「――それでは、大変お世話になりました」
街の入り口に数人の男女が集まっていた。男は3人、女は1人。男のうちの1人は××という名の、この街の町長を務める男だ。
女の片方の名は東風谷早苗という名の巫女を生業としている少女だが、男達が普通そうするように服を身に着けているのに対して、彼女は下半身に何も身に着けず、その豊満な臀部とキュッと引き締まった腰、そして小さく盛り上がる恥丘を晒している。さらに、上着もそのふくよかな乳房の谷間に寄せ、頭頂のピンクの突起とそれに刺さった金色のピアスを隠そうともしない。
しかし彼女が自身の露出を恥ずかしがる様子はなく、ニコニコと笑っている。
もう1人の少女である博麗霊夢は、早苗と違って普段どおりの赤い巫女服を着ている。しかしその胸元のふくらみが異常だった。彼女自身豊満な乳房の持ち主だったが、今の霊夢の胸元は二、三周り大きくなっており、サイズの合わない巫女服を押上げ、彼女の上半身全てを隠し切るまで布面積が足らず、へそが丸見えになるまで裾が持ち上げられている。そして胸の丸いふくらみの頂点はツンと固さを持った小さな突起が主張し、その周囲はうっすらとだが内側からにじみ出る母乳によって赤い巫女服がわずかに濃く変色している。
「いやいや、気をつけて帰るんだよ」
男性の中の1人、Aが笑顔で答え、霊夢の乳房を遠慮なくわしづかみにした。
「またここに来たら躾けしてあげるからいつでも来るんだよ。今度は尿道を開発してやるからな」
「あんっ♥分かってるわご主人様。また来ることがあればまたペットとして扱ってね」
霊夢の甘い声が漏れ、乳房の先端の染みがじわりと広がる。
「霊夢さん、私はもうしばらくこの町にいますね」
「ええ、アンタはゆっくりしていきなさい。頑張ってね」
早苗がぴょんぴょんと小さく飛び跳ねながら見送りの挨拶をする。彼女が動くたびに彼女の乳房がぷるぷると弾む。
テンション高いなぁ、と霊夢が若干呆れながら早苗から視線を外すと、Aの横に立つ男、××に眼を向ける。
「今回の件、いらぬご迷惑をおかけしました」
「いえ、私の経歴を考えれば当然のことです」
頭を下げる霊夢に、××も頭を下げて返す。その顔には人の良い笑顔が浮かんでいる。
「ですが良かったです。これで私の疑いも晴れたことですし、霊夢さんも常に母乳垂流しのケツマゾ巫女になれましたからね。いやあ、博麗の巫女である霊夢さんなら万が一と思いましたが、紫さんも『そう』なんですから、いらぬ心配でした。」
「?はぁ……なんにせよ、あいつの妙な勘ぐりでお時間をおかけしました」
「いえいえ、いいんですいいんです。とても『良い者』をもらいましたから。それと、霊夢さん……」
「この街を出た瞬間に記憶の『再インストール』が行われますので、その体に違和感を感じることはありませんよ。八雲さんと出会っても、お互いに『同期』しますから、若干のタイムラグはありますが貴女方は気づきません。それに周りの方々にも、貴女自身が『親機』となることで、周囲の人々記憶に『上書き』がなされます。違和感を覚えても、明らかにカラクリに気づく人はいません。さらに、定期的にこの街へと訪れるように設定させてもらいましたから。あなたはこのまま、噴乳巫女としてお過ごしください」
××は霊夢に歩み寄ると、その耳元でそう囁いた。その顔は普段の彼の顔ではなく、口の端を大きく吊り上げ、目元を緩ませた、普段の彼からは想像できないような、『彼』らしからぬ顔だった。
言われた霊夢は、きょとん、とした顔だった。彼女の耳に、確かに××の声が入ってくる。しかしその内容が頭に入ってこず、また、そのことに彼女は違和感を覚えなかった。
「…まぁ、要するにひっかかっていただいて、ありがとうございますってことです。」
××は霊夢の口元から離れると、そういいながら、普段の笑顔へと戻った。
「……さて、お時間をおかけしてしまいましたね。それでは霊夢さん、この町へ来訪していただき、ありがとうございました。どうぞまた機会がございましたら、この街をお訪ねください。街のもの一同、霊夢さんの来訪をお待ちしています……」
ザッザッザ――
舗装された道を、霊夢は歩いていた。行き交う人はなく、彼女の足音だけが周囲に響いて霧散する。
彼女が一歩足を出すだけで、彼女の豊満すぎる乳房がプルンプルンと小さく弾む。そのため、歩く彼女の胸元は、まるでプリンやゼリーが振動するかのように、ぷるぷると揺れ続けている。
「結局、紫の考えすぎだったってわけね」
はぁ、と霊夢がため息を漏らす。彼女にとっては、この2日間紫の勘ぐりすぎに付き合わされてしまった形となってしまった。
「まあ、ペットにしてもらって尻穴を躾けてもらったし、おっぱいでいつでも噴乳アクメできる体に改造してもらったから私としては損はなかったけど……」
それにしても、と霊夢は顎に手を添えて唸った。
たしかに街にも、××にも怪しい部分はなかった。自身の勘に触れるような出来事もなかった。しかしなぜだろうか。大事な部分を見逃しているような感覚を霊夢は感じていた。そもそも、この街を考える上での前提を間違っているような――。
考えながらも、霊夢は歩を進める。もう街から1キロ近く離れている。道の脇には地蔵が等間隔に置かれており、霊夢があるひとつの地蔵の前を通り過ぎると……
「……」
1歩、霊夢の足は歩を止めない。だが霊夢の表情からは色が消え、顎に添えたままの手も動かない。2歩、足だけが意志と独立して自動的に動いているかのようだ。
3歩、霊夢が顎に添えた手を下げ、顔を上げた。その表情は普段通りの霊夢だった。
「さっ、さっさと帰ってお茶でも飲むかなぁ。報告は……紫のやつから来るでしょ。その時でいーや」
ふぅっ、と霊夢は両手を挙げて大きく伸びをした。それに合わせて彼女の胸が前に押し出され、腕に合わせて巫女服の上着が持ち上がり、へそどころか下乳まで見えそうになる。
「あっ♥」
と、霊夢の喉から甘い声が漏れる。
「もう…衣擦れしただけで感じちゃうんだから、この乳首は……それに母乳がすぐに滲んじゃうし。まあ前からだけど」
そう言いながら、やれやれといった顔で上着の裾を引っ張り、ずれを直す。胸のふくらみの先端は滲み、甘い匂いを発散している。『以前から』敏感な霊夢の乳首は、布に擦れただけで彼女に快感をもたらす性感帯となっている。さらに同じく『以前から』母乳体質である彼女の乳首は快感を得るとすぐに母乳を噴出してしまう。
それに乳房の大きさもだ。118センチのKカップの彼女のバストは巫女服の上着を大きく持ち上げ、裾足らずでへそが丸見えとなっている。
「ま、ともかくも帰ろうかな」
そういうと、霊夢の身体がふわりと浮き上がり、宙へと舞い上がる。そしてゆっくりと上昇するとすいーっとまるでスライド移動のように前へ動き出した。
「さて、そろそろ帰ってくるころかしら」
博麗神社の縁側で、紫色のドレスを着込んだ女性、八雲紫が呟いた。2日前に彼女が博麗の巫女に頼んだ依頼、それの報告時間のはずだ。
「霊夢の勘の良さなら、なんらかのからくりを見破れるかもしれないし……もし霊夢も催眠にかけられていたら、そのときは私がそれに気づけるしね」
彼女自身、霊夢に××の素行調査を依頼はしたが、完全な達成は期待してはいなかった。彼女としては、結果的に疑念を解決できればいいという考え方だった。「どうせ催眠なんて、後から解除すればいいしね」と彼女は追加で呟く。
「噂をすれば…」
彼女が空を見上げると、空中に浮かぶ人影が見えた。その人影は紫のいる神社めがけて真っ直ぐ向かってくる。
人影はちょっとずつ大きくなり、ふわり、と神社の境内へと着地した。
「お帰りなさい。お疲れ様、霊……」
霊夢に眼を向け、労いの言葉を発した紫の口が途中で止まった。
「ただいま。…どうしたの?変な顔して」
「い、いえ、貴女…その胸の大きさ……」
「胸ぇ?胸って、『前から』この大きさじゃない」
紫は焦った様な声を一瞬上げ、霊夢の胸を指差すが、霊夢は「何言ってんの?」という顔でぷるぷると乳房を揺らしながら紫に歩み寄る。
「え?あっ、あ、そう、ね。そうだったわね。ええ。相変わらずの大きさね」
一瞬紫の中で生まれた違和感が、霊夢の言葉と共に瞬時に消え去った。『ああ、そう言えばそうだった』とでも言わんばかりに、紫の中で霊夢の胸のサイズの記憶が自身の中で一致した。
「『前から』思ってたけど、本当に大きいわね。たしか、乳首をこうすると」
「んひぃっ♥」
紫はそういいながら、徐に霊夢の乳首を服越しに指で抓った。すると霊夢が瞬時に破顔すると、甘い声と共に彼女の乳首から服越しに白い母乳がピューッと噴出した。
「あはは、そうそう。母乳が噴き出ちゃうのよね」
「あっ、あんたっ♥人のおっぱいで遊ばっ、ないの♥」
霊夢は紫の手を振り払うと、両手で胸をかばうように抱きしめ紫から若干距離をとった。紫は笑いながら軽い謝罪を述べると、どこから出したのか口元をセンスで覆いながら、すっと目を細めた。
「……それで霊夢、報告を聞かせてもらいましょうか?」
「……つまり、怪しい点は見られなかったと」
「そういうこと」
霊夢は紫と並んで縁側に座り、この2日間の経過を報告した。町全体の様子、××の態度、物腰、主張……自身が疑い無しと判断した内容を。縁側にかける腰掛け、若干猫背の霊夢の乳房は今にも彼女の膝の上に乗りそうだ。
「街も、あの人も普通にいい人だったわ。催眠魔法も掛けられた様子も、何も感じなかったし――」
霊夢の報告を聞きながら、紫は霊夢を観察していた。
(外見に以前と変化はないし、考え方も××に傾倒している様子も、庇う物言いもない)
紫の目から見て、彼女が懸念していた『霊夢が催眠にかかる』自体はなさそうだった。だとすれば、と彼女は思考をめぐらせた。
(勘ぐられた…?霊夢は正直すぎるところがあるし、催眠を彼女にかけず、すでにかけた者達は隠して…?もちろんそもそも催眠なんて使ってない可能性もあるけど…いえ、ここは――)
「わかったわ霊夢、ご苦労様」
再び霊夢に労いの言葉を向けながら、紫の思考はすでに決定していた。
(もう一度、私が直接確認に向かう必要がありそうね――)
町長や餌食以外の村人はどういう立ち位置(協力者ないしただの道具?)なのか気になるところ
ゆかりんがどんなBUZAMAを晒すのか今から楽しみでなりません
エロシーンの記述もエロい
洗脳と言うジャンルも良いですね!流行って欲しい!
だんだんエロエロにされていく霊夢さんに大興奮でした
うどんげやゆかりんもみたいですね!
陥落済みほぼ確定の紫がどんな性的肉体改造を施されているかと思うと
ほとんど描写されてないのにラストシーンがエロすぎて困る
エロ異常が常識として扱われるシチュはもっと流行ってほしい