こんにちは!
治験で稼ぐ引退サラリーマンです。
この間の東新宿クリニックの事前検診に合格して、入院することになりました。
その時のブログも二週間前に投稿《5話目参考》してあるので、ぜひ閲覧して参考にしてください。
目次
- 入院時
- やっぱり採血量が多い!
- 持ち物検査に隙が無い!
- 食事の時間が遅すぎ!内容も最低!
- 消灯は22時
- 投薬日(詳細スケジュール)
- 採血において
- 投薬(詳細)
- 暇な3泊目(休薬日)
- 退院日
- まとめ
入院時
謝礼金は4泊×2回で計16万円 (手渡し)
少し安いし、採血量が多い治験でしたが、生活費の為に参加をすることにしました。
ここの病院は、寝巻・タオル・コップ・上履きは自分で準備しなければなりません。カーテンの仕切りもありません。
最下位の愛和クリニックの次くらいにヒドイです。
洗濯機とハンガー、干すスペースがあるのが唯一の救いです。
集合時間は15:30院の入り口
とりあえず、時間に遅れることもなく会場に入場できました。
※1時間以内の遅れは何とか大丈夫と言われました。
何でも、製薬会社の人が採取した血液を検査に持っていく時間が16:30なんだそうです。
病院でも調べられるのに、何故か入院日は外注です(上尾もだった)。
受付では、身分証の提示どころか書類に名前を記載(サイン)することもありませんでした。
替え玉参加可能です!!
準備してあった自分の名札を受け取って入院完了となります。
院内:廊下沿いにソファー、テレビ(2台)、本棚(マンガ多数・小説系もあり)
入場したら廊下を通って、真っ直ぐ共用スペースに全員集められ、ガイダンス・健診(検尿・採血・血圧・診察)・持ち物検査が実施されました。
【ガイダンスで言われた内容】
- 入院日 検診したら飯食って終わり
- 2泊目 薬無しの採血(計14回で13時まで座位の姿勢)
- 3泊目 薬有りの採血(同上)
- 4泊目 採血3回、それ以外は自由
- 退院日 ひと通り検診して10時には解散
やっぱり採血量が多い!
この治験での採血(出血)合計量は325ml(スクリーニングのも含む)です。
でも実際は、この量よりも多く血を失います。
毎回、採血する直前に少しだけ不要な血を抜きます。
何でかというと、留置針を付けていると刺している箇所は血液がいくらか固まってきます。
当然、凝固した血は使い物にならなくなるため捨てます。
まあ、そういうことです。
さらに、注射後の出血量や失敗した際のロスも加算と…
なので、325㎖+1割~2割の量≒350~400㎖の間 が真の値です。
これは、成人の献血量(200mlか400ml)に相当します。
400mlの場合は、約3ヶ月は献血できなくなります。
体への負担の配慮だそうですが、事実3ヶ月という数字に根拠はありません。
上の組織が、適当に「これくらいでいいんじゃね?」の気持ちで概算した見積りです。
しかし、逆にハッキリと真実が分からない為、今回ばかりはこの出血量に私も少々不安になってしまいました。
持ち物検査に隙が無い!
今回は、この病院の治験は初めてで事前に持ち物検査をやる旨を言われていました。
にもかかわらず、私は食べ物の持ち込みを決行しました!!
入院日数4日で採血量は通常の倍。そのくせ食事は毎回、朝無し。
完全に身体は栄養が不足気味になります。
私は、貧血になりやすいし、来月参加する治験のためにも身体にダメージを与えとくわけにはいかないからです。
「血を作っとかなければ…💧」
しかし、会場に到着してから、自分の寝床に案内されることなく、直ぐに共用スペースに案内されたため飲食物を隠せる場所がありません。
困りました!
なので、私は靴の入った買い物袋の中に全ての食べ物を入れて、スニーカーで上手く見えないように入れました。
運良く窓際に座っていたため、飲食物の見える側を外の方に、靴を室内の方に向けて窓桟に置きました。
《図》 再現するとこんな感じです・・💧
完全にお菓子は隠れて見えません😌
持ち検にもかかわらず、彼女らは靴入れはチェックしていなかったため、そこを突きました。
まさか、あからさまに見えるように置いてあるスニーカーとそれが入った買い物袋を調べようとは思わないはずです。
試みは成功しましたが、かなり緊張しました。
調査は、宿泊用バッグの中は入念に調べられ、ポケットの中は口頭で報告するような感じでした。
食事の時間が遅すぎ!内容も最低!
兎に角、夕食が遅すぎます。21時です。
体質によっては、遅めに食事をすることで吹き出物ができたり顔が浮腫んでしまうしまいます。
まさに私なんですけど💧
昼食も15時と通常ならば❝おやつの時間❞にとります。
因みに、これらの時間は建前上です。
実際は順番に採血して止血が終わってから食事を摂るので、約30分は遅れます。
食事は弁当です。
それも、スーパーで250円~300円で売っているようなものより程度が低いです💀
何でかというと、動物性たんぱく質を含むオカズがひとつも入っていなかったからです。
毎日の昼と夜のメニューが一緒! コロッケばっか…
こんなメニューで、どうやって血を作るの・・💧
※お弁当は、予めスタッフさんがレンジで温めてくれてます。
ブルドックソースが弾けちゃってました(笑)
食事の時間や内容は病院側が決めているため、「東新宿クリニックの食事の評価は総じて最低レベルと言っていいと思います。」
消灯は22時
ベッド横に付いているライトで23時までは起きていても大丈夫です。
私の部屋の人数は6人でしたが、半分が延灯していましたね。
でも、みんな静かで周囲に気を配れる方でしたので、よく眠れました。
助かりました😊
因みに、採血が頻繫に行われた日は誰ひとりライトを点けずに、爆睡状態でした。
食べ物(おまけに栄養のない)が少ない上に、失血量が多かったため体は疲弊していたのでしょう。
私は食後も隠れて、血や肉になるものをたらふく戴きましたけど・・☻
投薬日(詳細スケジュール)
朝7時起床です。
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7時半から検査が始まるから、それまでに洗顔等済ませます。
⇩
ひと通り健診をして待機。
⇩
8時、無事合格して留置針挿入。
⇩
以降21時まで、1時間置きに採血。
備考
- 飯→15:30(昼)、21:30(夜)
- 消灯→22:30 ※爆睡
採血において
今回、私は血管が太くて血の出もいいということで、新人ナースの練習台にされました。
彼女は、留置針器に各容器を装着するのに、かなり苦労していました。
こんな感じで留置針を装着
1回の採血で5ml取られます。他の治験だと2~3mlなのでかなり多いです。
あと、驚いたことに座位安静の間、眠くて寝そうになる人がひとりもいませんでした!私もです!
普通、どの治験も決まって居眠りしてしまうのですが…
これも、おそらく、栄養のない量も少ない食事では身体は満足にリラックス状態にすら入れないのかもしれません。
常に食べ物を求めるための緊張状態=本能でしょうかね。
投薬(詳細)
今回私は水なしのグループです。
唾液のみで薬を服用するタイプです。
唾の分泌を良くするのにレモンが使われました(食べれません)。
薬剤は、直径5~8㎜の錠剤が4粒(かなり多い)。
主に、筋肉の形成を促進するジェネリック医薬品です。
触感はラムネと同じです。味は、紙を食べてる感じでした。
暇な3泊目(休薬日)
この日は、ゆっくりと朝8時起床でした。
1時間後にひと通り健診して終わりです。
でも、採血は朝のを含め、15:00と21:00の計3回あります(多い💧)。
この日は、1日中読書とパソコン作業で終わりました。
退院日
この日も、前日と同じ時間に起こされました。
健診を踊って、お約束のシーツ等の返納を行います。
ただ、この病院だけは各人に新しいベッドシーツと枕シーツの取り付けもやらせます。
面倒くさいです。
しかし、珍しいことに退院する直前に朝ご飯を食べさせます。
おにぎり🍙2個と味噌汁(ちゃんとしてる!)です。
『働かざる者、食ふべからず』・・
日本らしい朝食を食べながら検査結果を待ちます。
で、無事終了したら解散で、謝礼金は全額手渡しです。
まとめ
ここの病院は臨試協非加盟病院です。
しかし、東京都内では非加盟病院でも参加歴を照合される場合があります。
東新宿クリニックは分からないです。
※渡辺病院は非加盟ですが、臨試協の照合システムがあります。
私は以前バレて、帰らせられたことがあります。
通える病院は、結構多いので、無理に参加をする必要はありません。
しかし、休薬期間を上手く稼ぎ繋ぐ、コロナ第2危機に備える、などのためにも今参加できるものは積極的にやっといた方が、いいかもしれません。
コロナが大流行した3月~5月は治験の募集が激減し、各治験病院は休止しました。
私も折角合格したのに土壇場で中止を食らって苦い思いをしました(北新横浜において)。
そこまで、謝礼が低くなければやっとくべきですね。
ここの基準もそれほど高くないため、簡単にパス出来ると思います。