冷たい長良川で疫病退散祈る 岐阜・池ノ上みそぎ祭
2020年12月13日 05時00分 (12月13日 11時37分更新)
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岐阜市の池ノ上みそぎ祭が十二日、同市池ノ上町の葛懸(かつらがけ)神社であった。今年は新型コロナウイルスの影響で一般の参加者を募らず、氏子のみ二十八人で実施。神事の後、ふんどし姿の「裸男」たちが長良川に移り、冷たい水に浸かって疫病退散などを祈った。
禰宜(ねぎ)の北川利三さん(62)、副禰宜の北川孝太郎さん(48)と中川貴雅さん(54)の三人は赤いふんどし姿で登場。ふんどしにマスク姿の氏子らは「わっしょい」と掛け声を上げながら、小走りで長良川へ向かった。三班に分かれて川に入っていき、「えいっ」と声を上げて身を清めた。
川から上がると、円陣を組んで掛け声を上げ、禰宜らを胴上げしていた。 (大沢悠)
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