西川 将人 旭川市長:「旭川市の医療は危機的」
自衛隊の派遣を要請です。複数の大規模なクラスターが発生し、医療体制に支障をきたしているとして旭川市は12月7日、自衛隊に看護師の派遣を緊急要請しました。
西川 将人 旭川市長:「新型コロナウイルス感染症にかかるクラスターが発生している医療機関や施設に、自衛隊の派遣要請を決定したので報告する」
旭川市の西川将人市長は7日、自衛隊の災害派遣要請を北海道に対して行いました。要請は7日から2週間程度で、市内の医療機関に看護師の派遣を要請しました。
西川 将人 旭川市長:「今回の自衛隊派遣要請、市にとって重い決定」
旭川市内では、旭川厚生病院で6日時点で国内最大のクラスターとなる224人が感染。吉田病院でも187人が感染するなどクラスターが拡大しています。
今回派遣されるのは自衛隊の看護師10人で、5人単位のチームを2つ編成し、派遣先を今後検討します。しかし、現場から必要されている人数は…
Q.何人不足?
旭川市の担当者:「吉田病院20人、北海道療育園で看護師4人と介護士8人と聞いていた」
病院では現場の看護師に感染が拡大することで、病棟の看護師が不足する悪循環が続いていて、医療体制を守るために医療従事者をいかに確保するかが大きな課題となっています。