月別アーカイブ / 2016年04月

「西野って、ずっと何かしてるよね」

友人から言われた、その言葉に嘘はない。
確かに僕は朝起きて、気絶して寝る寸前まで、とにかく活動していて、ボケーとする時間など1秒もない。
しかし、その「何か」が、実りあるものかどうかは、これまた別の話だ。
 
朝起きて仕事場に行くまでは、アトリエに籠っている。
漫才を書いたり、絵本を作ったり、エッセイ本の執筆をしたり、舞台脚本を書いたり…
image


今は、とある企業から100号の絵の依頼を受けてヨロシクやっているわけだが、作業途中に「…そういえば動物最強って、誰なんだろ?」と気になれば、その瞬間に作業を中断し、
YouTubeの動画を漁り、ネットで検索し、挙げ句の果てには近所の図書館に流れ込み、片っ端から関連本を読み漁る始末。
それが締め切り前であろうが関係ない。
思ってしまったが最後、答えを出さないと作業に戻れないのだ。

今、手がけている100号の作品もナンダカンダで締め切りがヤバイ。
0.03ミリのボールペン1つで、100号のキャンバスを埋めるのは大変な作業だ。

そんなこんなで、ペンを走らせていた矢先、キャンバスの先にある『扉』に目がいった。

image


この扉は大変な優れもので、押すことも、引くこともできる。
それでいて蝶番(扉をとめる金具)に強力なバネが仕込んであるので、自動で閉まってくれるのだ。
間違いなく、我が家のエースである。


しかしだ。

image


なんか『緑』すぎないか?
家を建てて4年。
当時は時間が経てば色が落ち着いてくるもの思っていたが、どっこい、当時と変わらず緑すぎる。

床も日焼けしてイイ感じに色褪せてきたし、洗面所のタイルもイイ感じに汚れてきたのに、
この扉だけ新人のままだ。緑すぎる。

陽も当たらないし、ドアノブが付いているので、ドア自体が汚れることもない。
その時、思ってしまったのだ。

「このまま何年も緑すぎていいのか?」
 
一度思ったが最後、この扉を色褪せさせるまでは作業には戻れない。

というわけで、さっそく工具入れからドライバーを取りだし、扉を外しにかかる。
image


しかし、ここにきて痛恨のミス!
なんと、蝶番の強力なバネが、モーレツに邪魔をしてくるのだ。

というのも、蝶番のネジを外そうとすると、壁にヘバリついていた蝶番がペタン!と閉じてしまうのだ。
ネジを一個外すぐらいなら、まだどうにかなるが、3~4個外して「残り1個」となった時なんて、まぁ、大変。

強力なバネでペタン!と閉じようとする蝶番を、もう一方の手で引き延ばしながら(←メッチャ大変だし、メッチャ痛い!)、ネジを外さねばならないのである。
 
あの便利だった蝶番がここにきて最大の敵になるとは!!

やっとのことで全ての蝶番を外した頃には、左手はパンパン。痛いの何のって!


さて、扉を外したはいいものの、どうやって色褪せさせようか?
紙ヤスリで表面を削るか?
カスカスのペンキで塗り直すか??

いろいろ考えた結果…







image



庭に干すことにした。


1ヶ月も干せば、雨風にさらされて、イイ感じに色褪せてくれるだろう。


それにしても、扉を取り付ける時はどうするばいいのだろう?
外すのであれだけ苦戦した蝶番だ。
付けるとなると、とても素人一人じゃできないぞ。

まぁ、その時、考えればいいか。
1ヶ月もあれば蝶番名人が見つかるハズだ…

と肩をなで下ろした時に、気がついてしまった。


そういえば今夜、我が家からニコ生をお届けすることになっていたのだ。

しまった。
人がたくさん来て、確実にうるさくなるのに、部屋の扉がない。
お隣さんから、確実に苦情がくるぞ。


そんなこんなで、今は、今夜の防音の仕組みを考えているところだ。
作業再開は、ずいぶん先になりそうだ。






今夜のニコ生はコチラから




「五輪エンブレムの最終候補は4つともパッとしな~い」とか、「五輪ロゴ、ださ~い」とか豚みたいにブーブー言っているオマエへ。

これが我が吉本興業の新ロゴだ!
俺たちは、これを受け入れてるんだぞ!!

ピースサインを吉本の『Y』で表現する斬新さだ!
おい、まだ文句があるか!?
image


















image

遊び半分でアップした五輪の落選エンブレムと、
遊び半分で企画した『負けエンブレム展』の反響が凄まじい。
(負けエンブレム展の応募方法は過去記事をご覧ください)

各局の情報番組で紹介され、蝶のエンブレムは、すっかり有名人だ。
「グッズ化してください」
という声がたくさん届き、こいつは大チャンス!

デザイナーのハヤシコウさんに、
「あのエンブレムを使って、トートバッグをデザインしてくださいな」
と、すぐに連絡。
 
そしたら、1時間後には、こんなのが出来上がった。
image

素敵すぎる!!
こいつは使える!!

緑バージョンはコチラ。
image

イイ!!
本当にイイ!!

五輪のマークを入れたり、『オリンピック』という文字を使ったら怒られそうだから、
でも「東京五輪のエンブレムに公募して落っこちたこと」は思い出として残しておきたいので、

『TOKYO 2020』

という文字は残しておいた。
「2020年の東京」は誰のものでもないので、これなら怒られない。

ありがとう、ハヤシコウさん!
それにしても仕事が早い!

さっそく、今やっているクラウドファンディングのリターン商品としてアップ。
一個2500円のトートバッグが、数時間で100個売れた。
image

(トートバッグの購入は『キャンプファイヤー』で検索してみてください)


転んでもただでは起きないのである。
東京五輪の恩恵を、どこよりも先に受けている。

『負けエンブレム展』で紹介させていただくエンブレムも、同じような流れでグッズ化すればいいんじゃないかなぁ。
「これ、グッズにして欲しい!」という声は少なからずあると思う。

『負けエンブレム展』では、紹介させていただく作品の下に、作者の方の連絡先(Twitterアカウント)を載せておくので、「グッズ化してほしい」という声は、直接、作者さんに届けてくださいな。

『負けエンブレム展』がデザイナーさんのチャンスになればいいな。


↑このページのトップへ

LINE BLOGでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
このバナーを閉じるか、閲覧を継続することでクッキーの使用を承認頂いたものとさせていただきます。