沖縄県は12日、新たに51人が新型コロナに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が二桁になるのは78日連続で、累計感染者数は4785人になった。在沖米軍関係は3人が感染し、累計で638人となった。
県の11日の発表では、10歳未満から90代までの男女計33人が新たに感染。感染経路不明の割合は14人。判明しているのは19人で、家族内感染が12人、職場内が3人、友人が2人、残る2人は詳細な情報が入っていない。
玉城デニー知事は10日の会見で、一般病床の使用率が上昇し、県内の医療機関が逼迫していることから、休業要請や営業時間の短縮などの強い措置を検討する考えを示した。14日の対策本部会議で「Go to イート」見直しも含め協議する。
直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は17・57人で全国では6番目に多い。最多は大阪府の27・56人で、北海道25・62人、東京都22・78人と続いている。