韓国ビール販売2位と提携発表 サントリー

サントリーホールディングスは6日、韓国ビール2位のOBビールと提携し、同国のビール市場に参入すると正式発表した。国内で生産した主力商品「ザ・プレミアム・モルツ」を輸出、OBが持つ販売網を活用し飲食店向けに販売する。韓国ビール市場はこの10年で2割拡大している。国内市場縮小が続く中、成長が見込めるアジアなど海外展開を加速する。

OBビールは韓国でシェア5割強のハイトビールに次ぐ4割強のシェアを占めるメーカー。提携はまず6日から飲食店向けの販売を始め、来春から家庭用にも参入する。数年後に年間販売60万ケース(1ケースは350ミリリットル缶24本換算)、売上高40億円をめざす。

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