《10話目》つくば国際臨床薬理クリニックの治験に参加してきました!

こんにちは!

 

つくば国際臨床薬理クリニックの治験は過去に3度程参加させていただいてます。

 

そして、今月初旬にも2泊×2回 (謝礼金:計11.5万円) に行ってきました。

 

ぜひぜひ、最新の情報をご覧ください!

 

目次

 

  • 事前検診
  • 事前検診終了後とその後の連絡
  • 合否判定
  • 入院当日「嬉しいことに完全個室!」
  • おいしい夕食!
  • 投薬日
  • 退院日
  • まとめ

 

 

事前検診

 

つくば国際臨床薬理クリニックは都会からだと、つくばエクスプレス線を利用して、「みどりの駅」まで行きます。

 

※その駅からはスタッフが病院まで送迎してくれます。

 

私は、東北に住んでいた時も八王子市に住んでいた時も、ここの治験病院にはとても世話になりました。

 

向こうも私を良質な常連として毎回快く迎え入れてくれるので、嬉しい限りです。

 

つくばの治験は遠いせいか、人の集まりが悪いです。

懸命に募集をかけているのですが、毎回人手不足です。

 

んでもって、臨試協非加盟のため重複参加してもバレません。

 

なので、プロ治験者にとっては、穴場でもあります。

 

事前検診の日は、毎回決まって10:30頃にみどりの駅集合です。

 

 

病院内は、けっこう綺麗です。毎日、清掃員さんが頑張ってます。

 

 病院正面玄関

f:id:bonless:20200919180005j:plain

 

事前検診は強面のオジサンが仕切っている感じですが、明るくて話しやすい人なので個人的には好きです。

 

因みに、ここはジェネリック医薬品以外やらない病院です。あと、来月から健康食品のモニターも開始するそうです。

 

また、年に1度、長期入院が行われます。去年と今年はどちらも、16泊×1回(謝礼金計28.5万円)の治験が実施されています。

 

因みに、ここの病院の事前検診の倍率は1.5倍です。それ以上の人員数は募集していません(説明会で言われる)。

 

そして、CK値(不合格原因ランキング上位)なども他の病院に比べて寛大です。

 

北新横浜や上尾、愛和などは、約2倍~2.5倍の募集で、求める基準値も普通です。

 

更に、近郊に大学や専門学校も多いため、学生(治験素人)の参加者が半分を占めます。受けに来る人が素人な分、治験にある程度ノウハウを持っている方は、パス(合格)しやいです。

 

総じて、ダントツで合格しやすい病院ランキング1位なのです!

 

《事前検診の内容》

 

採血・採尿・血圧・心電図…こんなものです。

 

※診察の際、水虫のチェックを受けますが、調べる看護師さんがいつも寛大なため必ず「OK」くれます。私も水虫なので、大変助かってます!

 

事前検診終了後とその後の連絡

 

検査がすべて終了したら、交通費5000円貰えます。

 

辺境の地で交通費がやたらとかかりますので、もう少し欲しいとこですね。

 

例) 八王子市からだと片道だけで2000円かかります💦

 

また、ここの病院は毎回入院する前日、当日、追跡調査の確認TEL、と連絡を頻繫にいれなければいけないため、うっかり忘れて減額(1回につき1000円)されやすいです。そこだけが難点ですね。

 

連絡を入れる時も「治験コード・事前検診日・名前」を言うように、といわれているため少々めんどくさいです。

 

f:id:bonless:20200921173849j:plain



 

合否判定

 

合格の確認電話は、指定された日(入院日の2,3日前くらい)に被験者から13:00~17:00の間にかけます。

 

※15:00までは、回線が混雑しますので、なかなか繋がりません💦

 

※以前、自分は17:10にかけたら繰り上げで他の人を採用しました、と言われ不合格にされましたので、時間に遅れないようTELしましょう!

 

 

今回、試験判定は「合格です」とのこと。『よっしゃー!(毎回)』

 

 

入院当日「嬉しいことに完全個室!」

 

17:00にみどりの駅集合です。

 

また、13:00~14:00に確認電話を被験者側から忘れずに入れます。

※遅れた場合は、病院側からかかってきて、『はい、減額ね』って言われます。

 

大体みんな送迎を利用するので、駅の改札口前は大きな荷物を持った青年でたむろいます。

 

地方の治験病院は、変わったヒトが来ます。今回の治験では、ブドウの蔓を大きなカバンいっぱいに詰め込んで、院内で笊や籠を編む手芸屋さんがいました。

 

でも、筑波は埼玉の治験と比べて、人に迷惑をかけるような「質の悪い人間」は集まりません。私は、ここの参加回数も多いため、その点は保証します。

 

 

病院に着いたら、コロナ対策も厳重に行います。

 

各人はまず靴をビニール袋で二重に保管します。

 

そしたら、手洗いうがいをしっかり行い、各人に配られる飲料水2ℓ(水か麦茶)に名前を貼り付けます。

※濃厚接触を避けるために、飲み物は個人で管理させるみたいです。

 

飲料は冷蔵庫に入れて冷やしてもいいし、常温で飲みたいなら各人持ち歩いても大丈夫です。

 

案内された個室(2F)

f:id:bonless:20200919194116j:plain

感染予防のため1部屋まるまる使えます!周りに気を使う人がいなくて良いです。

 

入院する日に行われる健診は、採血・採尿のみでした。

 

ガイダンス(説明会)が食堂で行われますが、大した内容ではありませんでした。

  • 消灯は23時、起床は8時
  • シャワーは19時の食事の後から。
  • シャワーは1Fの個室シャワーを使うこと。
  • 別のグループも次の日に入ってきて、寝巻の色で被験者を区別しているため必ず着用するように。
  • 携帯は消灯(23時)とともに預かる(Wi-Fiも23時には切断される)。
  • 回収した携帯は翌日の13時に返す。

スマホが回収されるのが厄介な人は、ダミー(使用していない携帯)を使いましょう!

 

洗濯機は無いですが、ハンガーの貸し出し・部屋干しOKです。

なので私は、いつもシャワー室で下着を洗っています

 

※他の人はみんな汚れ物を溜めときますが、私には信じられません。

 

おいしい夕食!

 

ここのご飯は手作りで、とても美味しいです。

可愛らしい栄養士さん活かしたオッサン(イケボ)の2人が毎日ゴハンを作ってくれます。

 

写真はNGだったので、思い出せる限りのメニューで我慢して下さい💧

 

  • ご飯 (200g)
  • 葱とわかめの味噌汁
  • 若鶏のよだれ煮
  • 中華ポテトサラダ
  • (たまにデザート)

 

まぁまぁ、量は上尾メディカルに劣りますが、十分美味しいです。

 

消灯後 ベッドは固めで寝づらい💦

 

これにより消灯後、なかなか寝付けません。暗いのでスマホで遊んでるしかありません。けっこう、ツラいです。

 

また、偶に巡回が来るので注意も必要です。

 

 

投薬日

 

今回の薬は、胃潰瘍ジェネリック医薬品です。問題ありません。

 

採血量は、合計126mlと余裕(かなり少ないレベル)です。

 

f:id:bonless:20200921163136j:plain

 

採血

 

常に留置針を使用する病院なので助かってます。

看護師さんもプロばかりで、失敗も殆どないです。

 

しかし、少し前からナースの新入りが2人来ました。

 

どちらも可愛らしく、1人はとても人懐っこい性格(平気でボディタッチをしてくる天然ちゃん)です。

 

これには、男性治験者も大喜びでした。

採血する人も飯作る人も綺麗で可愛いとテンション上がります!

 

つくば治験の株が一気に上がったのではないでしょうか。

 

で安心したのも束の間・・

 

私は、この天然ちゃんの練習台に使われ、留置針を3回失敗されました。

10日経っても痛みが残りました💧

 

見かねた玄人さんたちが助けてくれましたが、さすがにまいりました。

 

13:00までは座位安静だがユルい!

 

薬剤は小さな錠剤1錠でした。

 

飲んだ後は、安静座位で13時の昼食まで過ごしますが、この病院はベッドをL型に起こしません。

 

ベッドから足を地面におろして座っていてもOKです。だから、ベッドを椅子代わりにして、サイドデスクを移動してきてマンガを読んだり、勉強やパソコンなど作業していても大丈夫です!

 

ここまでユルいのは、ローカル感漂うこの病院独特のものなんだなぁ、と思います。

 

トイレに行く時だけは、付添人が一緒に向かいます。

また、洋式トイレでするように言われます(安静座位のため)。

 

13:00を過ぎての食事

 

13:00の採血後、ゆっくり立ち上がるよう言われたら待ちに待ったゴハンです🍚

 

被験者が1番お腹が空くのは、採血回数の多い投薬日の午前中です。薬を飲む日は必ず朝ごはんが食べれません。みんなお腹を鳴らします(笑)

 

昼食ですが、やっぱり手作りご飯は温かくて美味しいです。唾液腺が毎回ひどく刺激されます。

 

料理上手な彼女にをしてしまいそうです。

 

17時頃に留置針を抜く

 

19時まで採血がありますが、早めに抜いて2回程は直刺しになります。

 

f:id:bonless:20200921171557j:plain

 

注射痕をなるべく増やしたくない私は、「何で早めに抜くのか」尋ねました。

 

理由は、ずっと刺してると針先に血が溜まって採血が難しくなる傾向にあるからだそうです。

 

治験参加者は運動ができない(病院側から言われれる)ので血管の細い連中が、ワンサカいます。当然、血液採取にも苦労しますからね。

 

血管が太い私は、彼等の巻き沿いを食らった感じで、ちょっと釈然としません。

 

美味しい夕食後はシャワー → 寛ぎタイム

 

19時の最後の採血が終われば、ゴハン食べて自由です。私も昼間は、パソコン作業で頭が疲れたためテレビを見てリラックスすることにしました。

 

アメニティ

 

テレビは2台(けっこう大きい)

 

漫画本は古いものばかりです。

ワンピースやナルト等メジャーなコミックは皆無です。

 

用意されているのは・・

 

3×3EYES(スリーアイズ)

行け!稲中卓球部

GTO           等です。

 

※小説等の字オンリー的な本は1冊も置いてありません。

 

退院日

 

退院する朝の起床時間は決まって8時半くらいです。

 

お世話になった、ベッドのシート・枕カバー・寝巻を返納カゴに入れて帰る準備をしたら、食堂に9時半に集合です。

 

帰りの交通費(3000円)を受け取って、解散です。

※謝礼金の中から引かれる。

 

※病院から駅までは、またスタッフさん達が送迎してくれます。残りの看護師さんたちも皆、玄関から出てきて手を振って見送りしてくれます😊

 

そして、追跡調査の確認TELをこちらから1週間後にかけます。

 

検査に異状が無ければ月末に銀行振込になります💰

 

まとめ

 

ここは毎回居心地が大変良いため、長めの入院治験の応募をオススメします。

 

確かに遠い辺境にありますが、合格率はトップのため利用はすべきです。

 

東北地方だと福島県まで募集していますので検討してみるのも悪くないと思います。