新国立競技場のコンペやり直し、聖火台を置く場所がなかった問題、五輪エンブレムの盗作疑惑。
そして、そこはかとなく漂っている「オープニングでアイドルが歌って、世界中に恥を撒き散らすんじゃね?」という圧倒的恐怖…
東京五輪は、このまま一直線にゲロスベリしてしまうのだろうか?
とにもかくにも運営はズタズタだ。
でも、だからといって、あげ足ばかりをとっていても何一つ解決に向かわない。
というわけで、『東京五輪、僕ならこうする!』を発表したいと思う。
そして、東京五輪が少しでも前向きに進むことを願う。
まずはエンブレム。
佐野研二郎さんのエンブレムは、盗作ウンヌンの前に、まずダサかった。
「盗作疑惑」と「ダサさ」の合わせ技一本で、なんとエンブレムの取り下げ。
この悲惨な事故を懸命にシャレにしようと、
武蔵小金井のセブンイレブンが『おでんセール』のポップで特大ホームランを放った。
…が、しかし、大会組織委員会から
「具の配置がエンブレムを容易に想起させるものと思われます」
という指摘を受け、こちらも取り下げることとなった。
世にいう『どの口が言うとんねん事変』である。
スッタモンダがありまして、このたび発表された新エンブレム候補は、佐野研二郎さんのエンブレムよりも素敵だけど、しいて言うなら、残念ながら、どれも「日本らしさ」と「東京らしさ」に欠けている。
揃いも揃って無難なデザインが残ってしまったが、まあ折衷案の限界だよね。

しかし批判をするだけならサルでもできる。
批判をする以上は、代案を出すのが大人というものだ。
僕なら、どうするか?
…結論は、こう。

東京の伝統工芸品「江戸漆器」をモチーフにした、和柄の蝶。
一つの胴体と四枚の羽根、合計5つのパーツ(五大陸)が協力しないと羽ばたけないよ、である。
チョウチョさんである。
オリンピックとパラリンピック、二匹の蝶を並べた時に、泥にまみれながらも大輪の花を咲かせる選手のような『蓮の花』になるように遊びを入れてみた。

展開案は、こう
次に新国立競技場。
こちらもまたパクリ疑惑で、ザハ・ハディドさんが隈研吾さんにブチギレている問題や、聖火台の場所がない問題など、ナンジャコンジャあったが、
デザイン云々の前に、建設費用が高い。
ウン千億とか何だとか。
んでもって、こんなバカでかい競技場(8万人収容)を作ったところで、
五輪終了後に、これだけの客席を埋めるソフトが日本にはない。
年に一度の祭典、陸上日本選手権で2万人弱。
そのくせ維持費で、バカみたいにお金が使われる。
お金をかけて爆弾を作って、丁寧に爆弾を抱きかかえて自爆するという途方もないボケだ。
すごいぞニッポン。
僕ならどうするか?
…結論は、『新国立競技場なんて作らない』である。
しかし、オリンピックには、陸上レーンがある数万人規模の競技場がやはり必要だ。
というわけで、横浜にある『横浜国際総合競技場』を使う。
こちらは、ナント7万2327席だ。
今にも、
「いやいや、それ、横浜じゃん!今回は東京五輪なんだって!」
という声が聞こえてきそうだが、大丈夫だ、問題ない。
『横浜国際総合競技場』は、2005年に『日産スタジアム』に名前が変わったのだ。
『日産』の本拠地が東京なのか、横浜なのか、判断できる外国人はいない。
ていうか、日本人でも、ほとんど知らない。
つまりバレないのだ。
それでも不安であれば、日産スタジアムの隣に、『ひよこ饅頭』の店を期間限定で出店すればいい。
なんと『ひよこ饅頭』の頭には、『東京銘菓』と書いてある。
東京銘菓の饅頭屋の隣が横浜だとは誰も思わないだろう。
ちなみに、『東京銘菓・ひよこ饅頭』の発祥の地は福岡である。
アイツには故郷を簡単に裏切る身軽さがあるから、今回も必ず協力してくれるハズだ。

次に開会式。
北京の開会式では中国4000年の歴史をブチ込まれて、ロンドンの開会式ではビートルズからエリザベス女王という銀河系軍団をブチ込まれて、さて、日本はどう戦うか。
日本の有名人なんて、1ミリも有名ではない。
芸能事務所がバカみたいに出しゃばって、日本のタレントを出そうもんなら大惨事だ。
それだけは絶対に防がなければならない。
日本が世界と戦えるのは、歴史でも、タレントでもない。
「技術」だ。
そして、これだけは僕ではなく、作家の高須光聖さんのアイデア。
僕は、高須さんのアイデアが一番良いと思う。
技術大国日本の職人さん(宮大工さんや、花火師さん、テクノロジスト…)が手を組んで、職人技術の粋を集めた『世界最大規模のピタゴラ装置』を作ってみてはどうか?

途中途中で日本の文化をさらいながら(ねぶた祭りの【ねぶた】がゴーッと動いたり、「お相撲さんが3人たまったら、その重さでシーソーが上がる」など、しながら…)、大オチで聖火台に火が灯って大成功。
ここで日本の文化と技術をアピールしておかないと、2020年以降の日本は結構ヤバイ。
最後に、東京都観光ボランティアの制服。

凄まじい破壊力だ。
笑わせにかかっているとしか思えない。

とにかくスゲーぜ。
これを、このまま採用してしまうと、大変なことになる。
世界中から後ろ指をさされることは間違いない。
僕なら、この制服をどうするか?
…結論は、『そのまま採用して、舛添知事にキチンと反省させる』である。

どうか東京五輪が上手くいきますように。
そして、そこはかとなく漂っている「オープニングでアイドルが歌って、世界中に恥を撒き散らすんじゃね?」という圧倒的恐怖…
東京五輪は、このまま一直線にゲロスベリしてしまうのだろうか?
とにもかくにも運営はズタズタだ。
でも、だからといって、あげ足ばかりをとっていても何一つ解決に向かわない。
というわけで、『東京五輪、僕ならこうする!』を発表したいと思う。
そして、東京五輪が少しでも前向きに進むことを願う。
まずはエンブレム。
佐野研二郎さんのエンブレムは、盗作ウンヌンの前に、まずダサかった。
「盗作疑惑」と「ダサさ」の合わせ技一本で、なんとエンブレムの取り下げ。
この悲惨な事故を懸命にシャレにしようと、
武蔵小金井のセブンイレブンが『おでんセール』のポップで特大ホームランを放った。
…が、しかし、大会組織委員会から
「具の配置がエンブレムを容易に想起させるものと思われます」
という指摘を受け、こちらも取り下げることとなった。
世にいう『どの口が言うとんねん事変』である。
スッタモンダがありまして、このたび発表された新エンブレム候補は、佐野研二郎さんのエンブレムよりも素敵だけど、しいて言うなら、残念ながら、どれも「日本らしさ」と「東京らしさ」に欠けている。
揃いも揃って無難なデザインが残ってしまったが、まあ折衷案の限界だよね。
しかし批判をするだけならサルでもできる。
批判をする以上は、代案を出すのが大人というものだ。
僕なら、どうするか?
…結論は、こう。
東京の伝統工芸品「江戸漆器」をモチーフにした、和柄の蝶。
一つの胴体と四枚の羽根、合計5つのパーツ(五大陸)が協力しないと羽ばたけないよ、である。
チョウチョさんである。
オリンピックとパラリンピック、二匹の蝶を並べた時に、泥にまみれながらも大輪の花を咲かせる選手のような『蓮の花』になるように遊びを入れてみた。
展開案は、こう
次に新国立競技場。
こちらもまたパクリ疑惑で、ザハ・ハディドさんが隈研吾さんにブチギレている問題や、聖火台の場所がない問題など、ナンジャコンジャあったが、
デザイン云々の前に、建設費用が高い。
ウン千億とか何だとか。
んでもって、こんなバカでかい競技場(8万人収容)を作ったところで、
五輪終了後に、これだけの客席を埋めるソフトが日本にはない。
年に一度の祭典、陸上日本選手権で2万人弱。
そのくせ維持費で、バカみたいにお金が使われる。
お金をかけて爆弾を作って、丁寧に爆弾を抱きかかえて自爆するという途方もないボケだ。
すごいぞニッポン。
僕ならどうするか?
…結論は、『新国立競技場なんて作らない』である。
しかし、オリンピックには、陸上レーンがある数万人規模の競技場がやはり必要だ。
というわけで、横浜にある『横浜国際総合競技場』を使う。
こちらは、ナント7万2327席だ。
今にも、
「いやいや、それ、横浜じゃん!今回は東京五輪なんだって!」
という声が聞こえてきそうだが、大丈夫だ、問題ない。
『横浜国際総合競技場』は、2005年に『日産スタジアム』に名前が変わったのだ。
『日産』の本拠地が東京なのか、横浜なのか、判断できる外国人はいない。
ていうか、日本人でも、ほとんど知らない。
つまりバレないのだ。
それでも不安であれば、日産スタジアムの隣に、『ひよこ饅頭』の店を期間限定で出店すればいい。
なんと『ひよこ饅頭』の頭には、『東京銘菓』と書いてある。
東京銘菓の饅頭屋の隣が横浜だとは誰も思わないだろう。
ちなみに、『東京銘菓・ひよこ饅頭』の発祥の地は福岡である。
アイツには故郷を簡単に裏切る身軽さがあるから、今回も必ず協力してくれるハズだ。
次に開会式。
北京の開会式では中国4000年の歴史をブチ込まれて、ロンドンの開会式ではビートルズからエリザベス女王という銀河系軍団をブチ込まれて、さて、日本はどう戦うか。
日本の有名人なんて、1ミリも有名ではない。
芸能事務所がバカみたいに出しゃばって、日本のタレントを出そうもんなら大惨事だ。
それだけは絶対に防がなければならない。
日本が世界と戦えるのは、歴史でも、タレントでもない。
「技術」だ。
そして、これだけは僕ではなく、作家の高須光聖さんのアイデア。
僕は、高須さんのアイデアが一番良いと思う。
技術大国日本の職人さん(宮大工さんや、花火師さん、テクノロジスト…)が手を組んで、職人技術の粋を集めた『世界最大規模のピタゴラ装置』を作ってみてはどうか?
途中途中で日本の文化をさらいながら(ねぶた祭りの【ねぶた】がゴーッと動いたり、「お相撲さんが3人たまったら、その重さでシーソーが上がる」など、しながら…)、大オチで聖火台に火が灯って大成功。
ここで日本の文化と技術をアピールしておかないと、2020年以降の日本は結構ヤバイ。
最後に、東京都観光ボランティアの制服。
凄まじい破壊力だ。
笑わせにかかっているとしか思えない。
とにかくスゲーぜ。
これを、このまま採用してしまうと、大変なことになる。
世界中から後ろ指をさされることは間違いない。
僕なら、この制服をどうするか?
…結論は、『そのまま採用して、舛添知事にキチンと反省させる』である。
どうか東京五輪が上手くいきますように。