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この２つは似ているがあまり交わらない。「アニメオタクかつゲームオタクかつ絵師」という３属性も持ってる人間は限られるからだ大抵の人間は「アニメ＋絵師」か「ゲーム＋絵師」に収まる。そんな３つも趣味持つ時間は普通ないからな

萌え絵がエロゲ源流、というのは少しエロゲを強く見積もり過ぎだ。そもそも当時のエロゲで頭一つ抜けて売れた Fate Stay Night でも当時40万本程度で、セーラームーンのピークである1994年の年間約260億円の足元にも及ばないエロゲは天才を育てたが影響力は歯糞ほども無かった

当時の萌え絵師の間で圧倒的に流行ってた、またパワーがあったのはラグナロクオンラインだ。このゲームはMMORPGブームの火付け役であると同時に「ファンアートを公式がゲーム内のLoading画面に使用する」という革新的な姿勢を取ったゲームでもあった

あの頃は Pixiv も無く、ファンアートや二次創作の存在自体が「社会的に認知されていない」時代だった。まあ精々ファミ通の投稿コーナーとかにあるくらいだなその世界で、ラグナロクオンラインがファンアートを公式ゲームに乗せ、それに他が続いたことで、絵師や周囲の意識を大きく変わった

その後も定期的に韓国と中国から萌え絵の影響が日本に流入し続ける事となる。古くはパンヤ・トリックスター・ラテール、現代はアズルールレーンや原神だな基本的に萌え絵の表現では日本は遅れを取っている。そもそも萌え絵を語るのに「日本に源流がある」と考える事自体大きな間違いだ