NHKニュースは25日付で「ネット通販代表ら脱税で在宅起訴」として以下の記事を配信した。
インターネットを使った通信販売などを手がける東京の会社の代表取締役らが、架空の広告費を計上する手口で2億3000万円あまりの所得を隠し法人税を脱税したとして、在宅起訴されました。
在宅起訴されたのは、東京・品川区の通信販売会社「オンライフ」のいずれも代表取締役の高崎航被告(37)と、持丸正裕被告(34)です。
この会社は、インターネットを使った通信販売などの事業を手がけ、売り上げを伸ばしていますが、東京地検特捜部によりますと、高崎代表らは架空の広告費を計上するなどの手口で、平成28年9月期までの2年間に2億3000万円あまりの所得を隠し、法人税およそ6600万円を脱税した罪に問われています。
東京国税局によりますと、2人は不正に得た資金を遊興費などに充てていたということです。また特捜部は脱税を手助けしたとして、いずれも会社役員の埼玉県上尾市の飯尾荘被告(38)と、新宿区の加藤豪被告(34)も起訴しました。特捜部は4人の認否を明らかにしていません。
引用以上
筆者は、表題のとおり、10年前ぐらいに暴力団関係者や特殊詐欺師が入り乱れ、車泥棒の「成り上がり」暴力団関係者の甲田英司らが集っていた、IT関連会社の「エムファクトリー」が経営不振となったために、六本木ヒルズの賃貸物件の「間借り」をさせていたヒルズ39階に、こいつらがいた事を確認している。
こいつらは、通信販売業者というよりも「アフィリエイト屋」であり、高崎被告は当時誇大妄想のような「ビルゲイツを超えるブログ」というブログを発信しており、心から呆れた覚えがある。
この手の連中は「社長」と呼ばれることを好み、散財することで自己アピールをする典型的な「カネの亡者」である。だからこそ、架空の広告費を計上してまで遊興費を得たかったのであろう。
脱税の手段は「マンションデート商法」の松尾眞一と同じであり、「カネの亡者」らは「節税」ではなく躊躇なく「脱税」を選び、一線を踏み越えるのである。その報いを今後受けるという事であろう。
会社の経営というより、虚栄心と金銭欲を満たすために会社を経営しているというのが、この手合いの特徴なのであるが、自分に甘く人に厳しく都合が悪くなると遁走するのも特徴である。高崎・持丸被告共に「間借りヒルズ族」のセンパイである甲田と同様の虚飾に満ちた人生を今後も歩むのだと思われる。東京地検特捜部および国税庁は、余罪や脱税の協力者らを徹底的に洗い出し「カネの亡者」らに厳罰を下して頂きたい。