ペニスを無理に曲げたために起こる「陰茎骨折」という男性特有の大怪我があることを

に書きました。この記事は、その中で予告した、私自身の過ちによって、
本当なら陰茎骨折になっていた筈の出来事についての打ち明け話です。

私には、猟奇ドMとでも言うべき、とんでもない性癖があります。それについては、
を読んで頂ければ解るかと思います。また、この性癖のために、

に示した事故さえ起こしています。そしてこれは、陰茎骨折になっていなかったのが
全くの奇跡(不幸?)だったという事件についての話なのです。これを読んだ男性諸兄は
震撼してしまうかもしれませんが、何とか我慢して読んで頂きたいのです。

それは私がまだ就職して1年と経っていなかった頃の話です。単独で泊りがけの出張を
こなすためにビジネスホテルに泊まることになりました。その日たまたま溜まるものが
溜まってしまっていたせいか、ホテルに着くなり荷物を置くのもそこそこに、着ていた
ものを何もかも脱ぎ散らかしてしまいました。そして部屋中を嗅ぎまわって何か普段
できないようなオナニーはないかと探し回ったのです。思えば部屋についたこの時から
その深刻な過ちは始まっていたのですが、性欲に突き動かされて動いていた時には考える
余裕さえありませんでした。

そして、ああ、これを思い出すと後悔の念があまりに強すぎるのですが、ベッドの頭の
部分にあった台が、思い切りつま先立ちをするとかろうじて座ることのできる高さである
ことを見つけてしまったのです。そして、問題の過ちが引き起こされたのです。
ペニス責めの好きな私は、ビンビンに勃起したペニスを根元から、渾身の力を込めて後ろ、
つまりお尻のほうに折り曲げてしまったのです。この時既に陰茎骨折を起こしていた筈なの
です。そのくらいの力を込めていました。そして、そのまま、先に見つけた台に折り曲げた
ペニスを下敷きにして、後ろ向きに近づいて座ってしまったのです。その時もし陰茎骨折を
起こしていれば、逆説的な言い方かもしれませんが、自分の過ちを思い知らされていた筈です。
陰茎骨折という概念すらなかった私は、そのままペニスの上に体重の殆どをかけてしまい
ました。ですが幸か不幸かペニスは折れず、私はペニスの激痛と、何故か引き起こされた
不思議な胸の高鳴りを存分に楽しんでいました。裸の胸をさすりながら、その不思議な胸の
高鳴りを随分長い間楽しんでいました。どれくらいの時間が経ったでしょうか、ペニスの
感覚がなくなってきたので、座っていた台から降りて別な遊びをしようとしたのです。
この時既に私のペニスはなかば折れていたのでしょう、台から降りてみると到底耐えようの
ない激烈な痛みがペニスの根元を襲ったのです。私はペニスの根元を押さえたまま、泣き
ながら走りだしました。そしてコンクリートの上にビニールレザーを張っただけの粗末な
柱のところに来ると、何を思ったのか柱に胸を打ち付け始めました。その頃の私は太って
いて肉付きがよかったせいか、まるで女の子がおちちを打ち付けているかのように、
ぺちゃんぺちゃんといった音がでました。精液が溜まっていたせいもあるのでしょうが、
その音に何故か異常な興奮を示してしまいます。亀頭を全く摩擦していないにも関わらず、
私は絶頂が近づいてきたことを感じ取りました。まだまだ賢者モードを迎えたくなかった
私は何故かふらふらと歩きだして、アクメを抑える方法はないかと彷徨います。ですが、
オーガズムを抑える方法はありませんでした。精液を受けるものさえ見つからず、やむを得ず
左手で受けることにして、そのまま新たに亀頭を刺激することさえなくアクメを迎えました。
何故そうなったのかは全く判りませんが、精液はあとからあとからとめどなく発射されます。
いったいいつ射精が終わるのか不安になってきました。暫く絶頂を堪えて漸く射精が終わると、
手で受けるはずだった精液は、余りに大量だったため殆どが絨毯にこぼれてしまいました。
ちゃんと計った訳ではありませんが、50mlはあったはずです。決して誇張ではありません。
いやな賢者モードは直ちに襲ってきました。あとはただ、絨毯にこぼれた大変な量の精液に
途方に暮れるばかりです。絨毯をどうにかしないとと思っても、ティッシュで拭ったり、
水を掛けて拭ったりしても、精液が落ちるはずはありません。零れたのが精液であるだけに、
名乗り出て謝ることも出来ません。ホテルの人にはとんでもなく申し訳ないことをしてしまい
ました。
あとに残ったものは、汚れた絨毯、拭おうと足掻いた後のティッシュ、強烈な後悔の念、
しつこい賢者モード、そして一向にひかないペニスの根元の痛みです。

ここまで読んで、ペニスは折れなかったんだから、実害は絨毯の汚れだけじゃないかという
人もいるでしょう。なぜペニスが折れていたことを望むのかといぶかる声もあるでしょう。
しかし、この時を境に、私のペニスは付け根の部分が妙にぐらぐらするようになって
しまって決して戻りませんでした。やはり、なかば折れていたのです。そして、そんなこと
では到底懲りない私は、この日を境に一層色狂いが暴走してゆくのです。そして、金玉叩きに
溺れて、最後には冒頭2番目に紹介した記事の通りに、余りに大きい代償を払わされることに
なってしまうのです。もしあの時、手で曲げただけの時点でペニスが折れていたら、逆に私の
色狂いにブレーキがかかって、もしかしたら今でも男性機能を残していたのかもしれないのです。
私には、色狂いのためにバチが当たったに違いありません。どう悔やんでも取り返しは
つかないのです。今これを書きながら、涙が溢れてきました。

以上が、事の一部始終です。私は、とても長い間この記事やそのほかの記事に書いたことを、
誰かに打ち明けたいと切望してきました。ですが、読んで頂いて、それが内容的に到底無理で
あることを納得して頂けるでしょう。いま、匿名のブログというメディアによって漸く打ち
明けることが出来たのです。この日を待つ時間は余りにも長すぎました。もし、匿名で打ち
明けるという手段がもっと早く手に入っていたら、私の運命も変わっていたかもしれません。
この気持ちを表明すること自体が、私にとってとんでもなく長い間のタブーでした。
こんなバカげた打ち明け話に付き合わせてしまったことを申し訳なく思っています。
そして、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。