今季いちばんの寒気の影響で、日本海側を中心に大雪となっています。１７日にかけて降雪量はさらに増える予想で、新潟県や群馬県などに大雪警報が出ています。

　強い寒気が流れ込んだ影響で、新潟県では１４日から雪が降り続き、山沿いを中心に大雪となっています。

　「降りましたね。いやぁ、降りました。今年、最初の大雪でしたね」（男性）

　１６日午前１１時現在、青森市酸ヶ湯や群馬県みなかみ町、新潟県湯沢町などで１メートルを超える雪が積もっていて、新潟県では例年の同じ時期の６倍以上の積雪となっているところもあります。強い冬型は、１７日にかけて続く見込みで、気象庁は大雪に警戒するよう呼びかけています。

　一方、北海道では１６日も厳しい寒さが続き、日本海側で大雪となっています。

　岩見沢では、現在の積雪が１メートルを超え、平年の３倍近くに。積雪が最も多い幌加内町では、１メートル３７センチとなっています。

　「朝なので（雪かき）疲れた」（岩見沢市民）
　「もういらない。雪は」（岩見沢市民）

　また、富良野市麓郷では、１６日朝の最低気温がマイナス２０．１度と厳しい冷え込みとなりました。北海道では、このあとも日本海側と道南では断続的に雪が降り、吹雪や局地的な大雪に注意が必要です。