ニュース
News List
前原小5年生が職場体験学習 114人、50カ所で
2019.06.20
新聞折り機を使ってみる(左から)早川君、本弓君、古関君
糸島市立前原小(馬場隆校長)の5年生114人が校内を飛び出し、校区内の事業所の中に3日間(計6時間)入る「職場体験学習」が、12日から始まった。児童たちがいろいろな職業を知り、「働くこと」を考えるきっかになれば、と3年前から行われている。今年は糸島新聞社にも男子児童3人が来て、記者のインタビュー現場で〝同席取材〟もした。
職場体験学習の受け入れ先は、生花店、書店、飲食店、菓子店、幼稚園、歯科医、市役所など約50の事業所。体験した内容は職場ごとに違うが、社員や職員がお客さんや取引先と交わすあいさつの仕方も学んだ。
糸島新聞に来たのは、早川大智君(10)、古関来州(くるす)君、(10) 本弓(ほんきゅう)士道君(11)。新聞が製作されるまでの取材・撮影、原稿執筆、広告制作、編集、印刷が、配布・郵送など読者に届けるまでの流れの説明を聞いた。
刷り上がった新聞を配達しやすい大きさに折り畳む機械を使ってみたほか、記者が糸島在住のユーチューバーにインタビューする現場に同席。「どうすれば、世界一とか有名になれるのか」(古関君)、「尊敬しているユーチューバーは」(本弓君)などと質問、一眼レフカメラでユーチューバーを撮影した。
体験学習は21日もあるが、2日分を終えて早川君は「1枚の新聞が出来上がるまでに、いろんな努力がたくさん詰まっていることが分かった」と感想を話した。