宮城県内では12月17日、新たに仙台市で29人、登米市で10人、名取市、石巻市、大崎市で各3人、気仙沼市で2人、角田市、塩釜市、多賀城市、加美町で各1人の、合わせて54人の新型コロナウイルス感染が確認されました。年代の内訳は、10歳未満5人、10代3人、20代10人、30代11人、40代8人、50代4人、60代6人、80代6人、90代1人の、計54人です。

このうち、登米市内の8人は、登米市内の飲食店に滞在歴があり、換気や消毒が不十分な中、マスクをしないで会話やカラオケをしていたということです。この飲食店での感染者が10人となったことから、宮城県はこの飲食店でクラスター(感染者の集団)が発生したと認定しています。また、石巻市内の大学でこれまでに3人の感染が確認され、宮城県によりますと、スポーツ活動中にマスクを着けていない状況が推測されるということです。

仙台市は午後6時から会見を開き、詳しい内容を説明します。

宮城県内の感染者の累計は、1679人となりました。

宮城県のまとめによりますと、17日午後3時時点で、仙台市で確認された29人を除き、県内の医療機関に入院している患者は、これまでで最も多い99人(うち重症者3人)となっていて、176床ある病床の約56%が埋まっている状態となっていますが、入院・療養先調整中が153人に上っているほか、ホテル療養中が93人、自宅療養中が26人となっています。