東京都は17日午後、新型コロナウイルスの専門家会議を開き、医療提供体制の警戒レベルについて、最も深刻な「体制が逼迫(ひっぱく)している」に引き上げる方針。
現在、東京都の医療提供体制の警戒レベルは、深刻度が上から2番目の「体制強化が必要」となっている。
しかし、感染者、重症者ともに増え続け、入院調整も難航し、すぐに使える病室も逼迫していることなどから、関係者によると、17日のモニタリング会議で、最も深刻な「体制が逼迫している」に引き上げる方針。
これで、東京都は、感染状況、医療提供体制ともに、最も深刻な「赤」のレベルとなる。