内部生・保護者の皆さまへ

株式会社ステップを始めとした学習塾19社からの申入書に対する対応、マスコミ対応などにつきましては、現在臨海本社内で複数の弁護士を交えた専門チームを組み、対応にあたっております。
教室には、上記対応は一切させておりません。学習指導、受験指導に全力を尽くしておりますのでご安心ください。


(株)臨海より提案をした「第三者委員会」設置の提案を (株)ステップは拒否(無回答)

令和 2 年 12 月 10 日午前中の Yahoo! ニュース上に掲載された J-CAST の記事によって弊社関連の記事がネット配信されました。 地域の保護者生徒の皆様、学習塾業界の皆様、また多くの関連の皆様にはご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

また、保護者、地域の皆様からも温かい励ましの言葉も数多く頂いております。心から感謝致します。同時に報道関係の皆様にも冷静な目でご判断をいただき感謝申し上げます。

以下、進捗のご報告となります。

12月12 日 17:00 頃 内部告発者を名乗り「カナガク」ならびに株式会社ステップ(以下ステップ)へ弊社社内情報を提供した人物を特定(元ステップ社員 現弊社社員)。この旨をステップはじめ 19 社並びに報道各社に報告。

12月 12 日 21:00 頃 ステップ取締役木島文義氏より弊社代表佐藤博紀あてに話し合いの申し入れ

12月 13 日 14:00 ~ 16:00  横浜ベイシェラトンホテル内にて、弊社代表取締役社長佐藤博紀・弊社常務取締役松山雅之、ステップ代表取締役社長遠藤陽介氏 ステップ取締役木島文義氏 ステップの提案を踏まえて、弊社にて作成しステップが確認することで合意。

12月 13 日 21:00 頃 弊社の主義主張を入れた声明文の再提案をステップへ送付

12月 14 日 11:00 頃 ステップより弊社作成の声明文は受け入れられず。

12月 14 日 12:00 頃 ステップが作成した再声明文の案が届く。弊社としては納得できず拒否。

12月 14 日 12:00 頃 臨海セミナーより「第三者委員会の設置」を提案(※1提案内容は下記参照)

なお、第三者委員会の設置についてステップからの回答待ちとなっておりますが、回答期限を過ぎた場合は無回答であっても「第三者委員会の設置は拒否」と認識する旨もお伝えしています。よって、受け入れられなかったものと認識し、今回の第三者委員会の設置は断念致しました。今後は司法の場を含めた然るべき場で判断をいただくべく準備を進めてまいります。

しかしながら、このような争いを今後も進めることは望んでおりません。何よりも両社の塾生のことを考えると1日も早い解決を希望しております。

また、今回、弊社の社内情報を持ち出したと特定している元ステップ社員(現弊社社員)につきましては、 12月12日・16時頃から現在も含め行方がわからなくなっており、該当職員のご実家にも連絡を入れ保護者の方とも状況は共有させていただいております。ただし、一部の情報からは「安否の確認は出来ており、某塾が保護している」という話もございます。弊社としましては該当社員の行った行為は許し難いものはございますが、年齢も若く将来のある若者でありますので深く反省し誠心誠意の謝罪があれば弊社として個人への対応は配慮していきたいと考えております。

以下、進捗報告と臨海セミナーの主義主張をお伝えするため上記の「参考資料」を開示させていただきます。

  • 【参考資料】~第三者委員会設置の提案(臨海セミナーより株式会社ステップへ提案)~

 

12月12日に取り下げた記事の再掲理由

12月12日に一連のネット記事に関しまして、株式会社ステップに情報提供をした人物を特定したと弊社HPに掲載いたしました。

その後、株式会社ステップの元社員が流出させたという事実に対し、株式会社ステップより、何度も弊社のHPへの公開は控えて欲しいということと、話し合いの場を持ちたいとの要求がありました。

また、臨海HP掲出の「ステップ元社員の流出」という記載をなんとか控えてもらえないと、話し合いの場は用意できない、という条件を提示されました。

ここまで一方的に臨海を攻撃してきた株式会社ステップから、更なる要求があることにははなはだ疑問ですが、話し合いまでの時間はそのお願いを受け入れても良いと判断し、12/13の深夜0時から12/14正午までは文言を取り下げておりました。

12/13の話し合いの結果、互いに声明文を出すという話になったものの、12/14午前に弊社からの提案には応じることが出来ない、という返答が返ってきたため、再度以下の内容をアップすることに致しました。

臨海生並びに保護者様・地域の皆様へのご報告

昨今、インターネット上の情報発信をもとにした一件により、地域の生徒・保護者の皆様、学習塾業界の皆様、またほか多くの関連の皆様にはご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

本日、本件で内部告発者を名乗りカナガクならびに株式会社ステップへ「リスト」(個人情報に該当するかは現在調査中です。)並びに社内機密情報を提供した人物を特定いたしましたことをご報告させていただきます。

その人物は株式会社ステップの元職員で、株式会社ステップから転職してきた神奈川県内の教室に勤務する弊社男性職員であり、情報提供の痕跡が複数発見されている状況となります。

どのような意図・目的で行ったのか等に関しては現在調査中となっておりますが、大変残念な事案であることは間違いなく、もしそのような行為につながるような働きかけを行った人物や組織があったとしたら、二度とそのようなことを行わないよう切に願ってやみません。

とはいえ、弊社の職員から情報が提供されたことはほぼ間違いございません。皆様にはたいへんご迷惑をおかけしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。

前述の通り、現在事実関係の調査・把握を進めるとともに、情報の管理・運営に関し社内セキュリティー体制の見直しと管理・運営体制についての強化・改善対応を鋭意行っております。

また、改めまして今回のYahoo!ニュースにおける記事内容と提供された情報とを比較しておりますが記事内容は大きく脚色されており、特に合格実績のカウントにつきましては事実と異なります。引き続き、弊社としましては然るべき抗議をとってまいります。

未曾有の禍の中、受験生を筆頭に生徒は学習に対して多くの不安を抱えています。そのような中、ご縁頂いているご家庭、生徒たちに精一杯対応しています。そして、今後も我々の学習指導やコンテンツに関心を頂き、提供を望む全ての生徒たちに誠心誠意、全力でお応えしていくつもりです。すべての生徒の皆様の夢の実現のために、一つでも多くの笑顔のために、弊社は今後も全力を尽くしてまいる所存です。

最後に。

この喧騒の中、あたたかいお言葉をたくさん頂いております。その一部をご紹介します。

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J-castニュースの件、メールを見て知りました。コメント欄にも無責任な声が載っていて怒り沸騰、無駄と思いつつ擁護反論のコメントをしました。私も息子も臨海セミナーを深く信頼しており、このような言いがかりで揺らぎません。コロナで学校の勉強ができなくなった時の対応、受験に向けて生徒のやる気を高める指導、本当にすばらしいものです。親にも公立中にもできません。通う宮前平校は澤田先生はじめ熱心でいい先生方ばかりなのに今回の件で落ち込んでいるのではないかと胸が痛みます。無茶な勧誘など受けたことも聞いたこともなく、ひどい風評被害です。思うに他の塾の臨海潰し攻撃ですよね。どうか負けないで下さい。

(弊社「お客様の声」にいただいたメッセージより)

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涙が出るほどのありがたいお言葉に、全社員が勇気をいただいております。

 令和2年12月12日
株式会社臨海
代表取締役社長
佐藤 博紀

12/10の報道に関して

令和2 年 12 月 10 日午前中のYahoo!ニュースに、J-CASTニュースによってネット配信された弊社関連の記事が公開されました。 地域の生徒・保護者の皆様、学習塾業界の皆様、またほか多くの関連の皆様にはご心配をおかけし、大変申し訳ございません。

この記事に関しては、現段階では一方的な取材によるものです。正確な情報を発信する場を、今後鋭意設けていきたいと考えております。

まず、記事内にあります通り、株式会社ステップを幹事会社とした連名の申入書をいただいていることは事実です。現在、その回答に関して準備を進めております。なお、申入書には事実と異なる記載も多くあるため、この点に関しては弁護士とも協議の上今後抗議していく所存です。

その中で、特に対応が必要と考えているのが、弊社合格実績に関してです。弊社の合格実績に関しては、ご心配いただくような点は一切ないことをまずは申し上げさせていただきます。
弊社合格実績に関しては、弊社自主基準に沿って管理を行っておりますが、当然のことながら一定の基準をクリアした指導を行った生徒のみ合格実績としてカウントしており、指導時間や日数が不十分な生徒、模試のみ・講習のみの生徒、指導を受けていない生徒を実績にカウントすることなどはありえません。(弊社自主基準に関してはHPに掲載しておりますのでご確認ください。)なお、この点に関しては、これまでももちろんそうですが、2021 合格実績を含め、今後も変更になることはあり得ません。
この記事内には、合格実績の「水増し」に関する記載もございますが、この点は全く事実とは異なるものであり、そういったことは一切行っておりません。弊社の合格実績に関しては、全て通塾生名簿と完全なる照合を行い掲出しているものであり、疑いをもたれる余地は全くございません。

言うまでもありませんが、今年度はコロナ禍において、多くの模擬テストが開催中止や自宅受験など不安定な状況にあります。これは今年度受験を控える生徒たちにとっては、大きな不利益であり、受験に向けての不安材料にもなっているのが現状です。このような状況を踏まえ、弊社では少しでも生徒たちにとっての模擬テスト環境を提供すべく例年以上のテスト企画を実施しております。また、過密な受験勉強、模試スケジュールに配慮し、少しでも生徒の学びの意欲向上につながるよう、模擬テスト企画も様々工夫して実施してまいりました。

模擬テストを行うにあたり、正確な判定をし、有益な進路指導に結び付ける要因として、少しでも大きな分母で行うことが挙げられます。弊社としても、模擬テストを実施する以上、一人でも多くの生徒さんに受験いただきたいと思っております。
今回記事中にあるリストは、この模擬テスト実施に関わるものです。このリストに関しては念のため複数の弁護士にも確認し、違法性は見当たらない、というご判断もいただいております。
模擬テスト実施後の勧誘にあたっては、行き過ぎはあってはならないと考えます。今回もし行き過ぎた行動や営業があったとしたら、その点は当然ですが今後是正していくべきものと考えております。

また、世の中では、ご参加や紹介していただいた御礼としてポイントや品物をプレゼントするような形式は営業手法として多くの企業で行われています。実際に、学習塾業界のこの冬の動きだけを見ても、紹介者・体験参加者双方に対し、ギフト券 1,000 円分プレゼントや塾内で流通するポイントをプレゼントする企画、友人と一緒に冬期講習受講することで双方ともに冬期講習授業料が 55%オフになるキャンペーンなど、業界以外の企業と同様に様々な企画が行われています。弊社でも、多くの生徒さんとともに競い合う環境を作るために模試等へのご紹介は募っておりますが、趣旨に賛同してご紹介いただいたご家庭にはささやかながら御礼をさせていただいておりますことご理解ください。

未曾有の禍の中、受験生を筆頭に生徒は学習に対して多くの不安を抱えています。そのような中、ご縁頂いているご家庭、生徒たちに精一杯対応しています。そして、今後も我々の学習指導やコンテンツに関心を頂き、提供を望む全ての生徒たちに誠心誠意、全力でお応えしていくつもりです。すべての生徒の皆様の夢の実現のために、一つでも多くの笑顔のために、弊社は今後も全力を尽くしてまいる所存です。

令和2 年12 月10 日
株式会社臨海
代表取締役社長
佐藤 博紀