長野県で地域おこし協力隊になってみませんか?
- オンライン開催(WEB会議アプリケーションZoomを使用)
- 2020年12月23日(水)
地方創生・地域課題の解決の場では、地域の資源を活用することに加えて、東京などの大都市部の人材や企業が持つ資源も取り入れて、共創による地域づくりを行っていくことが試されています。
長野県では、41の企業・団体との「包括連携協定」による協働事業や「つながり人口(関係人口)」の拡大に取り組むとともに、県内の市町村でも地域の特色を生かして地域内外との共創の取組を進めています。
本セミナーでは、行政・企業・地域づくり団体等が連携した共創の取組を紹介するとともに、信州・長野を舞台として実施される多様な地域プロジェクトを通じて、地域への企業や人材の関わりの可能性を考え、地域の未来づくりへの参加と共創を提案します。
<こんな方におすすめです>
〇信州・長野の地域づくりに関心のある方
〇「地方創生」における「公民連携」に関心のある方
〇「包括連携協定企業」の取り組みに関心のある方
〇「複業・副業」による地域参加に関心のある方
〇「ワーケーション」に関心のある方
〇地域課題解決・地域貢献に関心のある方
〇地域資源を生かした特色ある地域づくりに関心のある方
〇「つながり人口」「関係人口」に関心のある方
〇ご自分のスキルや経験を地域づくりに活かしてみたい方
〇具体的な地域づくりの事例を学んでみたい方
など、多くの方に信州・長野を舞台とした事例に触れていただき、参加と共創のきっかけとしていただければと思います。
本セミナーでは、計8名がそれぞれの立場から10分のプレゼンテーションを行います。各プレゼンテーションでは、行政×企業×サードセクターによる取組や具体的な地域プロジェクトを紹介し参加と共創を提案します。
<開催概要>
・日時:2020年12月22(火)15:00~17:00
・会場:オンライン(ZOOMウェビナー)
・主催:長野県・日本ユニシス株式会社
・協力:中部電力株式会社・カゴメ株式会社
・参加費:無料
※ZOOMのURLは、お申込みいただいた方に電子メールで前日(12/21)にご連絡させていただきます。
<全体プログラム>
15:00 開会/ごあいさつ
15:05~15:45 Session 1:Government and Companies
①テレワークを活用した県外からの人の流れの創出に向けて
~信州リゾートテレワーク&おためしナガノのご紹介~(長野県)
②自治体さま向け健康増進サービスのご紹介
-健康アプリを活用した健康管理・未病予防対策の推進-(中部電力)
③包括連携協定による社会課題解決取組(カゴメ)
④新規事業の創出とイノベーション人材の発掘を目指す「地域共創ラボ」(日本ユニシス)
15:45~16:25 Session 2:Regional Projects
⑤「地域・企業・個人」の3方良しを成し遂げる複業を通じた関係人口創出モデル(塩尻市)
⑥企業の健康経営をサポートするRe・Designセラピー(小海町)
⑦対話の場から生まれる自立型地域の共創(辰野町)
⑧市内の若者と創る長野の新たな特産品「ジビエアンバサダープロジェクト」(長野市)
16:25~16:45 Session 3:Q&A
16:45~17:00 お知らせ/閉会
<プレゼンテーションの概要>
【Session 1:Government and Companies】
長野県と企業による取り組みをご紹介します。
①テレワークを活用した県外からの人の流れの創出に向けて
~信州リゾートテレワーク&おためしナガノのご紹介~
長野県産業労働部創業・サービス産業振興室 主査 滝澤 正崇
長野県では、豊かな自然環境、都市圏とのアクセスの良さなどの特性を活かして、県外からの新たな人の流れの創出に取り組んでいます。今回は、「信州リゾートテレワーク(ワーケーション)」と「おためしナガノ」の取組をご紹介します。
②自治体さま向け健康増進サービスのご紹介
-健康アプリを活用した健康管理・未病予防対策の推進-
中部電力株式会社事業創造本部デジタルイノベーションユニット 井ノ尾 徳哉
中部電力は予防ヘルスケア領域でAIテクノロジーに特化したサービスを展開するヘルステックベンチャー企業の株式会社FiNC Technologiesと業務提携しており、健康アプリを活用した自治体さま向け健康増進サービスの提供を通じ、地域の健康寿命を延伸し、医療・介護費の削減に寄与していくことを目指しております。本プレゼンでは、様々な自治体さまでご活用頂きたく、サービス内容と長野県富士見町さまでのお取組状況をご紹介させて頂きます。
③包括連携協定による社会課題解決取組
カゴメ株式会社東京支社営業推進部営業企画課 担当課長 菅 史乃
2020年2月に締結した長野県とカゴメの包括連携協定について、行政、企業それぞれの強みを活かした社会課題解決取組について、ご紹介します。
④新規事業の創出とイノベーション人材の発掘を目指す「地域共創ラボ」
日本ユニシス株式会社スマートタウン戦略本部事業開発部 市原 潤
日本ユニシスは長野県で「地域共創ラボ」という活動を実施しています。「イノベーション創出プログラム」「課題解決プログラム」2つのプログラムをベースに、事業成長に向けたDX推進やプロジェクト推進によって、「イノベーション人材の発掘」と「共創による事業創出」を目指します。産官学金による連携、特にその中でも“地域内企業”と“都市部企業”を中心に“かせぐ”ことにフォーカスし、地域と企業が持続的に発展し、生活者視点での共感型社会の実現と地域課題の解決を目指していきます。
【Session 2:Regional Projects】
市町村における具体的な地域プロジェクトを紹介し参加を提案します。
⑤「地域・企業・個人」の3方良しを成し遂げる複業を通じた関係人口創出モデル
塩尻市地域おこし協力隊/パーソルキャリア株式会社 横山 暁一
長野県塩尻市は、旧来より多様化・複雑化する地域課題に対して官民連携の力によって解決に取り組んできました。そして、2019年からは民間企業の枠を超え、個人で地域や中小企業の課題に関わりたいという想いのあるプロフェショナル人材を受け入れ、課題解決の実行と関係人口の拡大を両輪で実現する実証実験を展開しています。今回は、自治体における副業での「特任CxO活用事業」や中小企業における複業人材活用「#複活」、総務省の関係人口創出・拡大モデル事業「MEGURUプロジェクト」など、この2年間の実証で見えてきたことと、塩尻市の考える「関係人口」の未来についてご紹介します。
⑥企業の健康経営をサポートするRe・Designセラピー
憩うまちこうみ協議会・小海町役場総務課渉外戦略係 係長 黒澤 大輔
長野県小海町では、まちづくり施策の一環として「訪れる人すべてが憩えるまち」を目指し「憩うまちこうみ事業」を推進しています。社会課題でもある働く人の「メンタルヘルスケア」や「企業の健康経営」を支援するために、豊かな自然や食など地域資源をもとに構築した独自のセラピープログラムを提供し、関係人口を増やすことで協定企業とともに地域の活性化をはかる取り組みをご紹介します。
⑦対話の場から生まれる自立型地域の共創
信州フューチャーセンター 代表 宮原 陽子
信州フューチャーセンターは、地域課題を様々な立場の方を含めた多様な人との対話から依存性のない自立型の地域に向けた取り組みを行っております。2016年からこれまでに行われた事例と共に、新たに期待する「移住者と地域との関係性」についてもご紹介します。
⑧市内の若者と創る長野の新たな特産品「ジビエアンバサダープロジェクト」
長野市 戦略マネージャー 土山 浩平
長野市では未来に向けたまちづくりに先手を打つべく、民間企業で活躍する高度な専門性を持った人材を戦略マネージャーとして登用し、地域の金融機関や企業、大学等と連携し官民学一体の戦略立案・推進(長期戦略2040)を行っております。本セミナーでは、それらの農林分野における施策の1つである長野市の新たな特産品を将来の中心世代である地元大学生との共創で開発、推進する「アンバサダー施策」の概要と今後の展望を紹介するとともに、長野市の長期戦略2040が目指す長野の良さを守り、活かす形での経済基盤の底上げ、つまり“自然循環と経済発展の両立”で市民の幸せの創造、および再構築に向けた取り組みについてご紹介します。
Session 3の「Q&A」では、信州・長野の地域づくりに関するご意見やご感想、ご紹介したプロジェクトへの質問や不明なことなどがありましたら、この機会に遠慮なくご質問・ご相談ください。みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
お申し込みは下部のフォームからお願いいたします。