新型コロナウイルスに感染したことがあるかを調べる「抗体検査」が12月14日から始まりました。県内での検査は6月に続き、2度目です。

14日から始まった「抗体検査」は、ウイルスなどに感染した後にできる血液中の「抗体」を調べるもので、過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかが分かります。厚生労働省は国内で抗体を持つ人の割合を調べるため、今年6月、宮城、東京、大阪で8000人を対象に検査を行い、県内の抗体保有率は、「0.03パーセント」でした。

今回の検査は、愛知と福岡も加えた5都府県に住む20歳以上の住民およそ1万5000人が対象で、県内ではおよそ3000人が無作為に抽出されています。

検査対象者

「コロナが早く終結してほしい、そういう面で少しでも役に立てるならと思いました」

検査は12月20日まで行われ、結果は早ければ1月中に本人に通知されるほか、国が抗体保有率としてまとめ、公表する予定です。