拡大する 押収された危険ドラッグの粉末や計量器、攪拌(かくはん)機など(警視庁提供)
危険ドラッグを持っていたとして、警視庁は、医療法人社団「さくらライフ」理事長で医師の中田賢一郎容疑者(50)=千葉県市川市真間4丁目=ら2人を医薬品医療機器法違反(所持)の疑いで逮捕し、5日発表した。調べに対し、「リラックスや性的興奮のために持っていた。違法とは知らなかった」と話しているという。
ほかに逮捕されたのは看護師の中沢春香容疑者(36)=群馬県中之条町青山。中田容疑者は複数の医療法人や社会福祉法人の理事長を兼務し、首都圏や群馬県、福島県で病院や老人ホーム、保育園の運営に携わっており、中沢容疑者は配下の病院に勤務する部下で、交際相手だという。
組織犯罪対策5課によると、2…
残り:293文字/全文:573文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら