猫の柄の見分け方

猫の柄の見分け方(海外編)_freakwave_ /pixabay

 その多様性が美しさの全てといってもいい「猫」。猫の品種はメジャーマイナーあわせて300以上あるとされ、色柄も実に様々だ。

 微妙に異なる被毛の柄は、一見すると似ているために見分けがつきにくい時もある。

 更に日本語で浸透している柄の呼び名と英語圏では異なりがあり、ますます混乱してしまいそうだが、今回は英語でキャリコ(三毛)、トーティシェル(サビ猫)、トービー(タビートーティシェル)、タビー(縞猫)についての違いを『Love Meow』が紹介しているので、どんな感じか見ていこう。

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トーティシェル(サビ猫)


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Mrdidg/pixabay

 オレンジ(うす茶色)と黒がランダムに混ざり合った柄の猫は、太陽が当たった時の色合いからべっ甲と呼ばれたり、カメの甲羅との類似性に由来していることからトーティシェルと呼ばれている。

 通常、黒とオレンジの2色だが、グレークリーム色のトーティシェルも存在する。

 顔の各半分に2つの異なる色(右がオレンジで左が黒など)で生まれたトーティシェルは、“キメラ”猫とも呼ばれることもある。この猫の特徴は、二つとして同じ柄が発生しないということだそうだ。

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 サビ猫の特性の劣性遺伝子はX染色体上にあり、これが白以外の柄を出すのに重要となる。

 原則的に1つの性染色体には1つの毛色であるため、複数の色を持つ猫は、X染色体を2つ持つ必要があるが、オスの場合1つしか持たないことから、99.96%の確率でこの柄の猫はメスとして生まれるのだという。

 3つの性染色体XXYの組み合わせ(クラインフェルター症候群)でオスが生まれることもあるようだが、確率としてはかなり低いということだ。

キャリコ(三毛猫)


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 サビ猫と時々間違われる毛色を持っているのが、キャリコ(三毛猫)だ。

 区別方法としては、キャリコには白の部分が25~75%あるということ。オレンジと黒、もしくは灰色とクリーム色の大きなパッチデザインが特徴だ。

 3色パターンのキャリコは“ブチ猫”としても知られている。

 キャリコは、オランダ語で「lapjeskat(ラプエスカト)」と呼ばれ、これはまさに「パッチ猫」という意味なんだそうだ。

 また、アメリカではキャリコは「money cats」という愛称を持っており、「MIKE(ミケ)」とも呼ばれているという。

 日本では、お馴染み招き猫を代表する伝統的な猫として有名だ。

 こちらのキャリコもサビ猫同様、遺伝子の関係でオスが生まれることはかなり珍しい。ちなみに、2015年にオスのスコティッシュ・フォールドの子猫がアメリカのテキサス州にある獣医院に持ち込まれたが、この獣医院によると54年の間で2回目に見たオスのキャリコの事例だったそうだ。

トービー(トビ柄)


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 トビ柄は、白・サビの毛色を除く黒・グレー茶トラ・キジトラ・サバトラ・ミケの6種の毛色の組み合わせで生まれる猫のことだ。

 基本的には白色がベースとなり、色のついた部分は目の周りや頬、脚や尾に現れる。更に、額の「M」字型のマーキングがこの猫の大きな特徴とされている。

 茶トラ猫など、赤っぽいもしくは薄いキャラメルクリーム色の猫はアグーティ遺伝子の関係により、80%がオス猫として生まれてくるという。

4種のタビー(縞模様)

 キジトラ、サバトラ、茶トラ…などなどタビー(縞模様)猫の種類は複数あるが、今回は4タイプを『Love Meow』が紹介している。

■クラッシック
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MelaniMarfeld/pixabay

 アメリカンショートヘアーに代表される、太い縞模様が入った柄の猫で、縞の一本が太く、お腹のあたりに渦巻き模様があるのが特徴。

■サバトラ
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pasja1000/pixabay

 魚のサバにちなんで“フィッシュボーンタビー”とも呼ばれている。キジトラと混同されることも多いが、シルバーグレーのトラのような模様を背中に持っていることが特徴。

アグーティ
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tsapenkodg/pixabay

 英語圏ではティックド・タビーとも呼ばれており、顔や首、脚にブチ模様があるが体はよりプレーンな色をしていること、一本の毛に複数の色が入っていることが特徴。この柄でよく知られている猫としてはアビシニアン、ソマリが挙げられる。

■スポッテッド
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 ベンガルやオシキャットなど、スポッテッドヒョウ柄のぶち)を持つ猫で、まさにヒョウの子供のような柄をしている。

個性豊かな柄のぶんだけ性格もいろいろ


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 猫の柄の組み合わせの可能性は、実に1000通り以上とも言われており、同じ柄で生まれてくる猫は全くいないと言われているだけに、まさに千差万別だ。そしてもちろん、個性にもそれだけの多様性がある。

 ちなみに、研究によると人間の遺伝子は99.9%が共通しているそうだ。それでも、1人1人個性がある人間が生まれてくる。猫も同じで、つまりは「みんな違ってみんないい」ということなのだ。

written by Scarlet / edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52292979.html
 

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