真・東方夜伽話

闇夜の小傘にご用心

2012/07/26 22:36:15
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闇夜の小傘にご用心

ごはん好き

※酷い話です。文章力的な意味で。
※性表現は、傘でのアナル攻めのみです。
※キャラ崩壊があります。
※小傘と傘による感覚共有という俺設定があります。
 これらを容認して下さる方は、続きをお読みください。出来れば最後まで、楽しんでもらえれば幸いです。













あ、○○さんだ! よーしおどろけー!
あ、あれ、全然驚いてくれない……。え? 私に驚かす才能がないんじゃないか? むー、そんなことないよ! お、驚いてくれた人? そ、そんな、いや、その、ぜ、ぜろだけど……むうう、こ、これからだよ! これからたくさん、驚く人がいるの! え、テストするの? うん、確かにここまで言ってなんにもしないのはよくないよね! よーし、わちきの実力、見せてくれる! ルールは?え?? ええ?? えええ!? 私が目隠して、5分間大声出さなかったら勝ち!? なんで私に驚かせてくれないの! え? 俺の方がよっぽど才能がある!? むむむ、聞き捨てならない! いいよその条件で! 絶対大声なんか上げないんだから!



……よし、目隠ししたよ! さあ、どこからでもこーい!
……ん? ああ、傘を触ってるんだね? うん、確かに私は、感覚をそれと共有してるよ。でも考えてみて。いつもは私自身がそれを持ってるんだよ? 今更それを触られたくらいで、そんなに驚くわけないじゃない。あれ、もうネタ切れ? そんなんじゃ5分なんてすぐだよ。そのくらいのアイデアで、私を驚かそうなんて100年



 ずん!!!



 え……!? えぁ、ぁ、う、ぅんうっ! え、ちょっと、なにしてるの! ま、まさか私の傘を、っ、お尻に、突っ込んで、るの……っ! だ、だめ、私の中に、私を突っ込んじゃ、き、気持ち、良すぎる……っ、うぅうう、だ、だめ、あと3分、持ちこたえ、ひぃあぁっ! だ、だめ、頑張らないと、ん、んぅうぅう、あぅう、はぁ、はぁ、あぁあああぁあっ……だ、だめぇ! 動かしちゃだめぇ! こ、こんなの、我慢できないいいぃぃいぃぃいい―――――!!!







 というのが、つい二日前の話。それを思い出し、多々良小傘は黄昏ていた。
「私って、驚かしの才能、無いんだなぁ……」
遠い目で空を見ながら、そんなことを呟いている。しかしそうは言っても、驚かさなくては、小傘は生きていけない。どうすればいいんだろう。どんな方法を考えても、二日前のようなインパクトのある驚かし方ができない。う~ん、と悩むこと10分。
そうだ――――!!
その時、小傘に天啓があった。


「真似すればいいんだ!」


 あれ以上のインパクトがないなら、あの方法を試せばいい。安易な発想だが、傘をいきなり尻に入れられて、驚かないものはいないだろう。人間の方法を真似るのは妖怪としてちょっと情けないけど、驚けないよりはよっぽどましだ。自分も気持ちいいし、一石二鳥と言える。
「よーし、やってみよう!」
 小傘は早速、隠れる草むらのある道へ向かった。



 







 しばらくして、道を通る影が一つ。きた、と小傘はわくわくする。
 近づくにつれて、その姿が見えてきた。
 美しい金髪。
 落ち着いた雰囲気の服。
 そして手に持った日傘を優雅にさしている。

 貴婦人然とした感じだったが、その妖怪の発した「たまにはスキマを使わず歩くのもいいですわね」……という言葉は小傘には聞こえなかったようだ。

 草むらから出て来る小傘。忍び足でゆっくりと後ろに近づき、傘を構えて、



「おどろけ―――!」

ずんっ!


「はあぁぁあああぁああああぁあんっ!!!」
「あぁぁああん!」



 途端に嬌声をあげる小傘と金髪の美女、もちろん八雲紫。反応を見るに、紫は、いきなり感じているようだ。目隠しされていた小傘すら、挿れられた直後は驚き、違和感の方が強かったというのに、である。しかもどう考えても挿れた時の声が小傘より大きい。紫のお尻は、相当敏感で感じやすいようだ。


「う、うぅん!?あぁああんっ! な、なにこれえぇへえぇえええぇぇぇ!」


 紫はようやく自分の置かれている状況に気付いたようだ。強い快楽の中、しかし、それでもなんとか、紫は持ち直そうとしている。


「う、あぁ!! あ、あなた、私があぁ、っ、何者か、っああぁん! 知ってて、こんなこと、やってるん、うぅうっ、で、しょうね……?あぁっ!」
「あ、なたの、こと? ううん、っ、知らないよ」
「じゃあ、はぁ、教えてっ、あげるわ、んあぁっ、くぅ、私はぁ、」
 その時、小傘の目がギラリと輝く。



「油断したな!? もっともっとおどろけー!」
紫のお尻の中にある傘を激しく動かし、攻めをいきなりきつくした。


「っ!! っあ、ぁあああっ! わた、わたひぃはぁ! っあ、すきぃま、ひょうかいのぉお! ひいいぃぁあっ!! ひゃくもぉ、ゆぅかぁああああんっっ!」


 最後まで言えず、おまけに快感にさらされ碌に舌が回らない。当然小傘には、全く伝わらなかった。
「話は、はぁ、後にして、欲しい、なあ」
 目の前で揺れる、ボリュームのあるお尻。それに興奮して、小傘の息も荒くなっていく。


「はぁ、そのかわり、もっともっと、はぁ、お尻のあな広げて、気持ちよくして、あげるよ―――」
「な、ちょ、あぁ、っ、うぅう、だめ、たいじゅう、かけられららぁあああっ!」
 


 小傘は傘を前後させつつ、四つん這いの紫に覆いかぶさるように体重をかけていく。ずん、ずん、と重く、深く挿し込まれる傘から感じる快感と、小傘の重さに耐え切れず、ついに紫の腕の力が抜け、尻だけを高く上げた姿勢になってしまう。ゆさゆさと、腰の動きに合わせて揺れる大きなお尻と、相手の驚きに気をよくした小傘は、文字通り傘にかかって攻め始める。相手がいいように驚いてくれるのも、小傘を調子に乗せてしまった一因だった。



「あははは、犬みたいだよ! よーし、それ! それぇ! そーれっ!」
「あぁああ! っはぁあああん! あああぁあぁあああっ! っあ、お、お尻で、イっちゃうぅ!」



 相手の限界が近いことを感じた小傘は、更に深く、激しく突き入れる。
「よし、とどめっ! これで、どうだぁああ――――――!」
「あ、あぁあああん! これ以上は、らめ、あ、ぁ、い、いぃぃやああぁぁあああ――――――っ!!!!」
 びくん、びくん、と紫の体が痙攣し、力尽きたようにその場にくずおれかける。しかし小傘は、絶頂の余韻も冷めやらぬ紫の腰から手を離さず、そのまま持ち上げた。再び紫は、尻だけ上がった姿勢にさせられる。



 ここ何年間も感じなかった恐怖を、紫は感じた。


「ま、まさか、」
 小傘はにっこりと笑って言う。
「まだまだ終わらないよ?わたしまだ、イってないもん」
「お、お願い、止め――――」
にっこり。






「だーめ」






 ずちゅっ!
「ぁあああんっ!!! い、いまぁ、イったばっきゃりにゃのぉおおおおおにいぃぃぃ!」
「気持ち、んっ、いい……っ! でも、もっとぉ、気持ちよく、なり、たいよぉおぉぉ!」
 紫はすでに満身創痍だが、小傘はまだ余裕があるようだ。もっと、もっと気持ちよくなりたい。そう考えた小傘の目に、あるものが飛び込んできた。





 小傘は、いったん傘を動かす手を止める。そして紫に話しかけた。
「ねぇ、」
「はぁ、な、なに、ぜぇ、もう、限界……。」










「あなたの傘も、仲間に、いれてあげよ?」










「……え?」
 紫はその言葉の意味を、数秒たってようやく理解した。
「だ、だめぇ! いっぽんでもぉ、こんなに、きもひいいのぉにい、にほんも、いりぇたら、こわれりゅうううっ!」
「じゃ、じゃぁ、っ、しょうが、ない、ね。今のままでも、あっ、気持ちいいのに、変わりは、あん、ない、し……。

 その言葉に、胸をなでおろす紫。













 が。


……なーんて、ね?」


 小傘は躊躇いなく、紫の傘を、持ち主の尻穴にねじ込んだ。












 ずずん!
「「あぁぁあぁあああああああぁああんっ!!!!」」



 二人の口から、嬌声が迸った。
「お、思った通りきもちいぃいいいっ!! わたしのかさとぉ、このひとの、かさがぁっ! この人のお尻の中で、ごりごりって、こすれあってるぅううぅぅうぅぅううん!!」
「ら、らめぇっていったのにぃいいいいいいい! こわれりゅぅううぅっ! 私のお尻が、こわれちゃううううっ!!」
 あまりの気持ちよさに、二人は一気に限界へと押し上げられていく。これを耐えるなんて、不可能だ。



 二人は今まででも一際大きい声で喘いだ。
 そして、二人とも、絶頂を迎える。
「む、むり、たえりゃれないぃいいっ! ごりごりって、こすれて、イ、イっちゃううううぅぅぅぅうううううぅ――――っ!」
「だ、だめぇえ!! 私と、他人の傘、おひりにぃ、つっこまれてぇっ! イ、イくうぅううぅぅぅううう―――――――っ!」



 同時に絶頂を迎えた二人はその場に倒れこみ、力尽きたように眠った。










 行為終了後。





 ……調子に乗りすぎた。





 やばい、謝らなきゃ、と小傘は反省した。

 先に起きた小傘は気まずげに、うつぶせに倒れてぴくりとも動かない紫に声をかける。
「あ、あの、ごめん、やりすぎちゃった。そのー、大丈夫?」
 反応なし。
 やばい、場を繕わなくては。
「え、ええと、あなた、人間?それとも、何かの妖怪?」
 小傘がそう聞いた時だった。






 ゆらぁあ、と、力学を無視した動きで、紫は立ち上がった。同時に、彼女の背後の空間が裂ける。
 一瞬、小傘は思考停止した。
「……え?」





 ま、まさか、あの人って、名前くらいしか聞いたことのない、あの、







「スキマ妖怪」の……八雲紫……?







 さぁあああああっ、と小傘の顔が自身の持つ傘のように青ざめた。今までの自分の所業を思い出す。
①幻想郷を統べる存在たる大妖怪の尻に傘をぶっ挿した。しかも2本。
②掻き回した。
③絶頂させた。それも2回。
④自分も気持ちよくなってた。
⑤犬扱いした。







 ………あ、私の人生、今日で終わるんだ。









 悟りきった表情で、諦念の彼方に旅立つ小傘。その眼には虚空しか映っていない。
「多々良小傘」
「あ、はい。一思いにやって下さい。できるだけ痛くないやつで――――」
 そんな精神状態だったため、小傘は危うく次の大事な、大事な一言を聞き逃すところだった。
 ふう、と一息入れて、紫は言う。





「また……また、来ますわ。さようなら」





「え?」
 我に返り、小傘が向き直った時にはもう、スキマも紫も、掻き消えていた。残された小傘は、ただ呆然と、立ち尽くすことしかできなかった。








「……え?」












 数日後。
「あの……紫様、どうかされたのですか?」
「 ?? どういうことかしら、藍?」
「……いえ、ここ数日、ご自分の傘を眺めては、顔を赤くしていらっしゃるので……。」
「藍」
「はい」

 そこで紫は言葉を切り、うっとりしたようにため息をつく。そしてしみじみと、言った。



「……傘って、良い物よねぇ……。」




「え? は、はあ……。そう、ですね……?」
 いつもと違う主の様子に、藍は首を傾げるばかりだった。










 終わり
 前の作品での「次は短く!」ということをついに達成できました!
 ……次はまた、長くなりそうですが。

 今回は、人を選びそうな内容になってしまいましたが、どうでしょうか?






 コメントありがとうございます! 紫関連多いですね。


 >>1さん
 いいんですか? 私は褒められるとさらに調子に乗るタイプですよ?


 >>2さん
 紫様はかわいい。その真の可愛さの前に、私の力なんてとてもとても。でも、少しは表現できてたのかな? ありがとうございます。


 >>3さん
 はい、そうです。紫様のお尻なでなでしたい
 ……あ、つい邪念が。すいません。
 後半の話ですが、コメント欄をそうしてみました。しかし、感嘆符、ということはすべての 、!? ではないんですよね?


 >>4さん
 そうですか。そんなにタイムリーだったとは、幸運でした。
 しかし、 申し訳ないのですが自分の力量ではガチネチョは難しいかもしれません。ここは>>4さんが自分で絶頂しつつ書くというのもありじゃないでしょうか。
 完成したら是非拝見させてください。


 >>5さん
 ある作品を見て、どうしても紫様のお尻を責めたくなったのです。
 お尻の弱い紫様も可愛いですよね。


 >>6(>>3)さん
 ぬぉおお……。こんなところで自分の理解力不足と知識のなさを露呈するとは……。
 ややこしくなんかないですよ。読みやすさに関するアドバイスを受けている時に別の汚点が見える、いやはや、とんだ醜態をお見せしてしまいました。
 作品内修正完了です。2回ものコメント、ありがとうございました。


 >>7さん
 とてもいい、ですか。すごく嬉しいです。ありがとうございます。
 ところで傘をぶっ挿すあのシーン、描写はしていませんが、当然小傘はすばやく紫のスカートをめくり、下着を下ろしています。
 ①めくる→②下ろす→③挿す という、普通の人間なら忍び寄れても1つしかできない芸当を3つやってのけた小傘ちゃん、
 案外侮れません。小傘ちゃんの意外な神速によって生み出されたシーンでした。
ごはん好き
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
調子に乗りすぎだ!(褒め言葉)
2.名前が無い程度の能力削除
ゆかりんエロ可愛い!超グッジョブ!!
3.名前が無い程度の能力削除
これはネチョい、ゆかりんは後ろが弱かったんですね…

感嘆符(!、?)の後ろに文を続ける時は、スペースを1つ挟むと読みやすくなりますよ
4.名前が無い程度の能力削除
小傘×紫とか密かにマイブームなカップリングを
ピンポイントで突いてきやがったなこの野郎!
この組み合わせでガチネチョってくれたら驚きだけで絶頂できる自信があるぜ…

まあそれを差っ引いても、紫がまるで接点が無さそう&力量差がありすぎる感なキャラに
一方的にやられるってシチュは大好物ですw
5.名前が無い程度の能力削除
ゆかりんアナル弱すギィ!!
6.>>3削除
ややこしかったようで申し訳ない
今回指しているのは!と?だけで、は含まないです

こちらも誤用したので申し訳ないのですが、感嘆符とは!の別称です
?の別称は疑問符が正しかったですね
7.こーろぎ削除
はじめ紫にぶっ挿したときには爆笑してしまった、じょじょに喘ぎ声や矯声でエロく感じてきてとてもいい作品だった