
・「順番」は小学校の算数の問題レベルでの話です。
この問題が理解しにくい小さい子を持つ親御さん向けの投稿です。
・「順番」は、俺たち社会人にとっても大事な概念です。
行動の優先順位を、なぜ決めなければならないか?がわからない大人の方向けの投稿でもあります。
「なんのために順番という言葉があるのか?」
という問いに対して、あなたは何か明確な回答を持っていますか?
本投稿にはそのヒントがあると思いますので、ぜひ読んでみてください。
※順番いうものの考え方があるのはなぜか?その理由を教えてあげると、問題に対する理解が早くなります。本件お悩みの方がいれば、ご家庭の教育シーンや、仕事での教育シーンで試してみてください。少しでも参考になれば幸いです。
子供向けには
「なぜ、順番というものを覚えなきゃいけないのか?」
それは人類発展のため
・No.1のヤツから学ぶ方が早い
・アホから学んでいると時間がいくらあっても足りない
・ではそのNo.1は誰か?を決めるために順番という言葉がある
それは暮らしのため
・ラーメン屋で後から来た客に先にラーメン出てきたらパパぶちぎれ
・一度に作れるラーメンの数には限度があるから、先に注文した人から順に提供しなきゃいけない、ラーメン屋に行ったときにラーメンが出てくるのは「順番」という言葉を店員さんが理解してるから
それは自分の能力とお金のため
・○○(マンガやゲームやYouTubeなど)を一切するな!とは言わないが、それより今は先に勉強や宿題に集中しておいた方が、後々、能力が高まりやすく、結局大人になってからの金儲けでトクをする(かもしれない)。これは「優先順位」というモノの考え方で、金儲けのうまい大人になるには必ず要る考え方である
それは学校のため
・1年生で画数の多い漢字を書かせるとシンドイ、6年生に「田んぼの田」を教えてもつまらん、じゃあどうするか?学校には、何年生で何を教えるという順番(学習指導要領)があるから、先生もお前たちを教えやすいしこっちも聞きやすい
なんで小学1年生で「順番」を教えるのか
・順番とは難しい言葉であって、理解が難しい。でも、あらゆる物事に取り組む前に、この「順番」という言葉をわかっていないと、結局意味のない遠回りをして時間の無駄になるので、1年生のタイミングで教えている
・友だちと遊ぶ時も「誰が飴ちゃんを一番先に取るか?じゃんけんで決める?」など、「順番」をわかってないと、友達ともまともに遊べない。だからとても大事な言葉
※子どもの好きなマンガがあれば、それでたとえて教えてあげるのもよいと思います。鬼滅の刃で、なぜ無惨は上弦下弦それ以外という順位付けの組織構成にしているか?(無惨の血の量には限りがあるからザコに血を分けてるとミイラになっちゃう、など)鬼滅隊の柱以下の階級がなぜあるか?(ショボイ剣士が育手になったら壊滅するから、順位付けでの評価制度があるから、など)
社会人向けには
「あなたは順番という言葉の意味を知らない」
・リソースには限りがある(人・モノ・カネ・情報)
・リソースの単位投入量あたり、最大限のリターンを得るように経済活動を行わねばならない
・同量のリソースを注入して得るリターンが比較的小さいヤツ(個人あるいは組織)は、経済原則により、いずれ立場が悪くなり、淘汰される場合もある
・得られる限りの先行者利益を得て、できるだけ早くNo.1の座に近づくのが、コストに対するパフォーマンスUPの一手、そのためには、「今何をするべきか」その順番を決めることが大事
・なので、今はそんなことをするのでなく、今すぐ○○をせよ
※かなり説教くさくなるので、最後に「ズボンを履いてからパンツを履くか?子供でもそんなことするわけない。今あなたがしている○○は、先にズボンを履こうとしているのと同じだ」などとギャグ要素も入れた方が伝わりやすいです。
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以上です。
人に何かを教えるときは、それが子ども相手でも後輩相手でも、自分の哲学でもって愛情たっぷりに自分の思いを伝えてあげましょう。文章あるいは理論的に誤っていたとしても構いません。情熱が大事です。
そして、順番について教えるのであれば、順番って何?を初めに教えてあげるのが、正しい教育の順番です。
いかがだったでしょうか?もしこの投稿がヒントなったのであれば、ぜひ試してみてください。
という提案でした。