が同時に起こりストレスになるのだと思います。

 

 

ありがとうございました。