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初日から患者搬送「大阪コロナ重症センター」運用開始 全国から看護師が順次到着
更新:2020/12/15 11:50
大阪府では、新型コロナウイルスの重症患者専用の臨時施設「大阪コロナ重症センター」の運用が12月15日から始まりました。
大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センターの敷地内に設置された「大阪コロナ重症センター」。30床全てに人工呼吸器が配備されています。初日は数床程度の運用から始まり、早速患者が搬送されてきました。
大阪府では、実際に使うことができる重症患者用の病床運用率が12月14日時点で81.7%となるなど、医療体制のひっ迫が続いていて、センターの運用開始に期待がかかります。
(大阪府 吉村洋文知事)
「大阪における重症者の命を守るということに、力を注いでいきたいと思います。」
必要となる看護師約130人の確保にもめどが立ち、12月15日朝には自衛隊の看護官ら3人が到着。16日以降、全国知事会から派遣される26人の看護師も順次センターに到着する予定です。