北九州コロナ補助金 詐欺未遂疑い追送検 福岡県警、会社役員ら
福岡県警は25日、新型コロナウイルス対策をした店舗に対する北九州市の補助金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで、会社役員義金朋憲(43)=同市八幡西区則松2丁目、三吉賢治(34)=同市小倉南区湯川新町3丁目=の両容疑者を追送検し、捜査を終結したと発表した。
追送検容疑は6~7月、飲食店や広告代理店の計3店舗に換気扇を新設したように装い、補助金計60万円をだまし取ろうとした疑い。
県警はこれまでに両容疑者を含む3人を同容疑で逮捕し、共謀した疑いがある店舗経営者の男女8人(30~60代)を書類送検。67店舗分の不正申請を確認し、うち11店舗分を立件した。両容疑者はともに詐欺未遂罪で起訴されている。 (小川勝也)