先日、滋賀県甲賀市の方から祖父が宮町砥石を採掘していて祖父が
亡く成ってから30年以上経過し祖父の家を取り壊すので家の中を
整理していたら俵の中から砥石が出て来たので引取りに来て欲しい
との依頼が有りました。
態々此方に依頼をして来たのかはネットで宮町青砥を検索すると
此方の名前が出て来たとの事でした。地元でも忘れられた存在で
幻の砥石なので期待と不安が交錯する中、取り敢えず拝見しに
兵庫県姫路市大塩町から播但道を乗り名神を経由し第二名神
甲賀インター迄、飛ばしました。
現地で現物を拝見すると当時でも売れ無かった鎌砥型の砥石が
出て来ました。最悪の事も予想をしていたので諦めは付いていた
のですが手振らで帰るのも癪なので売れ無いのも承知で奮発して
購入し帰宅しました。帰宅し俵の中を見て見ると玉石混交状態で
既に半世紀以上経過して風化している事も有り4割以上が屑石でした。
其処から売れそうな物を選別し2級品の石から良品迄、5種類に
分けています。鎌砥型ながら非常に貴重な石なので砥石収集家には
是非、御勧めします。宮町青砥は現滋賀県甲賀市信楽町宮町で
採掘された石で昭和20年代に閉山しています。
山城産の和束青砥や丹波産の青砥とは違う様です。
写真の物とは違います。養生必要。
品 名:中砥
商品名:近江産(滋賀)宮町青砥(宮町砥石)
写真の石・寸 法(縦×横×高さ):約135×40×30㎜(±10㎜前後)
写真の石・重 量:約425g
数量:1丁
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販売価格 |
3,000円(税込3,300円)
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| 型番 |
nakato0038 |