▼行間 ▼メニューバー
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります(旧:悪役令嬢は引き籠りたい) 作者:フロクor藤森フクロウ
148/148

毒蛇の姦計3

パパ首の回収が済まない限り、トドメはさせない…


 報告を聞いた元エリート従僕にして現公爵子息のジュリアスは優雅にカップを傾けて微笑んだ。


「言ったとおりになったでしょう?」


「え、ええ……その、あっという間ですわね」


 ジュリアスの仕掛けた罠にかかったマクシミリアン侯爵家は見事に身持ちを崩した。

 それはもう(ことごと)く引っかかった。

 一度覚えた贅沢癖は抜けず、以前の生活に戻れないようだ。まだ借金を重ね続けているという。相当あくどいところからも借りているらしく、利息が借りた金を上回るのは時間の問題と言えよう。

 折角一等地に建てた豪邸は差し押さえ寸前だという。


「下拵えはしましたが、見事に毟り取られて料理されましたね」


 無駄遣いを知っていた会計士は、態と何も言わなかった。

 淡々と言われるがままに資金を出していき、底を付くように仕向けた。いくつもぼったくりのようなものもあったのもそのまま放置した。

 そして、どれだけマクシミリアン侯爵が無能かをありのままに領収書が付いた費用を計算した各種の帳簿と提出したのだ。

 それを見たクリフトフもガンダルフも軽く引くくらい遊び惚けていた。

 だが、アルベルティーナからもらった事業資金で酒と女と買い物と賭博に使いこんだことに、じわじわとマントル奥深いマグマの如き怒りがせりあがってきた。

 何一つ実になっていない。悪評だけが付いた。

 随分高い手切れ金になったとアルベルティーナまで嗤う輩もいるが、当然それは承知の上だ。

 むしろ、ここから挽回するのも作戦の内である。

 怒り狂う義家族を横目で見ながら、ジュリアスは誰にもばれないようにほくそ笑む。


「でも、本来この事業に割り振られる資金の半分になってしまったわ」


「問題なく。私がちゃんと引き継ぎますので」


 申し訳なさそうに眉をハの字にするアルベルティーナ。そのこめかみにキス贈るジュリアスは鼻歌でも歌いそうなほど上機嫌だ。


「私が言い出したのです。喜んでお受けいたしますので、どうぞお申しつけ下さい。恙なく完遂させて見せますよ」


 これはジュリアスが仕組んだもの。

 片手間に奈落に続く穴へ、背を押した。

 アルベルティーナも少し案は出したが、ここまでマクシミリアン家が素寒貧になるように仕向けたのはジュリアスだ。

 こてんと首をジュリアスの肩に預けながらも、マクシミリアン侯爵家を押さえつけに成功したことには安堵したアルベルティーナ。

 そして苦笑気味に「敵に回したくないわ」と呟く。

 敵も何もジュリアスはアルベルティーナだけの味方だ。





 二か月前――ヴァユの離宮に泊まっていた時、ジュリアスから提案があったのだ。

 マクシミリアン侯爵家を疎みながらも気に掛けなければならないアルベルティーナ。

 それを面白く思わないはずもないジュリアス。

 幾度としてアルベルティーナを怯えさせ、痛めつけた人間を当然許すはずもない。

 分らないことはあっても、ある程度の予想は出来る。一線を超えない程度に牽制を掛けたのだ。


「手紙といえば、マクシミリアン侯爵家ですが」


 その言葉に、アルベルティーナの空気がピンと張ったのが分かった。

 何事もなかったようににこりと笑っているが、完璧すぎて作り笑いだとよくわかる。

 アルベルティーナが普段浮かべる笑みはふわふわとした柔らかい、花のほころびの様なものだ。それをよく知るジュリアスにしてみれば、不自然極まりない硬くぎこちない笑み。

 生来の美貌を形だけを模した笑み。隙の無い貴族の笑み。

 見惚れてしまいそうな笑みだが、ジュリアスの腹の底にはちりちりと焦げ付くような激情が渦巻いた。それをひっそりと押しやり、いつも通りに振舞う。


「王配に推挙なさるなら、さっさとなさってください。建前だけでも整えて黙らせておけばいいでしょう」


「……いつまでも置いてはおけないものね」


「ええ、どうせ却下されます」


「………え?」


 目を見開いたアルベルティーナに畳に掛けるように、ジュリアスは言葉を吹き込む。

 あの程度の連中が、足掻いたところで手が届かないのだと。


「いくら貴女が熱烈に望まれても才無し・財無し・派閥無し。辛うじて侯爵家という格があったとしても、アルベル様の隣に並ぶには余りに足りなすぎる。

 零落した貧乏侯爵家が何の功績無しに王配に? そんなに単純な椅子取りゲームではないのです」


「そう上手く行くかしら」


「行かせるのですよ。少なくとも喪が明けるまでは猶予はあります。

 スキャンダルがないならば作ればいい。高い場所にいるのならば、失脚させ汚名の泥につからせればいいのです」


「……それなら、わたくしにも考えがあります」


 意外なことにアルベルティーナから意見が上がった。

 誰かを陥れるような真似がこのお人好しにできるものかとタカをくくっていたが、面白そうなので促した。


「お聞きしても?」


「あの家は、わたくしに金子の他に事業や領地の権限を度々要求してくるの」


 予想はしていたが、改めて聞くと気持ちがいいものではない。

 アルベルティーナは言わないが、不敬ととられるようなセンスのない口説きをしたのも知っている。


「恥知らずな」


「でも、マクシミリアン家は正直裕福ではないわ。領地も特産品もあるけど、それを上手く使いこなせていないようなの。

 調べてみたのだけれど、鉱山はあるし農耕地としても悪くないと言えますわ。

 恐らく、商売が得意ではないのね。事業なんて任せたら計画が倒れてしまうわ」


 その通りだ。目の付け所は悪くない。他にも粗を探せばごまんとあるが、マクシミリアンの経営の焦げ付き方はかなり逼迫している。

 金は大好きな癖に、振り回される典型だ。浪費ばかりで貯まらない。財産が身につかないタイプである。


「だからあえて事業を一部渡します。少し多めの資金と共に」


「潰すと?」


「ええ、でも渡す資金は半分ほどよ」


 そういって示したのは小さな事業。

 あくまでアルベルティーナにとっては、と注釈は付く。


「それでも、一般から逸脱した額です。なかなか莫大になるかと。王太女としても、ラティッチェ公爵令嬢としてのものも規模からして違うのですから」


「ええ、そして莫大な資金を得たマクシミリアン侯爵は湯水のようにその潤沢な資金を使うでしょうね。

 ベラに頼んで少々取り寄せたの。マクシミリアン領の税収や支出の内訳を見せてもらったの。酷いものよ……わたくしでも、絶対こんなことしない。随分杜撰よ。

 災害をはじめスタンピードや飢饉で税収が落ち込んでも修正していない。大豊作の年も直していないようなの。何十年も変わらないの。物価の上昇とか景気とか考えていないわね。役人も変わっていないし、監査も入れていない。ここまで酷いと、買収や中抜きされている可能性もあるかもしれない。

 余程経営に興味が無くて、丸投げしているのですわ」


 お父様ならこんないい加減な仕事しないわ、とアルベルティーナは赤い唇を噛む。

 アルベルティーナの地頭は悪くない。むしろ優秀といっていいからこそ、マクシミリアン侯爵家の資産管理や運営の杜撰さが良く分かったのだろう。

 しわ寄せがきているだろう住んでいる領民や、一生懸命働いている職人や労働者を慮ったのかもしれない。

 眉根を寄せたジュリアスは「切れてしまいますよ」と顎を引いて止めさせる。


「失敗すると分かっていて預けるのですか?」


「ええそう。すぐにわたくしに泣きついて、追加を求めるでしょうね」


「成程」


 悪くない考えだ。だが、少し詰めが甘い。

 ジュリアスはアルベルティーナ程優しくも甘くもない。だから、あの下種にそこまで施してやるつもりはない。

 甘い汁を啜った以上の地獄を味わわせてやりたいと思っていた。

 ジュリアスはにっこりと深い笑みを浮かべて、どこか頑なで強張ったアルベルティーナに囁いた。

 まるで蜜のように甘く、毒のように痺れるような蠱惑をもって誘惑した。


「ならば、一度に半分全て渡してください。残りの半分でこの私が事業を完璧にやり遂げて見せますよ」


 アルベルティーナからの事業資金――それも公務資金を散財に使いこんで、しかも半分も使っておいて全く事業が進展していなければ責任者から降ろされても文句は言われないはずだ。

 何に使ったと蓋を開ければ豪遊三昧だ。これでは追加資金の要求などできはしないだろう。

 アルベルティーナとしても断る理由になる。

 大金は人を狂わせる。贅沢と賭博は人の金銭感覚を壊すのに何よりも効果がある。

 ましてや、自分が苦労して得たものでは無ければ一層壊れやすい。

 ジュリアスは社交界に積極的に顔を出しながら、人脈を築いていた。当然噂話を多く耳にするし、悪評が事欠かない横暴なヴァンやマクシミリアン侯爵家を調べるのは容易かった。

 マクシミリアン侯爵夫妻の好みそうな商品を取り扱う商人を積極的に持ち上げるよう差し向け、賭博好きの遊び上手な人間に夜会やお茶会の招待状を握らせた。勿論、賭博場ではある程度の接待はさせ、ギャンブルにのめりこむよう仕向けた。

 アルベルティーナに会えずイラついているヴァンには、アルベルティーナに似通った特徴のある高級娼婦のいる娼館へと足を運ぶように仕向けた。娼婦は当然のぼせ上がりやすい男を扱う手練手管には長けている。ヴァンのような単純な男は見事に貢ぎまくり、そこら中に借金やツケをしているらしい。

 マクシミリアン侯爵が買ったあの豪邸。広くなった敷地で大量の使用人を雇った。それによりジュリアスの息のかかった使用人たちが入ったし、商人たちも出入りするようになった。

 あの愚鈍な貴族の動向は手に取るように分かっていた。

 結果、たった二か月でマクシミリアン侯爵一族は没落した。

 ほんの一瞬の栄華と共に一層落ちていった。




読んでいただきありがとうございました

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想は受け付けておりません。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜

8歳で前世の記憶を思い出して、乙女ゲームの世界だと気づくプライド第一王女。でも転生したプライドは、攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全1028部分)
  • 7951 user
  • 最終掲載日:2020/12/18 18:00
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全277部分)
  • 7227 user
  • 最終掲載日:2020/08/17 06:23
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載中で//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全137部分)
  • 8690 user
  • 最終掲載日:2020/11/16 23:59
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/12/16 アース・スターノベルよりノベル4巻発売。R2/9/12 アース・スターコミックスよりコミックス2巻発売。ありがとうございます&どうぞよろしく//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全142部分)
  • 8593 user
  • 最終掲載日:2020/12/16 22:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全125部分)
  • 9730 user
  • 最終掲載日:2020/11/25 00:00
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全223部分)
  • 8959 user
  • 最終掲載日:2020/12/07 00:00
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全124部分)
  • 6998 user
  • 最終掲載日:2020/09/01 00:00
転生しまして、現在は侍女でございます。

※アリアンローズから書籍版 1~6巻、コミックス3巻が現在発売中。 ※オトモブックスで書籍付ドラマCDも発売中です! ユリア・フォン・ファンディッド。 ひっつ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全387部分)
  • 6976 user
  • 最終掲載日:2020/12/19 00:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 6506 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?

「ひゃああああ!」奇声と共に、私は突然思い出した。この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だって。 前世ではアラサー喪女だったから、「生まれ変わったら、//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全97部分)
  • 6743 user
  • 最終掲載日:2020/12/18 22:00
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。 ◇◆◇コミカライズ新シリーズ連載中!! ◇◆◇詳細へは下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったの//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全236部分)
  • 7563 user
  • 最終掲載日:2020/10/17 20:03
【コミカライズ開始】ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後にした。 リーシェにとってこの婚//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全80部分)
  • 10186 user
  • 最終掲載日:2020/12/18 12:30
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全498部分)
  • 6983 user
  • 最終掲載日:2020/12/15 00:00
魔導具師ダリヤはうつむかない

「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。 前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。 今世はおとなしくうつむ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全310部分)
  • 9271 user
  • 最終掲載日:2020/12/12 20:16
悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします

【☆書籍化☆ 角川ビーンズ文庫より1〜2巻発売中です。3巻も2021年1月刊(12月26日発売)予定。コミカライズ企画進行中。ありがとうございます!】 お兄様//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全162部分)
  • 9632 user
  • 最終掲載日:2020/12/15 08:00
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 7609 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
二度と家には帰りません!~虐げられていたのに恩返ししろとかムリだから~【Web版】

注意:web版と書籍版とコミック版とでは、設定やキャラクターの登場シーン、文言、口調、性格、展開など異なります。 書籍版は一巻と一章はそこまで差はないですが、書//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全62部分)
  • 6483 user
  • 最終掲載日:2020/06/09 16:02
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全202部分)
  • 6973 user
  • 最終掲載日:2020/08/07 21:57
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 6466 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖オーバーラップノベルス様より書籍9巻まで発売中! 本編コミックは6巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は4巻まで発売中です!❖ 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全549部分)
  • 7282 user
  • 最終掲載日:2020/12/14 23:13
【WEB版】転生したら15歳の王妃でした 〜聖女のチートなんて興味がないし、気ままにおいしいごはんを作ります~

※WEB版と書籍版では内容がかなり異なります(書籍版のほうは恋愛メインのお話になっています。登場人物の性格も変更しました) 過労死した社畜OLが転生した先は、国//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全90部分)
  • 6649 user
  • 最終掲載日:2020/09/13 00:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全341部分)
  • 7553 user
  • 最終掲載日:2020/10/04 07:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 6696 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全163部分)
  • 9388 user
  • 最終掲載日:2020/12/15 12:00
悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!

 ななななんと!KADOKAWAブックスから書籍化決定です!! 一巻は令和元年九月十日に発売です。コミカライズも決定しました。これも応援してくださる皆様のおかげ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全676部分)
  • 6488 user
  • 最終掲載日:2020/12/06 16:06
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全213部分)
  • 8060 user
  • 最終掲載日:2020/12/11 00:00
転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。

【KADOKAWA/エンターブレイン様から書籍版発売中】 【2019年9月からコミックウォーカー様にてコミカライズスタート&書籍発売中】 「気付いたら銀髪貴族//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全301部分)
  • 7443 user
  • 最終掲載日:2020/10/30 02:27
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 8069 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29