障害者施設で集団感染 北九州市PCR検査優先実施へ
福岡|
12/10 12:07
北九州市の重度障害者施設で、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたことを受け、北橋市長は10日、障害者施設に対する検査を強化する考えを明らかにしました。
北橋市長は10日の会見で「障害者入所施設15あるが、希望する施設を先行してPCR検査を行う」と述べました。
北九州市は、来週末から重症化リスクが高い介護・障がい者施設で月に1度のPCR検査を実施する方針でした。
しかし、9日までに小倉南区の重度障害者施設「やまびこ学園」のスタッフや入所者、あわせて47人の感染が確認されたことを受け、希望する障害者施設には優先してPCR検査を行うとしています。
北橋市長は「適切にスクリーニング検査を行うことで、できるだけ早く状況を把握し、対策を講じたい」と語りました。