世田谷区が「社会的検査」 介護職員ら無症状でもPCR
潜望展望
[有料会員限定]
新型コロナウイルス対策で、東京都世田谷区が介護施設職員らを対象に無症状者へのPCR検査を進めている。検査は通常、症状のある人が受けるため一部の区議からは批判も出た。「社会的検査」と名付けた区は重症化リスクの高い施設内の感染者発見が重要とみて検査を始め、国も財政支援を決めた。
9月下旬、区内の特別養護老人ホームの入居者に感染が疑われる例が生じた。入居者は陰性だったが、施設は念のため区に社会的検査を要...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り989文字