新型コロナウイルス感染拡大を受け、広島県の湯崎知事は飲食店の酒類の提供を今月17日から午後7時までとし、営業時間を午後8時まで短縮するよう要請する方針を決めました。
【湯崎英彦知事】
「いま大半を占めている飲食のシーンと職場でのシーン、これを徹底的に抑えていきたいと考えています」
営業時間などの短縮を要請する対象となるのは広島市中心部で酒類を提供する飲食店およそ6千店舗です。
17日から来月3日までの間、酒類の提供時間を午前5時から午後7時までとし、営業時間は午後8時までに短縮するよう要請しています。
協力した店舗には1店舗当たり72万円が支給されます。また、期間中、完全に休業した店には82万円を支給するということです。
このほか、飛沫感染防止のために新たにアクリル板などのパーティションを設置した県内の飲食店には最大10万円を補助します。
知事はこれらの経費となる84億円余りの補正予算案をあす、県議会に追加提案する予定です。