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「感染者数の下がり方が止まっている」札幌医大・横田教授が指摘

新型コロナについて札幌医科大学の横田伸一教授に聞きます。

14日、北海道内では新たに125が感染、経路不明が23人、亡くなった方が15人いました。12月に入って亡くなる方が10人を超える日が7回目です。

横田教授「高齢の感染者は増えているのが原因ですが増やさないようにしないといけません」

札幌では新たなクラスターが2つ発生しています。陸上自衛隊真駒内駐屯地と有料老人ホームで確認されました。医療機関のクラスターが止まりません。

横田教授「とにかくクラスターの数が多いのが問題です。これが感染者数を増やしている要因になっています」

北海道旭川市のクラスターです。最も多い感染者が出ている旭川厚生病院は感染者が3人増えて286人。北海道療育園は8人増えて108人となりました。吉田病院はあらたな感染者がいなかった、ということです。

横田教授「自衛隊が入った吉田病院で新たな感染者が出なかったのは非常に良いニュースです。ただ、これからの推移は見守ってゆかなくてはなりません」

北海道全体の感染者数は125人。一旦、下がったように見えますが、この推移をどう見ますか。

横田教授「下がり方が止まってきているような印象です。ここはどうにか下げてゆかなければなりません」
12/15(火)「STVストレイトニュース」  12/15(火)11:47更新

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