[モスクワ 14日 ロイター] - ロシアの国立ガマレヤ研究所は14日、開発している新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の有効率が91.4%とする最終結果を発表した。
最終結果は11月24日に発表した中間結果と一致。ガマレヤ研究所によると、最終結果をまとめた論文が外部専門家による査読(ピアレビュー)を受ける国際的な科学誌に掲載される。
スプートニクVは現在、ベラルーシ、アラブ首長国連邦(UAE)、ベネズエラ、インドで臨床試験(治験)が実施されているが、各国当局への使用申請には今回の結果を利用する。
ロシアではすでに20万人以上が接種済み。ガマレヤ研究所のアレクサンドル・ ギンツブルク所長は「2021年中にほぼ全ての国民を接種できる」との見通しを示した。
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