12/8 オンゲキ騒動について
今回は12月8日にオンゲキで起こった、騒動についてアーカイブとして残すためにまとめていきたいと思います。騒動の発端は、移植曲についてです。
今回の移植楽曲は、東方楽曲の移植であり東方界隈での有名楽曲が移植されるというイベントでした。問題となったのはその中の一曲であるSatori~3rd EyEsという楽曲です。
上記の動画のようにBMS楽曲です。BMS楽曲の中にも東方楽曲のアレンジというのはよくありますが、もう一曲聞いてほしいです。
こちらは3y3sというBeatmania IIDX(通称弐寺以下弐寺呼び)の楽曲です。弐寺でもボス楽曲としても高い人気を誇り、また同じBEMANIシリーズでも移植があまり進んでいない楽曲ですので、移植を渇望するプレイヤーが多い曲です。
2つの曲を聞いて似ていると思った人もいるかもしれませんが、実は3y3sを東方楽曲とリミックスした楽曲がSatori~3rd EyEsという楽曲で、実質3y3sのリミックスverと言える楽曲です。
BMSは弐寺のシミュレーションゲームですので、弐寺曲をリミックスした楽曲も少なからず存在します。グレーと言えばグレーですが、非営利目的であり宣伝につながることもあるためKONAMIが目をつぶって見逃している状態です。
また、KONAMI楽曲のアレンジではある同人音楽サークルがBEMANIシリーズの楽曲をリミックスしたアルバムを販売しようとして、差し止められたこともあり、BMSの中でも特にグレー度が高い楽曲と言えるでしょう。
そのため、今回の移植はあくまで個人目的で利用する場合でのみ特例で目をつぶっていた楽曲を、ライバル企業が商業的に大っぴらに利用するということで騒ぎになったわけです。
さらに、チュウニズムでも前例を残しておりアンドロメダという楽曲のリミックスである、星の器という楽曲を東方コラボと題して収録したという実績もあり、この時もかなりの騒動になりました。
前回はアンドロメダですが、今回はボス曲である3y3sのすっぱ抜きであり非難は前回以上であると思われます。ここからはこの騒動の悪影響を考えていきたいと思います。
1 BMS界隈の悪影響
BMSはKONAMIが使えるから見逃しているのであって、潰そうと思えばいつでも潰せるものです。そのため、このような事態が起こり続けた場合BEMANI全体に悪影響を及ぼしてしまうのでBMS自体が消滅する可能性があります。長期的にはコンポーザーの発表の場が失われるので、BMS界隈のコンポーザーを多用している音楽ゲームはコンポーザー不足になってしまいます。
また、BMSを音楽ゲーム収録の足がかかりにしようとしているコンポーザーを考えると、BEMANI楽曲をリミックスすれば音楽ゲームに進出できるという悪しき前例を作ってしまうので、オリジナル楽曲が作られなくなるというデメリットも存在します。
2 SEGAゲーへの信頼がなくなる
今回の騒動では実質ボス曲の無断使用が発端です。曲をパクられた側のBEMANIはオリジナル楽曲が多くそれらに愛着を持っているプレイヤーが多いです、その中でも弐寺は長年プレイしているプレイヤーが多いので、楽曲に愛着を持っているプレイヤーも多く、抜け道のような方法で曲をすっぱ抜いたら勝手に曲を盗まれたと思うのも当然です。
KONAMIが使えると思ってBMSの存在に目をつぶっていたのも原因ではありますが、KONAMIが文句を言わないのをいいことにどんどんコピーBMS楽曲を収録していって、著作権の有名無実化をしていった場合、SEGA音ゲーひいてはSEGAの存在そのものの信頼が揺らぐことも想定できます。
この出来事で、不快になりもう二度とSEGAのゲームをやらないというプレイヤーも少なからず生まれてしまったかもしれません。
また、セガの音ゲーはBMS界隈出身のコンポーザーの楽曲が多く、オリジナル、移植問わずかなりの部分でBMS界隈とかかわりがあります。そのため、BMS楽曲、BMS界隈出身コンポーザーの楽曲提供が禁止された場合、ゲームの運営自体立ち行かなくなるレベルでのコンポーザー不足が発生します。こうなった場合は、いくら成功しているチュウニズム、maimaiでらっくすをもってしても恐らく立て直すことは不可能に近いです。
そういう意味でも、下手なことをしない方がかえって利益的には都合がいいです。
「SEGAゲーへの信頼がなくなる」の理由がよくわかりません。
具体的になぜそうなるのか?の記述が必要ではないでしょうか。
これではただの心理の誘導だと思います。
一応理由を書き足しました。
BEMANIユーザーとしての偏見がどうしても混ざってしまうことに関しては、ご容赦ください。
1.に関して、他にもBMS曲を移植している太鼓やグルコス、海外産スマホ音ゲーは全スルーですがセガの収録だけが界隈に悪影響を与えるのでしょうか
叩くために勝手に主語を大きくしていませんか
2.の「セガの音ゲーはBMS界隈出身のコンポーザーの楽曲が多く~」以降のところは因縁をつけたいだけにだけに見えます
界隈外のアーティストの楽曲の方が圧倒的に多いのですが運営が立ち行かないと判断できる理由をデータで示した方がいいのではないでしょうか
セガの音ゲーが気に入りませんって正直に書いた方がいいのではないでしょうか
今回騒動となった楽曲は作曲者が元ネタを名言している楽曲ですが、KONAMI社のゲームに収録されている「FIRE FIRE」では同様に作曲者がある楽曲をリスペクトしているとコメントされています。他にも別の曲に似ている楽曲が太鼓の達人などSEGA社以外の音ゲーに収録されていますが、個人的にリスペクト楽曲についてどこまで許されるべきだと思うか教えていただきたいです。
FIRE FIREは一応許可をもらったらしいですね。それは置いていてとりあえず、同社内の曲をリミックスするのは問題ないでしょう。また、許可を取った状態ならば他者楽曲のリミックスも問題ないと思います。
今回の場合で問題だと個人的に思うのは、SEGAがライバル企業のKONAMIの楽曲をリミックスすると明言せずに、あえてBMS楽曲の中からリミックスソングを収録して、収録した際のパッケージもあくまでBEMANIシリーズに原曲があるBMS楽曲と明言せずに、東方楽曲のリミックスでありBEMANIは関係ないと開き直ったような態度が一番の問題だと思います。
蛇足ですが、個人的な願いとしては、海外製スマホゲームなどと違い日本国内の大手ゲームメーカであるSEGAのゲームは売れていますしブランド力もあるのですから、このような形でなく、3y3s原曲をKONAMIと交渉して入れてほしかったというのはあります。
SEGAが「実質ボス曲を無断使用した」証拠はどこにあるのですか?
もしかしたらKONAMIとSEGAが秘密裏に合意している可能性も0ではないですよね
この手の記事を書くのであれば、しっかりと証拠を出して論じるのが当然ではありませんか?
何も証拠が出さないのにもかかわらず、一方的にSEGAが悪いと断じるような文章を公に向けて発信すること自体に違和感を禁じ得ません。
チュウニズムにエレクリを移植した際には、公式の移植でしたので©konami amusementとしっかりと書いております。前回も星の器で炎上したことを考えると、本当に炎上を防ぎたくてなおかつKONAMIに許可を取っているならば告知のどこかに©konami amusementと入れるはずです。また、チュウニズムの譜面製作スタッフにはKAC出場者がいるとされるツイートが公式から発表されたことで、この楽曲が炎上を引き起こす可能性が高いという事実は知っていたはずですので、確信犯の可能性が高いです。
©表記の意味をご存知ですか?
KONAMIが一切の権利を有していない本楽曲は、そもそも「©konami amusement」を掲載することは不可能です。
もう少し権利関係を勉強した上で反論されることを推奨いたします。
記事全体やコメントから察するに、憶測と私見、そして誤った知識を有したまま書き殴っている点が見受けられますし、
「音楽ゲームに悪影響を及ぼしている」とすれば、
こういったネガティブ要素でしかない記事の掲載が原因の一つであることを自覚していただきたいです。
音ゲーの未来を案じるのならば、もう少し違った方向性で盛り上げようとして下さい。
twitterで炎上の件を見かけ、ネットでいろいろ調べている内にここに来ました。
Ⓒについての考察は私見では的を得ていると思いますが、両社間で承諾があった事を願うばかりです。
1,2についても概ね同意見ですし、本当に危うい問題だと思います。明確な記載や名言があればこんな話をする必要もないのですが…いろいろとやるせないです。