【12月10日 AFP】フランスのデータ保護機関「情報処理・自由全国委員会(CNIL)」は10日、ウェブサイトの閲覧履歴を記録する「Cookie(クッキー)」を利用した広告をめぐり、米グーグル(Google)の2部門に総額1億ユーロ(約126億円)、米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の子会社に3500万ユーロ(約44億円)の制裁金を科したと発表した。

 制裁理由は、「事前同意を得ず、十分な情報提供もせずに(中略)ユーザーのコンピューターに広告用クッキーを設定した」ためとしている。

 クッキーは、ユーザーのパソコンのブラウザーに保存される情報で、ウェブサイトを訪問した履歴が記録される。(c)AFP