ブログ終了のお知らせ。


白い狼です。

年内に、ブログ「白い狼のため息」を終了させていただきます。

これまでお世話になりました。

ありがとうございました。

訂正:「平和の津留」の津留雅昭さんを偲ぶ会に参加しました。

※訂正とお詫び 故人のお名前を間違えてしまいました。津留雅昭さんです。「都留」は間違いでした。失礼しました。ご指摘ありがとうございました。

 11月8日、福岡県弁護士会館ホールで「津留雅昭さんを偲ぶ会」が催されました。津留さんは、反戦・平和と人権では欠かせない弁護士でした。九州靖国訴訟弁護団、九州丸刈り訴訟弁護団長、九州朝高生就学支援金差別国家賠償請求訴訟弁護団など多くの裁判に取り組み、一方で、講演活動も積極的に飛び回っていた方で、この日も120人をこえる参加者でした。

 福岡地区合同労組の網中争議の時に、前執行委員長だった筒井修さんが病に倒れ、法的知識も経験のない組合は、当時、津留さんと有馬(弁護士)さんにずいぶんお世話になりました。津留さんとは、天神での情宣で「おお!元気?」とすれ違うことがよくありました。九州靖国訴訟の時には合宿などもしました。しかし、九大病院でお会いしたこともあります。「どこか具合が悪いのですか?」と聞くと、「ああ、定期検査。」と苦笑いされていました。確かその前に手術をされたと風聞で聞いていましたが。
 
 始まる前に、わたしは11.14少年法反対公開学習会のチラシを弁護士会館の外で参加者に配ってからホールに入りました。ずらりと並んだテーブルに間を開けて座った人々が落語を聞いて笑っていました。追悼の会に落語!さすが、津留さんの追悼です。津留さんは大の落語好きでした。

 それから「偲ぶ言葉」として3人の方が、それぞれの付き合いの中からの津留さんを語りました。わたしの関係では木村眞昭さんですが、もちろん靖国訴訟のお話でした。1992年2月28日、福岡高等裁判所は、九州靖国神社公式参拝違憲訴訟で、目的効果基準により公式参拝の継続が靖国神社への援助、助長、促進となり違憲と判示したのに、なぜ、今日の年表に掲載されていないのかなどユーモア交えたお話でした。
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 オカリナ演奏は、オカリナのマイナーな音が郷愁、哀愁という少し落ち着いた気分にさせてくれました。それからまた、偲ぶ言葉として3人の方が話されましたが、今度は、津留さんの内面、顔に触れるお話でした。津留さんが似顔絵を書かれることは聞いていましたが、それが、居酒屋の箸袋やメモ用紙に描かれたもので、捨てるわけにもいかないし始末に困ったというエピソードには、あー、なるほどと思いました。津留さんは、肩に背広をひょいっとかけて「よ!」と声をかけてくることが多かったのですが、「ふうてんのトラさん」みたいに気さくで、時には集会に作務衣で現れることもあって驚かされたとも。本当に飾らない人でした。事務所では植木の水やりから始まったとか、落語のCDをかけていたとか、遊び心のある人でした。
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 偲ぶ会を準備していると実行委員会が津留さんの家族に伝えたところ、娘さんが「では、フルートを吹きます」と仰って、この日は、娘さん夫妻のフルート演奏が実現しました。津留さんの5人の子どもさんたちは、それぞれに好きな道を歩いているそうです。本当に人を大事にする津留さん、家族にもそうであったのだなとほんわかした気持ちになりました。
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 献花のあと、息子さんの挨拶があり、村井弁護士のひとことと、「団結ガンバロー」で会は締められました。津留さんも労働組合出身者であり、フルート演奏された娘さんもいま、労組で頑張っているとのこと。しっかりと受け継がれていく津留さんの思いを確認できる良い会でした。

 さらに外でチラシをまいて帰りました。(ヒ)
 
※この記事は、「白い狼のため息」と「福岡地区合同労組」、「福岡市民救援会」共通です。 
 
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「10月国際反戦行動(福岡)」に参加しました。

 10月18日、「スガ政権NO! 敵地攻撃NO! 10・18国際反戦行動」が開催されました。よく晴れた日曜日の午後、天神は、コロナなどどこの話かと言わんばかりの人出でした。若い人たちもたくさん。
 一時間の集会で、様々な活動に取り組む人たちからのスピーチが次々にありました。安倍政権から菅政権へと変わったものの、菅首相は早速、日本学術会議任命拒否し、各界から批判を浴びるも自分勝手な開き直り。「アベより悪いスガ」というのが、戦争反対の仲間たちの流行語大賞になりそうです。会場となった警固公園には、たくさんの横断幕やのぼり旗、プラカードが。「スガ政権NO!新基地NO!10.18国際反戦行動」、「辺野古新基地反対」、「安保法制廃止」、「「STOP!憲法改悪」、「戦争法を廃止する」、「平和にYES!」、「市民連合ふくおか」、「緑の党」、「日米軍事同盟反対 アジア米軍総撤収」、「奈多・雁の巣に、ヘリポートはいらない!」、「日本学術会議会員を任命せよ!」、「戦争反対!」、「スガは学術会議の任命拒否を撤回せよ!」などなど。

集会1

集会.2

集会4安保法制廃止

スピーチする人たちの足元にもプラカードがたくさん。
集会5プラカード

 日出生台演習場に反対する若い女性が、流れ弾が飛んでくる恐怖など現場報告をしました。お話中、どこからか何か声があがると戸惑ったのか話が止まるので、「頑張れ!」と応援の声もあがりました。

出発1

出発2緑の党

出発3

デモ出発

デモ平和にyes

 公園で、デモコール練習の時、若い人からふざけ半分の「戦争反対!」の声、沿道でもデモコールに続いて「戦争はんたーい」の声が。おふざけでも冷やかしでも反応があるだけましだとわたしは思います。耳に残った声や自分が叫んだ声は、いつか心を動かすかも知れません。

デモ奈多ヘリいらないJ

デモ学術会議

デモ・スガはJPG

デモ終点

 デモが終わって、まとめの集会となったので、わたしは先に失礼しましたが、あとで聞いた話では、集会の参加者は70人くらい、デモも60人をこえたそうです。実はわたしも数えていたのですが、50人をこえたあたりで面倒になってしまい人任せ・・・。
 
 デモの後ろのほうに行くと、公安がデモの中に入っていました。「中に入ったらいかんでしょ」と言うと、「そうですね」と言ってあっさり下がりましたが、緊張感がないなぁ。
 
 「戦争反対」のコールをしながら、本当に戦争が近くなったと思いましたが、帰宅してネットで観た画像が忘れられません。中曽根元総理の葬儀会場へ行く道を、向かい合ってずらりと並んだ自衛官たちの様子です。本当に軍隊の催しという感じでした。こんなものに多額の税金を投入する政府。自民党の催事に国立学校をも巻き込んで、「国をあげての催事」にしてしまおうとする菅政権には早期打倒の決意を燃やすしかないでしょう。
 しかし、一水会は、こんなツイートをしていました。
10月15日
17日の中曽根氏の葬儀は「グランドプリンスホテル新高輪」で1400人規模で行われるが、国葬でもないのに、宮中の神嘗祭に参列された直後のご皇族方をご招待しているとはけしからん。コロナ対策は万全なのか。各界人士が故人を揃って弔うのは結構だが、皇族利用も甚だしい。中曽根氏の方が大事なのか。


 左からも右からも嫌われて、戦争への道をゆくスガ政権に前途はあるのか。  
  (ヒソカ)
 

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