アエリア<3758>子会社のアスガルドは、本日（1月7日）付けの官報に「解散公告」を掲載し、1月4日開催の株主総会での決議により解散したことを明らかにした。

アスガルドは、「honeybee」などのブランドを有しており、女性向けのドラマCDやボイスCD、PCソフトの製造販売、コンシューマゲームソフトの製造販売、スタジオ収録事業を手掛けており、2015年10月にアエリアの傘下に入った。スマートフォンゲームも手がけており、昨年8月より『DYNAMIC CHORD JAM&JOIN!!!!』の運営を行っていた。
 

これに先立ち、昨年11月、同じグループのアリスマティックと「吸収分割公告」を官報に掲載し、アスガルドの事業の一部をアリスマティックに承継させる旨の発表を行っていた（関連記事）。その際、アスガルドは2017年12月期において、2億8900万円の債務超過となっていることがわかった。

アエリアは、リベル・エンタテインメントの買収を皮切りに、ゲーム会社を中心に積極的に買収を進めていったが、エイタロウソフトの連結除外（関連記事）や、エディアとの合弁契約の解消に伴うA&E Gamesの解散など（関連記事）、ゲーム関連事業の整理統合を行っているようだ。

なお、本日付の官報にA&E Gamesの解散公告も掲載されていた。