飲み会や食事会などに参加する場合、会計が割り勘だったりしますよね。
そんなときに財布をのぞいたら、1万円札や5千円札しか入っていなかったらどうしますか?
コンビニでジュースやおにぎりを1つだけ買って、1万円や5千円札で支払っておつりをもらったりしていませんか。
でも、お店側からしたら千円札が減ると困りますから、支払いのときとっても気まずいですよね。
それに、少額といっても両替のために無理に購入するのは無駄な出費です。
また千円札を手に入れるために、わざわざ手数料を支払ってATMから預金をおろすのも避けたいところ。
そこで、なるべく人とやり取りせず、手軽にできる1万円札や5千円札のおすすめの両替方法について紹介します!
1万円札や5千円札のおすすめの手軽な両替方法
両替といっても、両替をする方法はたくさんあります。
でも、できれば手軽にサッとすませたいところ。
▼そこで、以下のような条件の両替方法を紹介します。
- 人とのやり取りが少ない
- 書類の記入などの手間がない
- 両替できる場所が多い
- 両替のための出費がない
▼条件を満たすおすすめの両替方法は、おもに以下のようなものがありますよ。
- コンビニで電子マネーに一部チャージする
- 銀行の両替機を使用する
- 銀行ATMの預け入れで一部入金をする
- ATMで預け入れをして、すぐに両替引き出しをする
順に詳しくみていきますね。
コンビニ(セブンイレブン)で電子マネーに一部チャージする
まずは、コンビニで電子マネーに一部チャージする方法から紹介しますよ。
コンビニでは、電子マネーのチャージができます。
基本的に1,000円単位でチャージになりますので、1,000円をチャージをするために、1万円札や5千円札をATMに入金すれば、おつりは千円札でもらえますよ。
一見、手持ちのお金が減ったように思えます。
しかし、チャージしたお金はあとで買物のときに使えるので、お金は減っていませんよ。
ポイントは、よく利用する電子マネーにチャージすることです。
電子マネーをチャージするのにおすすめのコンビニは、セブンイレブンですよ。
セブンイレブンに設置してあるセブン銀行のATMでは、一部の電子マネーのチャージができます。
レジで店員とやり取りしなくてすむので、スムーズですよ。
なおセブン銀行ATMでは、LINE Payなど一部の電子マネーは投入した全額しかチャージできません。
つまり、おつりが出ないので注意してください。
▼セブン銀行で「一部チャージ」ができる電子マネーは、以下のとおり。
ちなみに、セブンイレブン以外のコンビニでは、レジで店員にチャージしたいと伝えることで、チャージしてもらえますよ。
ちょっと気まずいかもしれませんが、少額の商品を購入するだけで1万円札や5千円札を出すよりマシですね。
また、無駄な出費もないのでおすすめです。
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セブンイレブンのセブン銀行ATMで電子マネーのチャージをする手順
セブンイレブンのセブン銀行ATMで電子マネーをチャージして、おつりをもらう方法がおすすめと紹介しました。
でも初めての場合には、チャージのやり方がわからないかもしれません。
そこでセブン銀行ATMで電子マネーをチャージしておつりをもらう手順について紹介しますね。
なお、例としてSuica(モバイルSuica)に1,000円だけチャージして、1万円札を入金して9,000円(千円札9枚)をおつ
りにもらう場合を紹介しますよ。
▼セブン銀行ATMで電子マネーをチャージしておつりをもらう手順は、以下のとおり。
- 画面の「電子マネーチャージ」を押す
- 電子マネーを読取り部に置く
- 画面の「チャージ」を押す
- 希望の金額を選択する画面で「1,000円」を押す
- 1万円札を投入する
- 出てきたおつりを受け取る
- 取引内容・受け取ったお札の数を確認する
順にみていきますね。
まずはセブンイレブン店内にある、セブン銀行ATMに向かいます。
▼画面上部にある「電子マネーチャージ」を押しましょう。
▼すると電子マネーを置くように指示があります。
▼画面の右側にある電子マネー置き場に、電子マネーを置きましょう。
モバイル型の場合は、モバイルの電子マネーの支払い画面を出して、上下さかさまにしてスマートフォンを置きます。
▼つづいて、希望の取引の中から「チャージ」を選択してください。
すると、希望のチャージ金額を選択する画面に移ります。
▼1,000円をチャージするので「1,000円」を選びましょう。
▼現金の投入口が開きますので、1万円札を投入してください。
▼しばらくすると、おつりを受け取るように画面に指示が出ますよ。
▼すると、現金投入口が開いて、おつりが出てきます。
念のため、お札の金額を確認してくださいね。
▼画面に取引内容が表示されて、チャージ作業は完了ですよ。
これで、1万円札で1,000円を電子マネーにチャージすることで、千円札に両替できました。
▼なお、セブンイレブンでセブン銀行ATMを使った電子マネーのチャージについては、以下に詳しく紹介しています。
コンビニで電子マネーに一部チャージする方法のメリット・デメリット
コンビニで電子マネーに一部チャージする方法のメリットは、以下のとおりです。
- コンビニは店舗が多く、営業時間も長いので、利用しやすい
- セブンイレブンの場合は、ATMでチャージできる
- チャージした額は、あとで買物に利用できる
コンビニで電子マネーに一部チャージする方法のデメリットには、以下のようなものがありますよ。
- コンビニによっては、自分の使う電子マネーに対応していない場合がある
- 電子マネーを持っていないとできない
- セブンイレブン以外は、店員とやり取りする必要がある
銀行の両替機を使用する
次に紹介するのは、銀行などの金融機関の店舗に設定してある両替機を使用する方法ですよ。
両替機とは、その名の通りお札を両替する機械のことです。
1万円札や5千円札数枚を千円札に両替する場合は、基本的に両替手数料はかかりません。
ただし、両替機がある銀行が発行した両替カードや、預金口座のキャッシュカードを持っていないと利用できません。
▼だいたいの場合、ATMが置いてあるスペースに、両替機も隣接して設置されていますよ。
なお金融機関では、窓口でも両替ができますが、その場合は書類に記入したり、係員とやり取りしたりする必要があります。
待ち時間も発生しますね。
両替機なら、そういった必要がないのがメリットです。
しかも、時間帯によってはATMも混雑しますが、両替機はすいていることが多いです。
ただし、新札が欲しい場合は窓口で両替してくださいね。
また両替機は、金融機関の店舗のうち、大きな店舗にしか置いていませんので、事前に設置されているか確認しておきましょう。
▼銀行の両替については、以下の記事も参考にしてみてください。
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銀行の両替機を使用する方法のメリット・デメリット
銀行など金融機関の両替機を使用する方法のメリットは、以下のとおり。
- 両替に特化した機械なので、操作が手軽で簡単
- 両替機はATMの近くにあるので、サッと入ってスムーズに作業できる
- すいていることが多い
つづいて、銀行など金融機関の両替機を使用する方法のデメリットは、以下のとおりです。
- 大きな店舗にしか両替機が設置されていない
- 都市部以外は、できる場所が限られる
銀行ATMの預け入れで金額指定をして預け入れする
さきほど、銀行などにある両替機で両替する方法を紹介しました。
両替機がない場合は、ATMを利用する方法がありますよ。
ATMに自分の口座のキャッシュカードを入れ、画面の「預け入れ」を押し、1万円札や5千円札を投入します。
すると、全額預け入れするか、指定した金額だけを選ぶ画面になりますよ。
このときに、指定した金額だけ預け入れるようにしましょう。
そして1,000円だけ指定すれば、残りがおつりとして出てきますよ。
手持ちの金額は、1,000円減って9,000円となってしまいますが、使ったわけではないので、資産の総額としては減っていません。
ただし、コンビニATMでは、金額を指定して預け入れできないので、注意しましょう。
コンビニATMは、投入金額全額を預け入れするようになっています。
銀行ATMの預け入れで金額指定をして預け入れする方法のメリット・デメリット
銀行ATMの預け入れで金額指定をして預け入れする方法のメリットは、以下のとおり。
- 多くの金融機関のATMで利用できる
- ATMは入口近くにあることが多いので、サッと入ってスムーズに作業できる
銀行ATMの預け入れで金額指定をして預け入れする方法のデメリットは、以下のとおりです。
- 総額は減らないが、手持ちの金額が減る
- コンビニATMでは利用できない
ATMで預け入れしてすぐ両替引き出しする(イーネットなど)
最後に、ATMに預け入れをして、すぐに両替引き出しをする方法を紹介しますね。
この方法が使えるのは、ファミリーマートなど一部のコンビニに置いてある「イーネット」のATMや、ゆうちょ銀行など一部金融機関のATMに限られますよ。
まず、ATMで自分の口座にいったん1万円札や5千円札を預け入れします。
そしてすぐに、自分の口座から預け入れたら金額を引き出してください。
5千円の場合は、普通に5,000円と入力すれば千円札が5枚出てきます。
1万円を引き出すときには、以下のように操作すれば、千円札が10枚出てきますよ。
イーネット | 金額10,000円を入力して「一部両替」を押す |
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ゆうちょ銀行など一部金融機関 | 金額を「10千円」と入力 |
ちなみに、金融機関に設置されたATMを使うなら、さきほど紹介した金額指定をして預け入れする方法のほうが手数が少なくておすすめです。
ATMで預け入れしてすぐ両替引き出しする方法は、以下のような条件がそろった限定的な場合で使うのをおすすめします。
- コンビニでチャージできる電子マネーをもっていない
- 近くに銀行ATMがない
- 代わりにイーネットのATMがあるコンビニが近くにある
さらに、ATMで預け入れしてすぐ両替引き出しする方法の最大の欠点は、引き出すときに手数料がかかることです。
そのため、手数料が無料の場合に使うようにしたほうがいいですよ。
しかも、手数料無料の回数が決まっている場合は、両替のために無料の回数を減らすのはもったいないですね。
手数料無料の回数がかなり多い場合や、月末までほかに引き出すことがない場合などに利用するのがいいと思います。
ATMで預け入れしてすぐ両替引き出しする方法のメリット・デメリット
ATMで預け入れしてすぐ両替引き出しする方法のメリットは、以下のとおり。
- ATMは入口近くにあることが多いので、サッと入ってスムーズに作業できる
ATMで預け入れしてすぐ両替引き出しする方法のデメリットは、以下のとおりです。
- 利用できるコンビニATMや金融機関が限られる
- 金融機関のATMで使う場合は、指定金額で預け入れする方法のほうがやりやすい
- 手数料がかかるので、手数料が無料のときに利用したほうがいい
- 預け入れと引き出しの2度操作が必要
さいごに
人とやり取りせずに、気軽に1万円札や5千円札を両替する方法を紹介してきました。
1万円札や5千円札は、財布がかさばらず便利な反面、細かい支払いが必要な場合は使い勝手が悪いですよね。
紹介した方法のほかにも、パチンコ店やゲームセンターに置いてある両替機で両替できたりしますが、あくまでパチンコやゲームをするための両替機です。
両替だけして帰るのは、マナーに反しますので絶対にやめましょう。
また、両替のために1ゲームおこなうのも無駄な出費であるうえ、時間ももったいないですね。
一番おすすめの方法は、セブン銀行ATMで電子マネーにチャージする方法です。
セブンイレブンは店舗も多いので、利用しやすいですよ。
次におすすめなのが、金融機関の両替機で両替する方法です。
両替機が置いてある店舗は限られますが、もし近くにあれば、手軽に両替できますよ。