小学生が遊んでいるゲームタイトルや、よく見ているゲーム実況YouTuberは?──ゲームのオンラインコーチ事業「ゲムトレ」を手掛ける和(なごみ、和歌山県有田郡)は5月11日、こんな調査結果を公開した。
調査では、375人の小学生(1年生64人、2年生60人、3年生59人、4年生59人、5年生68人、6年生65人)からアンケートの回答を得た。
最も遊んでいるゲームタイトルのランキングは、1位が「フォートナイト」(22.1%)、2位が「Minecraft」(17%)、3位が「あつまれ どうぶつの森」(14.1%)という結果に。以降、「ポケモン」シリーズ、「マリオ」シリーズ、「スマブラ」シリーズと続くが、いずれも割合は10%を切った。
1位のフォートナイトは、米Epic Gamesが手掛けるバトルロイヤルゲーム。対応プラットフォームがPC(Windows/macOS)、家庭用ゲーム機(プレイステーション4、Xbox One、Nintendo Switch)、スマートフォン(iOS/Android)と多様で、いずれも基本プレイは無料。
2位のMinecraftは、スウェーデンのMojang ABが開発し、その後米Microsoftが会社ごと25億ドルで買収したサンドボックスゲーム。フォートナイトと同様にPC、家庭用ゲーム機、スマートフォンとマルチプラットフォームに対応する。ゲームの自由度が高く、総務省や日本マイクロソフトはプログラミング教育への活用を推進している。
3位のあつまれ どうぶつの森は、任天堂が開発するコミュニケーションゲーム。対応プラットフォームはNintendo Switchのみだが、3月20日の発売から3月末までの10日間で1177万本を売り上げた人気作。同社の2020年3月期決算が好調だった要因の一つになった。
見ているゲーム実況YouTuberのランキングは、1位がHIKAKINさん(UUUM最高顧問、20.9%)、2位がキヨさん(Sony Records所属、4.9%)、3位がまいぜんシスターズさん(UUUM所属、4.3%)という結果になった。
1位のHIKAKINさんの割合は20%を超えるが、「その他」と答えた割合が最も大きく43.6%だった。調査を行った和は、「子供たちの興味・関心が多種多様に広がっていることが分かった」と分析している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.