新型コロナウイルスの感染拡大は、「大阪の医療」に大きなダメージを与えています。
重症患者を受け入れる病床がひっ迫する中、15日に運用が始まった大阪コロナ重症センター。
最大で30人の重症患者を受け入れることができますが、まずは最大で5人を受け入れる体制からスタートしました。
今後、自衛隊や他の府県から派遣された看護師などが戻ってしまう中、どれだけ病床の運用を増やせるのかが注目されています。
ただ、ひっ迫しているのは、重症病床だけではありません。
【大阪府・吉村洋文知事】
「70の病院では、これから大きな波が来た時に耐えられなくなる。70の大きな病院で重症も含めて対応する(体制は)維持しつつ、もう少しすそ野を広げて、2次救急で270くらいある病院ので、少なくとも(陽性患者)1人は患者を受け入れる仕組みを作って」
大阪では、現在感染症に対しての知識や人員・設備のある、合わせて70の医療機関で、新型コロナウイルスに感染した患者を受け入れています。
今後は、現在受け入れをしていない270の地域の病院に、重症患者以外の受け入れwp要請していきたいというのです。
しかし、今「大阪の医療の限界」が見えてきました。