さくらタクシー株式会社

さくらタクシーの創業は1951年。大阪の老舗タクシー会社として、法人のお客様からも、個人のお客様からも、幅広く愛されるタクシー会社として営業を続けていました。そんなさくらタクシーが、国内最大手の日本交通グループの一員となったのが2016年でした。日本交通グループは、売上が約1057億円、乗務員数は1万人以上を誇る、非常にスケールの大きな企業グループです。乗務員をはじめとする「人」の強みに加えて、「ＩＴ」や「クルマ」の面においても、先鋭的なサービスを強化しています。私たちは、これまで培ってきた顧客基盤を大切にしつつ、日本交通のグループとしての力を併せ持つことで、新しい会社をつくっていこうとしています。

入社後はまず必要な免許を取得していただき、乗務員としてスタートしていただきます。大阪の地理や、タクシーならではの機器の操作など、最初は不安に感じるかもしれませんが、実務を経験することで、少しずつ自信がついてくると思います。当社は新聞社やテレビ局といった法人のお客様のご利用も多く、また繁華街や病院などで当社専用の乗降場があったりと、安定した営業基盤を持っていることも特長のひとつです。観光タクシーやキッズタクシーなど、ある利用目的を限定した乗務員の仕事もあります。こうした乗務員を経験した後は、配車や運行管理、本社での企画職など、総合職としてさまざまなキャリアパスを歩んでいくことになります。

2019年の新卒入社組が「新生さくらタクシー」としての1期生になります。社内にはこうした若手社員と、当社で長年働いてきた超ベテラン社員が混在するユニークな組織です。一見、世代間のギャップがありそうですが、気さくな人が多いせいか、休憩時間には年配の社員が20代の社員に気軽に声をかけているシーンがよく見られます。若手社員はもともとタクシー業界を志望していたという人は少なく、就活当時の志望業界はさまざま。説明会で、高水準の給与体系や自由度の高い勤務体系を聞いて、興味を持つ人が多いようです。また、元気に挨拶ができる人、明るく受け答えできる社員が多いことも、サービス業である当社ならではと言えるでしょう。